【稚内】地元民が通い詰める居酒屋10選！新鮮な魚介や名物グルメに舌鼓！

稚内は日本の最北端ということもあり日本海とオホーツク海が交わる貴重な漁場で、ミズダコやホッケ、にしん、ほたて、海藻類など、豊富な海の幸が頂ける場所です。また魚介以外にも宗谷黒牛やじゃがいもはとても美味しいので、訪れた際は是非食べて頂きたいです。今回は稚内の美味しい居酒屋10選を、ご紹介します。

稚内駅より徒歩10分程の場所にある「網元」。漁で使われる浮き球を照明にした暖みあるゆっくりとした雰囲気の居酒屋です。気さくなおかみさんの温かなおもてなしで、自称「稚内市一料理が遅い」とユーモアたっぷりに心のこもった美味しい北海道料理を提供してくれる飲み屋さんです。

営業時間は、17:00～23:00(定休日：水曜)となっています。

ホタテの殻を器にして北海道オホーツク海の幸エビ・カニ・イカ・白身魚や葱・白菜などの野菜をみそ味で煮込んだお料理です。北海道の夜は夏でも涼しいので、冷えた体に染みわたる、人気の一品です。

稚内ではミズダコの水揚げ量日本一。なので稚内での食事処ではタコをしゃぶしゃぶで頂く「タコしゃぶ」が有名なのですが、「網元」は "タコしゃぶの元祖"なんだとか。旨味のつまった出汁にタコをくぐらせて頂くプリプリした食感は絶妙の美味しさです。

稚内駅北側より徒歩約10分のうろこ亭は、創業60年以上の水産加工会社が加工場・直売所と併設して営業しているので、新鮮な北海道の魚介類がとてもお値打ち価格で頂けます。また店内から稚内港や漁船が見れるので、とれたてのものを食している という実感がわきます。飲み屋として より、がっつりごはんを、として利用する方が多いようです。

営業時間9:00〜21:00(日曜営業)、定休日は年末年始（12/31〜1/6）・1〜3月、10〜11月の日曜日＊時間が変更になる可能性もあるので、事前にお電話などでの確認をおすすめします。

活きの良いほたてを網焼きでいただけます。醤油とバターの香ばしい匂いがたまりません。直結している水産加工場では、ほたてを自分で殻から外して食べる「ほたての殻むき体験(要予約)」も行っていますので、北海道・稚内旅行の思い出に、ぜひ。

宗谷黒牛(そうやくろうし)とは、日本最北端に位置する北海道宗谷岬牧場で生産される肉牛で、仔牛の頃から一貫して飼育、自給の牧草を中心に与えており安心安全にこだわっています。濃厚な赤身肉とクドくなく甘みのある脂分が特徴です。最北端の黒牛をぜひ肉厚なステーキにて召し上がって下さい。

他の居酒屋ではとうていお目にかかれない、濃厚で旨味あふれるウニを丼に山盛りにのせて頂けます。ウニの種類はバフンウニ・ムラサキウニがあり、「2種類一緒乗せ」のメニューもあるので、稚内に来た思い出に奮発して食べてみてはいかがでしょうか。

ウニを提供できる時期が4月～9月、またシケにより提供できない場合もあるので、ウニを目指して来店される方は事前にお電話をして確認した方が良いかもしれません。

南稚内駅から徒歩約5分の場所にある「居酒屋 雑魚や」。カウンター数席にテーブル2台の、こじんまりとしたお店ですが、細やかな気配りや食材へのこだわりから、地元の方や観光客のリピーターが多い居酒屋です。

営業時間は18:00～24:00(定休日：日曜日)。席数が少ないのもあり、開店早々満席ですので、事前に予約をして行くことをおすすめします。

串ものは焼き具合が絶妙で、かつリーズナブルにいただけるので、稚内に来て魚介をメインに食べてこられた方には箸休めとしても、オススメです。

雑魚やさんでのイチオシはお刺身です。新鮮な魚介類を丁寧にさばいてらっしゃるので、身が締まってプリプリした食感と旨味に箸が止まらなくなります。絶妙なお酢加減のシメ鯖も食べてみて下さい。

JR「稚内駅」から徒歩約5分の所にある「北の味心　竹ちゃん」。旬な海鮮食材を寿司だけでなく郷土料理や海鮮丼などで提供され、様々な年齢のお客さんが足繫く通っています。店内のいけすには様々な魚介が入っていて、注文したらその場でさばいてくれる鮮度の良さも自慢です。

営業時間は営業時間は、昼11:30～14:00、夜17:00～22:00(ラストオーダー 21:30)休みは不定休です。開店からすぐに満席になることもあるので、事前に予約して行くことをおすすめします。

新鮮なぼたん海老を職人の火加減により旨味が凝縮され、殻はパリパリと食べれて、中身はホクホクジューシー。ビールにとても合うのでおすすめです。

毛ガニは注文されてから店内のいけすから取り出され、熱々の茹でたてを頂けます。(値段はサイズ・重さにより変わります。)足は重く太く身が詰まっており、カニ味噌もたくさん詰まっていて、食べ始めたら無言で食べ続けてしまう程の美味しさです。

南稚内駅から徒歩5分以内で行ける立地の良い「北の海鮮ろばた 魚吉」。このお店はグループ経営でやってらっしゃるので、安定して提供できる品数の多いメニューが自慢です。店内も広く間仕切りで個室にもできるので、家族で訪れてもそれぞれ好きな食べ物を探すことができます。

営業時間は17:00～23:30(ラストオーダー23:00)、定休日(12月31日)

