鍵掛峠

日本海側が注目されがちな鳥取のドライブスポットですが、内陸側にも面白いところがあり、標高912メートルの鍵掛峠（かぎかけとうげ）もその中のひとつです。

場所は、大山の南側山麓にあり、岡山県の蒜山高原に続く道の途中にあります。そのまま県を越えて蒜山側に向かう途中から眺められる、豪快な絶景を観賞してください。

鍵掛峠の名前の由来は、大山にある牛馬町で牛や馬を売るために向かう農民たちが、これらの家畜に高値が付くよう、鍵の形をした小枝を木に掛けたというエピソードによるものです。

そんな鍵掛峠が最も美しいのは秋の紅葉の季節です。その時に展望台から見える光景は、通常でも見ごたえある絶景をさらに赤く彩ってくれるでしょう。