【香川】おすすめドライブスポット17選！定番観光地から穴場の絶景スポットまで！

瀬戸内海に面しうどん県として有名な香川には、大自然を目の当たりにできる絶景スポットや、歴史に触れられる由緒ある建造物、美味しいグルメが堪能できるスポットなど、人気の香川ドライブスポットがたくさんあります。今回、香川ドライブで出かけたいスポットを17箇所厳選しました。この中からお気に入りのスポットを見つけて、今度の香川観光の参考にしてみてください。

「屋島」は、高松道高松中央ICから車で約30分の場所にある、標高293mの溶岩台地です。約1400万年前の火山活動により溶岩が瀬戸内海に水平に流れ出し、形作られた台地が屋根のように見えることから「屋島」といわれています。源平合戦のひとつである屋島の戦いでも知られている定番スポットです。

現在では、四国八十八箇所第84番札所の屋島寺をはじめ、高松市街が一望できる展望台や水族館、ハイキングコースなどたくさんの見所がある人気の観光スポットとなっています。ドライブウェイが整備されているので、香川ドライブで気軽に立ち寄ることができる「屋島」へ、ぜひ足を運んでみてください。

「屋島寺」は、高松道高松中央 ICから、車で約30分の場所にあるお寺です。754年、唐の僧であった鑑真和上により創建され、その弟子である恵雲が初代住職になったと伝えられています。先述したように、現在では屋島にある四国八十八箇所第84番札所として知られ、四国巡礼をする多くのお遍路さんたちがここを訪れます。

お遍路で知られる「屋島寺」ですが、境内には多くの見所があります。本尊である十一面千手観音坐像や、平家供養の鐘ともいわれる梵鐘（ぼんしょう）は、国の重要文化財に指定されています。そのほか、教科書で一度は見た覚えがある源平盛衰記絵巻物や、屋島合戦屏風なども見逃せません。香川ドライブで出かけましょう。

「五色台」は、高松道坂出北ICから車で約30分の場所にある、瀬戸内海に面した溶岩台地です。ここからは、瀬戸大橋をはじめとする瀬戸内海の絶景を目の当たりにできます。「五色台」の名は、古代中国の陰陽五行思想に由来する白峰、紅峰、黄峰、青峰、黒峰の5つの色の峰があることによるものです。

特におすすめなのは、大地が鮮やかに彩られる紅葉の時期です。あたりが真っ赤に色づく美しい様は見応え十分。また、春にはたくさんの桜が咲き乱れ、多くの観光客が足を運びます。そのほか、新名所として知られるようになってきた、大きい枝垂れ桜である思い出桜は、知る人ぞ知る穴場スポット。夕日も美しい「五色台」に、今度の香川ドライブでぜひ立ち寄ってみませんか。

「大崎の鼻」は、先ほどの五色台から、瀬戸内海方面にスカイラインを下った場所にあります。備讃瀬戸に大きく突き出していることから、瀬戸内海をはじめ屋島や高松市街、また晴れた日には、瀬戸大橋から対岸にある岡山県の山々の絶景を目の当たりにすることができます。香川ドライブで行ってみたい人気スポットです。

昼間の景色も人気ですが、夕日が美しいスポットで知られる「大崎の鼻」へは、夕方の時間にも訪れることをおすすめします。瀬戸内海を真っ赤に染める夕日の絶景を目の当たりにできます。香川ドライブに出かけた際には、五色台へのドライブと合わせて出かけてみてはいかがでしょうか。

「瀬戸内海歴史民俗資料館」は、高松道坂出北ICから車で約30分の場所にあり、先ほどご紹介した五色台に位置する資料館です。城の城壁のように石積みを基調とした建物は、周りの情景とよく調和しています。日本建築学会賞を受賞したり、公共建築百選に選ばれるなど、建築物として高い評価を得ています。

「瀬戸内海歴史民俗資料館」には、木造船や漁業用具、生活道具などの、瀬戸内地方における歴史や民族を物語る資料や展示物が数多く展示されています。また、無料で入館できる上に、屋上からは瀬戸内海の絶景を眺めることができます。五色台のドライブの際にぜひとも立ち寄りたい、瀬戸内海の歴史に触れられる穴場スポットです。