稚内ブランドの勇知いもは、安心安全をモットーに作られていて、冬の期間、雪氷貯蔵施設で保管されることにより、春になると糖度が果物並みになりスィーツ用にも注目されています。揚げたてでサクサク、ホクホク甘みのある味わいをお楽しみください。

ひときわ目を引いて人気なのが、こちらの刺身の玉手箱です。お刺身の美味しさはもちろんのこと、玉手箱からドライアイスの煙が漂っている演出には子どもも大喜び間違いなしなのでおすすめです。

店内は昔ながらの居酒屋スタイルで、レトロで賑やかな飾りが不思議と心落ち着きます。また個室はありませんが座敷があり、ゆっくりくつろぐことができます。　水槽にはカニがいて、注文により活きの良い状態で調理してもらえます。

営業時間は17:00～23:00です。(定休日：不定休)

都会に住んでいる方にはピンと来ないかもしれませんが、北海道は野生動物と人間の距離が近く、しばしば稚内駅前でも鹿が歩いている光景を目にすることがあります。地元の鹿かどうかは分かりませんが、鮮度の良い鹿肉を使っているので、獣臭くなく、牛肉のような旨味が詰まった一品です。

手のひらより少し大きめサイズのきんきの唐揚げです。しっかり揚げられているので、上品な白身肉の美味しさははもちろんのこと、骨まで香ばしく食べることができます。

南稚内駅から徒歩10分程の場所にある「風致」。一見こわそうだけど気さくな旦那さんと優しい奥様とで営業しているアットホームな飲み屋です。個室はなくカウンターと座敷があります。新鮮な美味しい魚介はもちろんのこと、串や焼き物など飲み屋さんらしいおつまみからしっかり食べれるお食事系メニューまで揃っています。

営業時間は17:00～23:00(ラストオーダー22:30)です。(定休日：基本的に日曜日)

北海道で獲れる旬のサンマは東北に下っていく前の状態のものなので、栄養豊富でまるまる太っており、脂のりが違います。焼きも煮つけも美味しいですが、ここでは新鮮な刺身で綺麗な盛り付けにて頂くのがおすすめです。

飲み屋さんでオムライスは珍しいかと思いますが、ここ風致さんのオムライスは、チキンライスの肉感と卵の丁度よい厚み、そして濃厚なデミソースがとてもマッチしており、南稚内駅の飲み屋街からは少し離れているものの、このメニューのために訪れる常連さんも多いのだとか。

南稚内駅から徒歩5分程の場所にある「やきとりとりおやじ」。2018年12月6日より新店舗へ移転オープンしました。あまり地方の飲み屋さんはインターネットでの情報が少ないのですが、こちらの店主はマメな方で、Twitterへ頻繁にお店の情報をのせてらっしゃいます。稚内へ訪れたくさん魚介を食べたから、少し他のものを食べたいな という方にもおすすめです。

営業時間は17:00～23:00です。(定休日：不定休)　個室はなくカウンターとテーブル2卓で、人気店のため事前に席が空いているか確認してから行く方が良いかもしれません。

飲み屋さんらしく、すぐに出る冷奴、串ものからモツまで幅広くメニューが揃っています。串ものは火加減が丁度良く、炙ることにより硬くなり始める前のジューシーな状態で提供して頂けます。

モツ系も人気です。下処理を丁寧に行うことでモツ系独特の臭みが強くなく、普段食べなれてない方も美味しくいただけます。出汁の効いたそば・うどんは冷えた体を暖めてくれます。

南稚内駅から徒歩3分程と利便性の良い「居酒屋るぱん」。気さくな店主がお一人で経営なさっています。吉田類さんの番組「酒場放浪記」で取り上げられたお店でもあり、どのお料理も間違いありません。個室はなくカウンターと小上がり席のみです。

お一人でやってらっしゃる為、お料理の提供に少し時間がかかる場合がありますが、そんな時はゆったりとお店の雰囲気を味わって、隣の席のお客さんと楽しく会話を楽しんで気長に待つ、というのも一興かと思います。営業時間は営業時間は17：00～23：30です。(定休日：日曜日)

程よい焼き加減のほっけを食べながら、忙しい日常をいったん忘れて日本酒を片手にゆっくり時を過ごすのも、良いものです。

居酒屋るぱんさん人気の、うにどうふ鍋です。せっかくのウニを鍋に？と思うかもしれませんが、贅沢にのせられたウニの旨味と豆腐の優しい口あたり具合が、身体中に染みわたります。

稚内駅から徒歩5分ほどの場所にある「炉端 蝦夷の里」。外からお店を見てもほんのり光が灯っている位なので営業しているか分かり辛いかもしれません。中に入ると北海道の炉端焼き屋の雰囲気がぴったりの内装と、優しいおば様が迎えてくれます。

営業時間は18:00～23:30です。(定休日：日曜・祝日)

ルイベとは北海道、元来はアイヌの郷土料理の名前で、凍らせた鮭を刺身にして食べます。凍った鮭のシャリシャリした触感から口の中で溶けて触感が変わり、その時出てくる鮭の脂ののった旨味がとても美味しいです。

「蝦夷の里」さんでのおすすめは、つぼ鯛です。スズキ目の深海魚で、年々人気が上がっていき、現在では高級魚に位置づけられています。写真だと小さく見えるかもしれませんがとても肉厚で脂がのり、身が締まりすぎていないのでふっくらジューシーに頂けます。

北海道は稚内の美味しい魚介を扱う居酒屋さんをご紹介しました。日本最北端の街、といこともありなかなかネットでお店を探しても、見つかる情報は多くありません。そういう時は、地元の方に話しかけて世間話も交えつつどんなお店がおすすめか教えて頂くのも、旅の楽しみのひとつかもしれませんね。