郡山駅で買えるお土産オススメ17選！人気お菓子〜駅限定スイーツも！2020最新

郡山へ新幹線で観光に訪れるとなると、お土産を買う場合、1階の「郡山駅おみやげ館」や、2階にある「おみやげ処 あさか野」などで、お土産の大半を揃えることになるでしょう。名物菓子のままどおるや薄皮饅頭などもそこで購入できますが、他にもたくさんの商品がズラリと並んでいるので、どれを選ぼうか悩んでしまいます。

試食できる商品もたくさんありますが、前もって特におすすめのお土産をここで押さえて、スムーズに買い物を済ませましょう。筆者は福島県出身なので、自信を持っておすすめできるものに厳選しました！

まずは定番中の定番お土産、ミルキーさがおいしい三万石の「ままどおる」から。「ミルクたっぷりママの味」とCMでも謳われていますが（県民の間ではコレが有名）、パッケージにも子供を抱っこするお母さんの温かい絵が描かれています。お菓子自体も白あんとミルクが合わさった優しい味わいで、和洋折衷な焼き菓子に仕上がっています。

ままどおると並んで地元民から長年愛されている、同じく三万石の名物菓子が「エキソンパイ」です。エキソンとは、フランス語で盾という意味で、その名の通り盾の様な形が特徴的。ボリューミーなので、ちょっとした軽食にも向いています。パイの中に入っているのは、何と白あん！珍しい組み合わせですが、くるみの食感も相まって、唯一無二のスイーツに仕上がっています。

郡山市内のパン屋「ロミオ」が発祥のソウルフード「クリームボックス」は、郡山駅の三万石でも1日200個限定で購入可能。練乳クリームが塗られた食パンで、可愛いデザインの箱に詰められ1枚1箱で販売されています。しつこくなくサッパリした甘さの練乳クリームと、柔らかい食パンとの相性がなんとも絶妙な、優しくておいしい菓子パンです。

こちらは、筆者が初めて食べた時に衝撃を受けたお菓子で、昔話の絵本の様な絵柄のパッケージに包まれています。さつまいもの滑らかさと栗のざくざく感、ほのかに白あん、生クリームのマイルドな味わいが合わさって、なんとも言えない新感覚のおいしさが味わえます。スイートポテトに近い味ですが、それよりももっと工夫が施された味が楽しめるお土産です。

ままどおると並ぶ福島名物といえば、やはり柏屋の「薄皮饅頭」！“日本三大まんじゅう”のひとつにも選ばれていることから、地元の方にとっても誉れ高い存在となっています。特徴的なのは、やはりその極薄の皮にあるでしょう。その薄皮が、こだわりの甘すぎないあんことの相性抜群なのは、もう言うまでもありません。

ご年配の観光客の方がバスツアーで爆買いされるお土産なので、お年寄りを中心に支持される人気不動のおまんじゅうでしょう。

薄皮まんじゅうに並ぶ柏屋の二大ロングセラー商品「檸檬（れも）」は、レモンカラーのパッケージが目にも鮮やかな、フランス産チーズがベースの濃厚なチーズタルト。コクのあるチーズの味わいを中和する様に、爽やかなレモンの風味がサッパリとした後味にしてくれます。

続いて「胡桃（くるみ）」ですが、またまた柏屋になってしまいました。ここは新商品をよく出しているので、紹介するものがたくさんあるんです。パッケージがシンプルなので、デザイン重視の方も買いやすいでしょう。ちなみにこの胡桃は、5年連続モンドセレクション金賞を受賞したお菓子でもあります。

またもや柏屋から、りんごのパッケージが何とも可愛い「ポムポムショコラ」をご紹介。見た目ですでに乙女心をくすぐるので、掴みはバッチリでしょう。デザインが可愛らしいだけでなく、味ももちろんおいしいです。柔らかくしっとりとしたサブレの中には、とろけるようなチョコとリンゴが詰まっています。