「道の駅香南楽湯」は、高松道高松西ICから車で約10分の場所にある道の駅です。高松空港から車で約5分のアクセスの良さから、空港利用者も多く立ち寄ります。館内には、露天風呂をはじめとした大浴場や立ち湯、打たせ湯などの天然温泉があり、香川ドライブで訪れる人たちの疲れを癒しています。

そのほか、地元で採れた食材を使ったメニューが食べられるレストランや軽食コーナー、地場産品を取り扱う土産物屋、とれたて新鮮な野菜などを販売する朝市など、充実した施設があります。安らぎのひと時を過ごしに、今度の香川ドライブで「道の駅香南楽湯」を訪れてみてはいかがでしょうか。

「源平古戦場檀ノ浦」は、高松道高松中央ICから車で約25分の場所で、先述した屋島と五剣山のあいだの入り江にあります。1180年から６年間の長期にわたり繰り広げられた、源氏と平家による有名な合戦の場として知られています。源平最後の合戦の場である、山口県の壇ノ浦とは異なる場所です。

「源平古戦場檀ノ浦」には、弁慶が炊事用に掘ったとされる長刀泉（なぎなたいずみ）や、那須与一が馬を止めて扇の的を射たといわれる駒立岩（こまだていわ）などの、歴史的見所が数多くあります。「源平古戦場檀ノ浦」は、屋島へのドライブとともに、香川ドライブでぜひとも訪れたい穴場的スポットです。

「道の駅源平の里むれ」は、高松道高松中央ICから車で約15分の場所にある、香川ドライブで訪れたい道の駅です。「道の駅源平の里むれ」で人気なのが、地元のお母さんたちがつくるメニューが味わえる食堂。その日に瀬戸内海で獲れた魚などの食材を使ったメニューがセルフ方式で味わえます。

そのほか、源平やさい市では、地元の農家で収穫された新鮮な野菜を販売。なくなり次第終了なので、早めに出かけることをおすすめします。また、物産品コーナーでは、讃岐うどんや鳴門金時を使ったスイーツなど、香川県をはじめ四国各地のお土産を取り扱っているので、香川観光でつい立ち寄りたくなります。

「高松シンボルタワー」は、高松道高松中央ICから車で約30分、JR高松駅前にある建築物です。高さ約151mの「高松シンボルタワー」は、四国で最も高い超高層ビルで、無料で利用できる展望台からは、高松市内をはじめ瀬戸内海の絶景を眺めることができます。香川ドライブで人気の観光スポットです。

「高松シンボルタワー」は、タワー棟とホール棟の2つのエリアに分かれています。タワー棟には、展望スペースをはじめ香川の企業が入るビジネススクエアがあり、ホール棟には、市民が利用できる大小のホールや市民ギャラリー、レストランなどがあります。高松に立ち寄った際に利用してみたい施設です。

「与島パーキングエリア」は、瀬戸中央自動車道坂出北ICから、車で約15分の場所にあるパーキングエリアです。香川県と岡山県のほぼ中央部の瀬戸内海に位置し、ダイナミックな瀬戸大橋の姿を間近で見れる人気のビューポイントです。また、与島プラザの展望台からは、瀬戸内海を行き来する船舶のパナラマを眺められます。

香川ドライブで多くの人々が訪れる「与島パーキングエリア」には、トッピングに四国4県の素材を使った天ぷらが選べるうどんや、四国東部で生産された和三盆を使った手作りジェラートが味わえるお店があります。また、讃岐うどんや「与島パーキングエリア限定」バームクーヘンなどが買えるお土産エリアが充実。香川ドライブで訪れたい定番スポットです。

「瀬戸大橋記念公園」は、JR坂出駅から車で約10分の場所にある都市公園です。瀬戸大橋のたもとに広がる香川県営の公園で、瀬戸大橋を目の当たりにできる人気のスポットです。子供連れの家族が楽しめるこども広場や、サッカーやラグビーが楽しめる球技場などの屋外施設が充実しています。

公園内にある瀬戸大橋記念館では、瀬戸大橋の成り立ちを動く模型や映像などで詳しく紹介しています。また、108mの高さから瀬戸大橋を中心とした絶景が目の当たりにできる瀬戸大橋タワーや道の駅など、香川ドライブで人気のスポットがたくさん。家族みんなで「瀬戸大橋記念公園」に立ち寄ってみてください。

