長崎市のケーキ屋おすすめ22選！誕生日や手土産に人気な駅チカ店も！

長崎県最大の都市である長崎市は、江戸時代に鎖国政策を敷いた日本の中で唯一、外国との交易が認められている都市でした。そうした背景もあり異国情緒あふれる文化が至るところにある長崎市には、おしゃれで素敵なケーキ屋さんもたくさんあります。そんな長崎市のおすすめのケーキ屋さんを22店紹介します。

長崎市の路面電車である「長崎電気軌道」の「観光通り」電停からすぐのアーケード街の中に「梅月堂 本店」はあります。石造り風のお城のようなおしゃれな外観のお店で、明治27年創業という長い歴史を持つ老舗のスイーツ店です。

「梅月堂 本店」は明治時代に和菓子店として創業しており、その後、洋菓子も扱う総合的なスイーツ店となっていきました。「シースクリーム」は「梅月堂」が作り出した長崎だけのオリジナルで、スポンジケーキに黄桃とパイナップルが乗せられた一番人気のケーキです。カットケーキは300円～500円、誕生日などに最適なホールケーキは3,000円～5,000円で提供されています。

「リモージュ・タケヤ」は長崎電気軌道「観光通り」電停から線路沿いに南東方面へ3分ほど歩いた場所にあります。クリーム色のレンガ調の壁と、ワインレッドのおしゃれな看板が目印です。60年以上の歴史がある老舗のケーキ屋さんで、現在は3代目が受け継いでいます。

「リモージュ・タケヤ」では手土産におすすめの焼き菓子から、ロールケーキは1,000円～1,200円、誕生日用のデコレーションなども可能なホールケーキは1,000円～3,000円となっていいます。人気はドーム型のスポンジに苺が乗せられた「ラブドーム」で、Aカップ（500円）・Cカップ（800円）・Gカップ（1600円）の3種類のサイズがあります。

「パティスリー トロワ エ キャトル」はJR長崎本線現川駅から南東方向へ69分歩いた先にある、国道34号線日見バイパスの近くのお店です。海にも近く、目の覚めるようなマリンブルーの外壁が目印のお店です。バス停からは徒歩2分で駐車場も備えており、バスか自家用車での利用が便利です。

「パティスリー トロワ エ キャトル」はテイクアウトのお店です。近くに「長崎ペンギン水族館」があるということもあり、お店の一番人気は見た目も可愛らしい「ペンギンケーキ」となっています。定番の「苺ショート」や「抹茶みるく」などカットケーキは300円～500円ほどの価格帯で販売されています。

長崎電気軌道の「観光通り」電停から北側のアーケード街へと入り、1分ほど歩いた場所にあるのが「ケーキの西銀」です。「梅月堂 本店」の隣にある「西銀」の大きな看板が目印の、スイーツが楽しめるカフェです。

テイクアウトだけでなく、店内のゆったりとしたソファーでくつろぎながらスイーツを楽しむことができます。人気はやはり長崎名物「シースケーキ」で、「シース（sheath）」は英語で「鞘（さや）」を意味しています。これは初期の「シースケーキ」の形状が豆の「莢（さや）」に似ていることからの誤訳だったのだそうです。ケーキの価格帯は300円～400円台前半です。

JR長崎本線長崎駅の出口を出たロータリーの目の前にある「ホテルニュー長崎」内の1階にあるのが「ホテルニュー長崎ケーキブティック」です。ホテルからテイクアウトできるケーキやパンなどを扱っているお店です。ホテルの宿泊客からも、手土産として駅の利用客からも人気です。

ホテルのスイーツ店らしく高級感あるおしゃれなデザインのケーキが多く、長崎へ観光に訪れた人にも地元の住人にも人気のお店です。カシスの果汁がたっぷり染み込んだ「カシス」など、ピースケーキは400円台後半から600円という価格帯で提供されており、誕生日などにデコレーションしてもらえるホールケーキは2,000円～5,000円（要予約）となっています。

「パティスリー カミーユ」は長崎電気軌道の「茂里町」電停から国道206号線（新浦上街道）沿いに南へ向かって3分の場所にある、観覧車が目印の「みらい長崎ココウォーク」1階にあるスイーツのお店です。店内に椅子も用意されており、テイクアウトだけでなくイートインも可能です。

ハウステンボスのホテルで総料理長を務めていたシェフによる本格的なフレンチのスイーツを味わうことができるお店です。定番のショートケーキ・モンブラン・チーズケーキなど300円台後半から500円台の価格帯で提供されており、中でもおすすめは店名の付けられた「ショコラ・カミーユ」で、アーモンド風味のスポンジがホワイトチョコで包み込まれています。

「カフェ ド ビジュー」は長崎電気軌道「宝町」電停のほぼ目の前にある高層ビル「ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション」の1階にあるカフェです。待ち合わせなどにも多く利用されており、パンやスイーツのテイクアウトでも人気です。

りんごのムースとキャラメルがスポンジで交互に挟まれた人気の「ショコラポワール」をはじめとして、プチガトーは400円で統一されており、これらを3点購入すると1,000円となっています。また誕生日用などにデコレーションをオーダーメイドできる予約制のホールケーキは、大きさによって2,000円～5,000円の価格帯で販売されています。

