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稚内は国内最北の地。日本最北端の岬に立つと、海の向こうにうっすら見えるサハリンはもう日本ではなくロシア領です。そんな、国境を間近に感じられる稚内は、海と緑を同時に楽しめる欲張りなエリアでもあります。絶景が臨めるポイントや見ておきたい稚内の定番観光スポットを、11か所ご紹介します。
日本で一般人が足を踏み入れることができる最北端の地として有名な宗谷岬へは、稚内駅から路線バス、または自家用車でおよそ50分で到着します。日本最北端を示す碑なども建っていることから、道北旅行では定番とも言える観光スポットです。また、かつて戦争で争ったロシアとの国境が近いことなどから、戦時中の建物が残っている他、平和祈念、鎮魂の碑なども建てられています。
宗谷岬の先端、北緯45度31分22秒に建つ「日本最北端の地の碑」は、宗谷岬のシンボルといえる定番の記念碑で、カメラを構える観光客も多い人気のポイントです。三角形の形は北極星の一稜をモチーフとしており、丸い台座は「平和と協調」を表しています。冬場は寒いので、碑をゆっくり見たいのなら春・夏の旅行で訪れるのがおすすめです。
たかちゃんさん
評価:5.0
訪問時期:6月
しばらくぶりで日本最北端の地を訪れました。モニュメントの前では多くの観光客が記念撮影をしていました。前方には花壇もあり、アルメリアのピンクの花がきれいに咲いていました。
この口コミは2人が参考にしています
宗谷岬公園には、旧帝国軍が使用した軍事施設「大岬旧海軍望楼」が残されています。日露戦争においてロシアの艦隊の動きを観察するために建てられましたが、現在は観光施設となっており、望楼に上がることができます。望楼の上は、冬は風が冷たく寒いですが、サハリン方面の絶景が良く見渡せるスポットになっています。
小樽から稚内まで、海沿いにおよそ380km伸びる「オロロンライン」は、ドライバーには有名どころの定番ドライブルートです。「ここ本当に日本なの?」と目を疑うような、どこまでもまっすぐに伸びた道は、特に道外からの旅行者に人気。観光目的ならずっと海側を走れる小樽側からスタートするのがおすすめです。
北海道の雄大さを改めて思い知らされる「サロベツ湿原」は、稚内から約40km南に広がっています。遅い春から短い夏の間は緑と花が出迎えてくれます。定番観光スポットですが、貴重な生態系を維持している重要な湿原として、ラムサール条約で保護されているので、訪れる際はマナーを守りましょう。
アスリートGTさん
評価:5.0
訪問時期:7月
あたり一面に広がる原野は気持ちも心も洗い流してくれるほど爽快で、立っているだけで気持ちよい。
とにかく、スケールが半端ない。
この口コミは1人が参考にしています
「日本百名山」に名の挙がる「利尻山」。「利尻富士」という別名の方がもしかしたら有名かもしれません。オロロンラインを北へ進んでいくと、稚咲内海岸のあたりで見えてきます。島の中央にそびえる1700メートルほどの利尻山は、あたかも海の上に浮かんでいるように見えてとても幻想的です。なだらかな山肌に白い雪化粧が施される冬に見てみたい絶景です。
JR稚内駅から徒歩約15分の「稚内港フェリーターミナル」から、「ハートランドフェリー」が運行しています。利尻・礼文島、奥尻島の2種類のルートがあり、各ルート約2時間の船旅です。それぞれのルートで2艘ずつ運行されており、レディースルームや特別室など、船ごとに船室にもこだわりがあります。
北海道で定番のお土産といえば「白い恋人」。利尻島には、そのパッケージとほぼ同じ景色を見ることができる「白い恋人の丘」があります。雪がなくても稜線を見ればすぐパッケージが頭に浮かびそう。
是非カップルで訪れたいスポットですが、実はここでプロポーズをすると、鴛泊港フェリーターミナル観光案内所で、「プロポーズ証明書」がいただけるのです。「そろそろ…」と考え中のカップルさん、旅行計画の参考にしてくださいね。
まおじろうさん
評価:4.0
訪問時期:6月
少し国道沿いから上に上がりますが駐車場はありました。白い恋人のパッケージにもなっている利尻富士のイメージです。
気をつけてないと見落とすスポットですね。
この口コミは1人が参考にしています
自然にあふれる利尻島では、夜空の星がとても美しく見えます。特に冬の空は澄み切って、360度ぐるりと、きらめく星を満喫できます。夜道でも絶景スポットへ迷わず行くには、ガイドさんについてもらうのがおすすめ。時間になると宿まで迎えにきてくれるので、しっかり着込んで出かけましょう。