「白峯寺」は、坂出北 ICから車で約30分の場所にあるお寺です。四国八十八箇所第81番札所として知られ、多くの参拝者がここを訪れます。白峯山の中腹、標高約280mの場所にあるので、はるか瀬戸内海の絶景を眺めることができるほか、春には桜、夏には紫陽花、秋には紅葉と年間を通して美しい草花が楽しめます。

境内には、源頼朝が崇徳天皇菩薩のため建てたとされる、国の重要文化財にしてされる十三重塔や、上円下方墳の白峯御陵などがあり、崇徳天皇ゆかりの寺としても有名です。香川ドライブで絶景と歴史に触れられる「白峯寺」に、ぜひ足を運んでみてください。

「寛永通宝銭形」は、高松道を高松市街から愛媛方面に向かい、さぬき豊中ICで降りて車で約20分の場所にある、香川ドライブで立ち寄りたい人気観光スポットです。琴弾公園にある銭形砂絵で、その大きさは周囲345m、南北90m、東西122mにもなります。1633年、藩主であった生駒高俊公を心から迎えるために、なんと一夜にしてつくられたと伝えられています。

公園内ある展望台からは、「寛永通宝銭形」の全景を眺めることができます。また、砂絵の中には近寄れませんが、実際に近くで見るとその大きさが実感できます。ライトアップで美しい姿が眺められる夜の訪問もおすすめ。目の当たりにするとお金に不自由しないといわれる「寛永通宝銭形」へ、高松からちょっと足を伸ばして出かけてみませんか。

ここからは、小豆島にある香川ドライブスポットをご紹介しましょう。「寒霞渓」は、高松港からフェリーで小豆島に渡り、池田フェリーターミナルから車で約30分の場所にある、小豆島で人気の観光スポットです。200万年もの月日を費やしてできた絶景は、日本三大渓谷美の一つに数えられます。

「寒霞渓」では、ロープウェイに乗って美しい絶景を楽しむことができます。渓谷にそそり立つ奇岩や石壁は筆舌に尽くしがたい眺め。春夏の美しい緑、秋の燃えるような紅葉、冬の別世界のような冬景色と、一年を通して楽しめます。小豆島の定番スポット「寒霞渓」は、香川ドライブでは見逃せない観光スポットです。

小豆島と聞いて、二十四の瞳を連想する人は多くいるのではないでしょうか。「二十四の瞳映画村」は、高松港から小豆島草壁港にフェリーで渡り、車で約20分の場所にある、小豆島の人気の定番スポットです。「二十四の瞳映画村」では、同名の映画で使用されたセットを見学することができます。

村にある映画館では二十四の瞳が上映されているので、映画を見てから観光するとより深く楽しめます。食事処では、昔懐かしい給食で食べたことがあるメニューを味わえるほか、定食や丼モノ、スイーツなども食べられます。時の過ぎるのを忘れさせる「二十四の瞳映画村」を、今度の香川ドライブの計画に織り込みましょう。

日本各地に有名な棚田は数多くありますが、小豆島にも日本棚田百選に選ばれた棚田があります。「中山千枚田」は、高松港からフェリーで小豆島に渡り、池田フェリーターミナルから車で約15分の場所にあります。

「中山千枚田」には、大小700を超える田んぼがあり、田植えの時期には青々とした稲や、秋の収穫時期には黄金色に輝きこうべを垂れる稲穂の美しい光景を見ることができます。多くの観光スポットがある小豆島で、「中山千枚田」は香川ドライブで訪れたい穴場的スポットです。

「エンジェルロード」は、高松港から小豆島池田フェリーターミナルにフェリーで渡り、車で約10分の場所にあります。干渉時の1日2回だけ砂の道が現れる人気の観光スポットです。映画のロケ地としても有名な場所。

大切な人と手を繋いで渡ると道の真ん中に天使が舞い降り、二人の願いを叶えてくれるといわれる恋人の聖地。実際にここを訪れ、結ばれたカップルもいるといわれるほどロマンチックなスポットです。今度の香川ドライブに、あなたも大切な人と時を共にしてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか。ご紹介した中からお気に入りのスポットが見つかりましたか。香川には定番から穴場まで、魅力的な観光スポットがたくさんあります。高松や坂出のほか小豆島にも足を運び、香川のドライブを満喫してみてはいかがでしょうか。