天下茶屋からの夜景

天下茶屋は、河口湖ICより車で30分のところにあります。昭和9年から営業しており、歴史のあるスポットです。もとは木造二階建ての8畳が三間の小さな茶屋で、峠を行き交う旅人に食事などをふるまったのが起源となっています。

正面に富士山を臨む絶景は、ドライブの疲れをいやすスポットとしても人気が高いです。店内では「ほうとう」などの昔ながらのメニューがいただけます。

天下茶屋には井伏鱒二、太宰治が滞在したことで有名です。太宰治は昭和13年9月におよそ3か月天下茶屋に滞在しており、小説「富獄百景」にも残しています。その後、昭和23年に太宰治が入水自殺したのを受け、昭和28年に井伏鱒二とともに太宰治文学碑が建立されました。

現在では、ドライブでの夜景スポットとしても有名です。富士山とともに見える夜景は、デートにぴったりとなっています。