ノシャップ岬までは札幌から車で約6時間。「ノシャップ」とはアイヌ語で「岬が顎のように突き出たところ」という意味を持っています。利尻富士や礼文島、ロシア領であるサハリンなどを眺めることができ、特に沈む夕陽が美しい景勝地として有名な場所です。
7月から8月頃にかけての早朝、当地の名産・利尻昆布取りを見ることができます。取った昆布は並べて干し、全国各地へと運ばれていきます。
ノシャップ岬からは夕陽が綺麗に見えます。特に冬は空気が澄み、空が鮮やかなオレンジ色に染め上げられます。「ノシャップ寒流水族館」前にその日の日没時間が掲示されているので、その30分くらい前から眺めると良いようです。
thillさん
評価:5.0
訪問時期:12月
稚内から頻繁にバスが出ているのでアクセスしやすいです。この岬から見る利尻と夕陽は時間が動いている事を実感させてくれます。目の前に広がる日本海と、海に沈む夕陽を見ていると寒さも忘れてしまいます。夏はそばに有名なウニ丼の店もあり、夕陽の時間は非常に混雑します。最北感は無いですが好きな場所です。振り向いた丘にあるアンテナ群も素敵ですよ。
この口コミは1人が参考にしています
日本最北端にある水族館、「ノシャップ寒流水族館」へは、JR稚内駅からノシャップ岬へ車で約10分で到着します。一日2回開催されるアザラシとペンギンのショーや、餌やり体験が人気です。
タッチプールでは、ウニ、ナマコ、ヒトデなどと触れ合うことができます。夏はカニ釣り、ホタテ釣りなどが楽しめます。また、90トンの海水を使った回遊水槽では、「幻の魚」とも呼ばれるイトウや、ホッケ、カレイ、オオカミウオなどが思い思いに泳ぐ姿をゆったりと眺めることができます。
冬でもアザラシやペンギンは元気いっぱいです。雪に埋もれるアザラシはキュートで観光客に大人気。また、時間によってはお散歩するペンギンが見られるので、訪れる前に是非チェックしておきましょう。
4月1日から26日までと12月1日から翌年1月31日までは休館です。また、営業日も夏季と冬季で異なるので、旅行前にチェックしておきましょう。
サチコさん
評価:4.0
訪問時期:3月
アザラシの赤ちゃんが可愛くてたまりませんでした。
小さな水族館だと聞いてたので期待してなかったけど楽しめました。ドクターフィッシュが居たので手を入れてみましたよ。
この口コミは1人が参考にしています
宗谷岬から車で10分ほど南に進むと、緑濃い丘陵地帯「宗谷丘陵」が見えてきます。ここでは、これぞ北海道!という雄大な大自然を思う存分満喫できます。
宗谷丘陵には、日本最北のフットパスコースがあり、観光客でにぎわいます。この道は写真の通り真っ白で、「白い道」の愛称で親しまれており、写真を撮る人にも人気。この白、実は帆立貝の貝殻を砕いたものを敷き詰めてできています。天気の良い日は雄大な丘陵を眺めながらゆったり歩いてみましょう。
pilgrimerさん
評価:5.0
訪問時期:8月
白い道も綺麗でしたが、この辺り一帯の景色が素敵で感動しです!(o´∀`o)
どうして貝殻を敷いているのかと不思議に思っていたら、雑草を生やさないためと聞きました!雑草が生えない、水捌けが良い、ぐちゃぐちゃドロドロにならない、加えて見た目が白くてキレイ( ´艸`)
良いことばかりの貝殻効果に驚きです(*^O^*)
この口コミは2人が参考にしています
夏場は放牧された牛がのんびりと草を食んでいる姿を見ることができるでしょう。また、運が良ければエゾシカなどの野生動物たちが顔を見せてくれるかもしれません。
開放期間は5月から10月頃で、秋から冬にかけては閉鎖されています。開放期間は気象状況等によって変わるので事前に観光協会などに確認すると良いでしょう。
宗谷丘陵には、多くの風車が立ち並ぶエリアがあります。この「宗谷岬ウインドファーム」には、57基の風力発電機が設置されており、稚内市の年間消費電力の約6割がここで作られています。丘陵に無数に点在する風車は圧巻です。
こちらは宗谷岬側から見た宗谷岬ウインドファーム。これだけ遠くから眺めても、風車が視界の端から端まで立ち並んでいるのがわかります。
冬に関しては雪がある可能性がある以外は特に春・夏と異なる見所はありませんが、強風が吹き非常に寒いので、しっかりと対策をして観光しましょう。
宗谷丘陵には複雑な形をした地形が点在しています。この地形は、氷河期に地盤が凍結と融解を繰り返した結果できたもので、「周氷河地形」と呼ばれます。