この「柏やき」も、薄皮饅頭や檸檬と並ぶ柏屋の人気商品です。要はどら焼きですが、どら焼きというと一般的には、あんこたっぷりが好まれるもの。この柏やきも最初はあんこたっぷりだったのですが、なかなか売れませんでした。しかし「あんこが多すぎて食べられない」という、お客さんの意見を採用し、現在の量にまで減らしたところ、ヒット商品となったという経緯があります。

かんのやは郡山市のお隣、日本五大桜で知られる三春町の菓子メーカー。ここの看板商品は「家伝ゆべし」で、特徴的なのはその形。メーカー曰く、鶴が翼を広げた形を模しているとのこと。三春町にはかつて舞鶴城というお城があったので、鶴には元々縁のある土地なのです。ちなみに筆者は、家伝ゆべし以外のゆべしの形を見たときに衝撃を受けました。

同じく、かんのやの家伝ゆべしですが、こちらは季節限定商品の会津山塩となっています。会津は塩の産地で、その塩は温泉から採取されています。その起源ですが、塩が貴重だった頃の会津に訪れた弘法大師が護摩焚きをしたところ、塩泉が湧き出たという伝説から今日まで伝えられてきています。

続いて向山製作所発の生キャラメルです。「え？お菓子のメーカーだよね？」と、混乱する方もいらっしゃるでしょう。それは間違っていませんが、元々は機械産業がメインの企業で、近年からフード事業に参入しています。味のバリエーションは、ベーシックなノースミルク（人気No.2）、カラメル（人気No.1）、抹茶、紅茶、えごま、山塩などがあり、いずれも高級感のある口当たり。

同じく向山製作所から、「生キャラメルソースプリン」を選ばさせて頂きました。こちらも生キャラメル同様、高級菓子となっています。プリン自体は甘さ控えめでありながら滑らかで濃厚。ソースを加えると、抜群においしいプリンへとグレードアップします。

玉嶋屋は江戸期創業の老舗和菓子店で、本店は有名な智恵子抄でも知られる二本松市に構えられています。ここの玉羊羹は、食べ方がちょっと独特。玉状の羊羹がゴムにピッタリ包まれており、爪楊枝で刺せばゴムがつるんと剥けて、爪楊枝が刺さったまま食べられる状態になります。人と一緒に食べた方が、相手のリアクションも楽しめるのが、この羊羹の面白さでしょう。

福島県のいわき地方にある浪江町。某番組の村企画でも有名ですね。ここの名物と言えば、極太の麺が特徴的な「なみえ焼きそば」になります。浪江の方には新幹線が通っていないので、観光に行かれる方は、まずいないでしょう。しかし、せめて焼きそばだけでも買ってみてください。ラーメンと同じ様に3食入りで販売されているので、ご家庭用に買って頂くのが良いでしょう。

福島県へ観光に来たら、やはりこのお土産は買っておかないと！というグルメのひとつ「喜多方ラーメン」。元々喜多方は蔵の街で、醤油や味噌の蔵元が多く、またそれらを支えているのが飯豊山から流れるおいしい地下水となります。そんな豊かな環境だからこそ生まれたこの喜多方ラーメンは、醤油味が主となっています。

会津天宝醸造のおかず味噌シリーズは、地元で愛されるロングヒット商品。ラベルはなぜか2タイプある様です。会津天宝は、スタンダードなお味噌も麹の風味が効いていておいしいのですが、おかず味噌シリーズもおすすめ。にんにく味噌やねぎみそ、大葉みそ、ゆずみそなど、まだまだ魅力的なご飯のお供が販売されているのでチェックしてみてください。

郡山へ新幹線で観光に行かれる方は、主に1階の「おみやげ館」と、2階の「あさか野」で、お土産を買うことになるでしょう。地元の有名な名物はもちろん、個数や季節が限定された商品もある程度は購入できますので、かなり利便性の高いお土産屋さんになっています。

ちなみに郡山駅の新幹線のホームでは、福豆屋という駅弁屋さんが「海苔のり弁」というお弁当を出しています。こちらは元々、駅弁通の間では人気で有名な駅弁でしたが、JR東日本主催の「駅弁味の陣2018」にて、晴れて最高賞に選ばれました。新幹線でお帰りの際は、是非ともご賞味ください。