JR長崎本線長崎駅の駅前にある「アミュプラザ長崎」1階にあるのが「ボンソアール アミュプラザ長崎店」です。音無町に本店のある「ボンソアール」の支店で、気軽にテイクアウトできる旅行の手土産として人気のスイーツ店です。

「ボンソアール アミュプラザ長崎店」は素材にこだわりがあり、アレルギー対応ケーキなどにも注力していることで知られています。ホールケーキは2,000円～6,000円ほどの価格帯で提供しています。添加物を一切使っていないというロールケーキは季節ごとのデコレーションもあり、1,400円からとなっています。

長崎電気軌道「宝町」電停から国道202号線で西へ向かって浦上川を渡り、徒歩15分の場所に「フェリーチェ」があります。観光地として人気の稲佐山のふもとにあるケーキ屋さんで、長崎市の中でも人気の高いお店です。

「フェリーチェ」の店内に入ると、ショーケースいっぱいのスイーツがお出迎えしてくれます。人気のケーキはキャラメルソースとガナッシュの「キャラメルショコラ」などで、400円程度の価格帯となっています。ホールケーキは3,000円前後から、また「堂島ロール」にも並ぶと称される「稲佐山ロールケーキ」は1,000円からとなっています。

長崎電気軌道「観光通り」電停から南方面へ進み、福建通りを左に折れて少し進んだ先に「ネオクラシック クローバー 長崎籠町店」があります。江戸時代に創業したという「清水茶屋」の流れを継ぎ、時代とともに変化してきた「ネオクラシック クローバー」の支店です。

「ネオクラシック クローバー」のおすすめは「ニッポン全国おやつランキング」でグランプリを獲得した「長崎石畳ショコラ」です。長崎の石畳をイメージした8段重ねのチョコレートケーキで、サイズによって550円～3,000円までラインナップされています。またこれを元にして軍艦島をイメージした「軍艦島スイーツ 追憶（1,350円）」も人気です。

フランス菓子「コアン コアン」は長崎電気軌道「大浦天主堂」電停の北側、徒歩2分のオランダ通り沿いにあります。観光地として知られるグラバー邸や大浦天主堂も近く、観光の行き帰りにも立ち寄りやすいスイーツのお店です。

フランス語でアヒルの鳴き声を意味する「コアン コアン」では、その名前のようにかわいらしい洋菓子が店内にたくさん並んでいます。モンブラン・チーズケーキ・ガトーショコラなど定番のケーキは300円～400円の価格帯で提供されています。おすすめはシフォンケーキをベースにスイーツ全部乗せといった感じの「チョコシフォン」です。

長崎電気軌道「めがね橋」から本古川通りを南へ進んで中島川を渡り、徒歩2分の場所にあるのがカフェ「南蛮茶屋」です。味のある木製の看板に懐かしい雰囲気満点の入り口をくぐると、中も同じようにノスタルジーあふれる空間が広がっています。

カフェ「南蛮茶屋」では懐かしい柱時計など、アンティークに囲まれたレトロ調の空間で心地良いジャズを聴きながらゆったりと美味しいコーヒーを楽しむことができます。コーヒーのお供となるスイーツはシャリッとした食感が評判の手作りレアチーズケーキが、他では味わうことができないと評判です。

「ラトリエ ドゥ アン・プレリール」は長崎電気軌道「平和公園」電停から平和公園を抜けて県道122号を西へ向かい、長崎市立西城山小学校の先にある「シャトーオークヒルズ城山台」の1階のケーキ屋さんです。赤いドアと緑の屋根が目印で、駐車場もあるので自動車での来店も便利です。

店名の「アン・プレリール」はフランス語で「ひとつの大切な贈り物」を意味する造語です。その名が示すように一つ一つ丁寧に作り上げられたスイーツの数々は繊細で上品な味わいと評判です。ケーキは300円後半から400円前半の価格帯で、他にもパンやマカロンに、ロールケーキも1,300円から販売されています。

「リンゴン」は長崎電気軌道桜町支線「桜町」電停からすぐ、南側へ歩いて1分の場所にあります。目の前に公園があり、ビルに挟まれたクリーム色の壁に青い屋根の可愛い店舗です。素材にこだわったパンと焼き菓子とケーキのお店です。

「リンゴン」は北欧パンと焼き菓子とケーキのお店です。店内ではショーケースの中にケーキが飾られており、その周りに雑貨やマフィンなどの焼き菓子や天然酵母のパンが並んでいます。人気はしっとりとした生地の中に無花果が練り込まれた「ハートのケーキ」で、他にも小松菜や白花豆などその時々の様々な食材が練り込まれたケーキは200円前後で販売されています。

長崎電気軌道の「市民会館」電停から南東へ、中島川を渡ってすぐの中通り商店街沿いに「カフェ・ソレイユ」はあります。お店は建物の2階にあり、入り口に緑色の屋根がついた階段が目印です。また2階の窓の外にも茶色の看板が出ています。