北海道には他にも周氷河地形は存在するのですが、宗谷丘陵は、過去の山火事で木が燃えた後、風が強く寒い気候のため背の高い木が生えなかったことにより、地形を詳細に観測できる貴重なゾーンとなっています。
天然のだんだん畑のようになっている不思議な地形。周氷河地形は土がゆっくりと動いてできた地形なので、複雑なラインを描いているところが多く見られます。
ここは本当に日本なのかと思うくらい、360度ぐるりと何も遮るものなく見渡せます。こんなに地平線が見られる場所は、山がち海がちな日本ではとても貴重ですね。
まうちゃんさん
評価:4.0
訪問時期:7月
幹線道路から山の方へ向かうと現れる不思議な丘陵地帯。何とも言えないでこぼこな丘陵が360度広がり、牛が放牧されていて、海の近くとはおよそ思えません。
この口コミは1人が参考にしています
夏は緑の丘陵も、冬は一面の銀世界となります。晴れた日には、緩やかに続く白い雪原と青空の美しいコントラストが見られるでしょう。
稚内市内を一望できる高台にある公園で、稚内市民の憩いの地であり、観光客にとっては是非訪れたい観光スポットでもあります。園内には多くの石碑なども建てられ、見所の多い場所です。
5月中旬頃にはヤエザクラ、エゾヤマザクラなどが開花を迎え、訪れる人の目を楽しませてくれます。日本最北の桜を見るなら、この時期に観光しましょう。
秋・冬でも閉鎖されることはありませんが、特別な見所はありません。ただ、雪をかぶった稚内の街並みや碑を見るのも趣深いかもしれません。
ゆめちゃんさん
評価:5.0
訪問時期:8月
公園内にあるキャンプ場を利用しようと公園内に入りました。どんどん坂を上っていくと眺望が開けます。途中にある展望塔には登りませんでしたが、市街地と海が見えます。ノシャップ岬、宗谷岬とはまた違った風景と雰囲気が味わえます。
この口コミは1人が参考にしています
園内には、南極観測で活躍した樺太犬を讃える「南極観測樺太犬訓練記念碑」と、彼の地で命を落とした犬たちを慰霊する「樺太犬供養塔」が並んで建てられています。「稚内と南極の関係って?」と思われるかもしれませんが、実は稚内と南極はゆかりの深い地なのです。
日本が南極へ初調査に出る際、稚内付近に生息する樺太犬を集め、犬ぞり隊が作られました。犬たちはここ稚内公園で厳しい訓練に励み、選ばれた22頭が観測船「宗谷」で南極に赴き任務を果たすものの、帰還時には悪天候が原因で15頭が置き去りにされてしまいました。その2年後、第3次観測隊が発見したのが、生き残った2匹の樺太犬…有名な「タロとジロ」です。
稚内市開基百年記念塔は、地上部分は記念館となっていて、北海道や稚内についての資料が展示されています。展望塔にはエレベーターで上がることができ、天気に恵まれれば利尻島、礼文島や樺太なども臨める絶景観光ポイントです。
マーカスさん
評価:5.0
訪問時期:10月
眺めが最高!
運良く360度、島々が見えました。是非とも行くべきです。
この口コミは1人が参考にしています
稚内市開基百年記念塔のすぐ横には「稚内市北方植物園」があり、300種以上の高山植物や山野草が植えられています。シコタンハコベ、リシリヒナゲシなどの珍しい植物が可憐な花を咲かせているので、是非観光ルートに入れておきたいスポットです。
冬は雪化粧した塔を見られますが、残念ながら塔、植物園のいずれも11月から4月下旬までは閉鎖されて観光することができません。訪れる場合はそれ以外のシーズンを狙いましょう。
稚内公園内にある「氷雪の門」は、かつては日本の領土であった樺太で亡くなった日本人の慰霊塔です。高さ8mの両側の柱は「望郷の門」と呼ばれ、その間に高さ2.4mの女性の像がたたずんでいます。
女性の像を近くで見るとこのようなポーズを取っています。顔は戦争の苦しみを、掌で樺太という故郷と家族を失くした悲しみを、それらの苦しみから立ち上がる決意を足で表しているとされています。
青空の下に白い望郷の門が良く映える、これぞ観光名所とでもいうべき光景が見られます。秋・冬でも見ることはできますが、風が強く非常に寒いので防寒対策はしっかりして行きましょう。
日本最果ての地、稚内の有名観光スポットをご紹介しました。海はもちろん、春夏には鮮やかな緑、秋冬には真っ白な雪景色を見せてくれる雄大な自然を満喫できることでしょう。
通年風が強く、夏でも肌寒い日がある地域なので、準備をしっかり整えて、豊かな絶景を見に行ってみてはいかがでしょうか。