「カフェ・ソレイユ」ではサンドイッチなどの軽食やコーヒーが落ち着きのある店内で楽しむことができます。このカフェの人気はメニューの中から好きなケーキを3種類選べて、さらにフルーツと飲み物も付いてきて700円という、とてもコストパフォーマンスの高い「ケーキセット」です。口コミの評判も良く、これを目当てに訪れるお客さんも絶えないという人気メニューです。

「茶蘭花」は長崎電気軌道「五島町」から道沿いに北へ2分ほど歩いた交差点の角にあります。黄色い壁と緑色の窓枠という華やかな色合わせが個性的な外観のお店です。中では年季の入ったアンティークや味のあるインテリアがお出迎えしてくれます。

店内はカラフルな外観からはイメージできないシックな雰囲気で、アンティークの柱時計や素敵な花瓶などが並ぶレトロ調の落ち着いた空間になっています。ランチも楽しめて、ケーキは単品で300円、コーヒーが450円で、セット価格だと650円と100円分お得になります。ケーキの種類は日によって異なります。

「お菓子の雲仙堂」は長崎電気軌道「めがね橋」から本古川通りを北西方面へ向かい、坂を上っていく途中の角にあります。60年以上の歴史がある老舗で、メディアにも頻繁に取り上げられるシュークリームやキャラクターケーキなどが人気のスイーツ店です。

「お菓子の雲仙堂」ではシュークリームのバリエーションが豊富な他、1,800円のロールケーキなど様々な種類が取り揃えてあります。お誕生日に好きなキャラクターの絵をデコレーションしてもらえる人気のキャラクターケーキは生クリームとチョコレートの2種類あり、大きさによっても4,800円と5,800円の2種類が用意されています。

長崎電気軌道「観光通り」電停から南へ徒歩1分の場所に青と白のカラーリングがおしゃれな「ラ・ピエス」があります。開店時間はお昼過ぎになりますが、夜遅くまで営業しているので帰りの手土産をテイクアウトしていくにもピッタリのお店です。

「ラ・ピエス」の周囲はお酒を飲むことのできるお店も多く、そうしたお店の利用客が夜に帰るような時間帯でも美味しいケーキを購入することができるのが魅力です。定番スイーツのモンブランやオムレット・プリンなど幅広く取り揃えており、ケーキは200円後半～400円くらいの価格帯で提供されています。

「もみじ屋」は長崎電気軌道「桜町」電停から長崎市役所の横を抜けて南へ徒歩3分の場所にあります。無添加のシフォンケーキをメインとした焼き菓子などのスイーツのお店です。地産地消を心掛け、国産素材にこだわっています。

「もみじ屋」のメイン商品は「やわらかすぎてごめんなさい…」をキャッチフレーズとするシフォンケーキで、中でもその最高峰である「シフォンケーキ極」は、シンプルながらも国産の素材を使用し無添加で作られており、びっくりするほどの柔らかさだと評判です。シフォンケーキはカットが200円から、ホールで500円から販売されています。

JR長崎本線道ノ尾駅から西へ川に沿って進んだ県道28号線（長崎畝刈線）沿いにあるマンションの1階にケーキショップ「ベルジュ」があります。駐車場を完備しているので自動車での利用も便利です。店内にはイートインスペースもあり、ひと息ついていくこともできます。

「ベルジュ」は正統派の洗練されたおしゃれなケーキがたくさん並べられているケーキショップです。手土産向きの焼き菓子もたくさん置かれており、カヌレなど種類も豊富です。ケーキは300円台後半から400円台後半となっています。クラシックなケーキ作りに定評があり、数種類の濃厚なチョコレートを使用した「チョコレートケーキ」も人気です。

「喫茶洋菓子 山葡萄」は長崎電気軌道「市民会館」電停から東へ、中島川を渡った徒歩3分の場所にあります。外観からの印象通りに内装も暖色を中心とした落ち着いた雰囲気のお店で、全ての商品を店内のキッチンで作っているという、家庭的な喫茶洋菓子店です。

「喫茶洋菓子 山葡萄」の店内は特段おしゃれに気取っているわけではなく、かといってレトロなどの雰囲気を醸し出しているわけでもなく、等身大でゆったりとできる雰囲気が丁度よくくつろげると評判です。人気の「ケーキセット」は700円でコーヒーか紅茶にプラス、ケーキはロールケーキ・チョコケーキ・ショートケーキ・チーズケーキの中から選択することができます。

「グルマン」は長崎電気軌道「長崎大学」電停から西方向にありますが、川と線路を渡る必要があるため、まずは国道206号線（新浦上街道）を南へ向かいます。二つ目の信号を右へ曲がり、川と踏切を渡った後は道なりに西へ向かい、西町中央市場の北側にあります。

「グルマン」は地元の人たちに愛されている町の洋菓子屋さんです。ショーケースから選んで持ち帰るテイクアウト方式で素朴なつくりのお店ですが、実は味は知る人ぞ知る隠れた名店ではないかとも言われています。甘さと苦みが絶妙な組み合わせの「トルテショコラ」の他、価格はチーズケーキ・モンブランなど、200円台後半から300円台後半となっています。