【鹿児島】おすすめドライブスポット22選！定番の観光地から穴場の絶景スポットまで！

鹿児島には定番観光地から穴場の絶景スポットまでたくさんのおすすめドライブスポットがあります。そんなおすすめスポットを紹介する前にまずは、今回ご紹介する鹿児島のエリア分けからチェックしてみましょう。

・鹿児島中央駅などがあるタウンエリアの鹿児島中心部
・霧島連山や霧島神宮など雄大な自然と神々しさを体感できる霧島エリア
・美しい海岸の広がる鹿児島北部エリア
・指宿温泉で有名な薩摩半島エリア
・鹿児島空港のある南部エリアの大隅半島エリア

まずご紹介するのは、鹿児島中央駅がある鹿児島市や姶良市を擁するタウンエリアの鹿児島中心部エリア。鹿児島中心部エリアは高速道路も整備され、絶景スポットへもすいすい！車で訪れるには定番の観光エリアとなっています。

桜島を訪れるには、鹿児島市内にある鹿児島港からフェリーに乗ること約15分。遠くから眺めるだけでは体験できない迫力ある桜島の魅力を思う存分味わうことができます。桜島は言わずと知れた鹿児島県の定番シンボルである活火山。特に晴れた日の青空と桜島の目を見張るようなコントラストは非常に美しい風景として多くの観光客の人気を集めていますよ。

そんな桜島の絶景は、見ているだけで不思議と自然のパワーをお裾分けしてもらえる気分になるため、パワースポットとしても大人気。桜島に行くなら春から初夏にかけての気候が穏やかな時期に訪れてのんびりゆったり桜島で流れる時を楽しみましょう。

錦江湾へは鹿児島市から車で約15分ほどで到着します。正式名称を「鹿児島湾」という薩摩半島と大隅半島の間に位置する錦江湾。そんな錦江湾の北部には美しい桜島がそびえ立っており、広い錦江湾とその海の中に悠々とそびえる桜島の組み合わせは、観光客のみならず誰もが思わずカメラを構えたくなってしまいそう。

また、錦江湾にはイルカが多数生息しており、湾岸沿いをドライブしている最中にも運が良ければイルカと出会えることもありますよ。イルカウォッチングのドライブならお子さんも楽しめること間違いなし！錦江湾周辺をドライブするのなら桜島の噴煙が見られる春から夏がおすすめです。

桜島の西端にある叫びの像へは桜島港フェリーターミナルから車で約8分、もしくは徒歩でも15分ほどで到着します。叫びの像が建っているのは赤水展望広場という広場で、かつて歌手の長渕剛さんがコンサートを行った際の記念として建てられたモニュメントが叫びの像なんだとか。大きな広場では雄大な錦江湾の景色を眺めることもでき、鹿児島のゆったりとした時の流れを楽しめそう。

叫びの像を訪れるには思いきり自然を楽しめる初夏から秋にかけての時期がおすすめ。長渕ファンでなくとも訪れたくなる観光スポットの一つです。

龍門滝があるのは鹿児島の中央エリアにある姶良市から車で約10分の場所。山の奥深くに分け入ることなく荘厳な滝を見ることができる穴場のスポットです。九州自動車道を通っている最中にも遠目ながら龍門滝の姿を確認することもできますよ。龍門滝は古くから薩摩の名所の一つに数えれらており、なんと「日本の滝百選」にも選ばれたことがあるんだとか。

幅も高さも十分にある立派な滝なので、できれば水量の多い季節に訪れたいもの。梅雨の時期なら可憐に咲く紫陽花の花を見ることもできるのでおすすめです。

霧島山麓丸池湧水は、姶良市から車で約30分の姶良郡湧水町にある大きな池です。「なーんだ、池か」なんて思った人は一度、霧島山麓丸池湧水池の水を見に来るべし。霧島山麓丸池の水は栗野岳という近くの山に降った雨がなんと30年以上かけて地中を通って湧いた非常に透明度の高い水なのです。「日本名水百選」にも選ばれたほどの美しさを堪能してください。

霧島山麓丸池湧水を訪れるなら、桜が楽しめる春から蛍を見ることのできる初夏がおすすめです。

続いてご紹介するのは、鹿児島市内から錦江湾沿いに北上した地域の霧島エリアです。霧島エリアは、自然の力強さを感じさてくれる霧島連山や非常に神々しい雰囲気の溢れる霧島神宮など雄大な自然と神秘的な神々しさを体感できるエリア。どんなスポットがあるのでしょうか。

霧島神宮へは霧島市から車で約30分ほどで訪れることができます。パワースポットとしても人気のある霧島神宮は、古事記や日本書紀に出てくるニニギノミコトを祀っている歴史ある神社。厳かで神聖な空気に思わず襟元を正してしまう雰囲気のある境内では、心洗われる参拝者も少なくありません。

霧島神宮を訪れるなら春か秋がおすすめなシーズン。朱塗りが美しい社殿のある境内は桜と紅葉の名所としても知られています。霧島観光の際は、ぜひ神聖な霧島神宮をお参りしてみてください。

丸尾滝は霧島市内から車で約40分でアクセス可能。滝の上流にある4つの温泉からお湯が集まって流れ落ちている美しい「湯の滝」です。温泉水による水しぶきはマイナスイオン効果だけでなく美肌効果も感じられそう。駐車場からすぐにアクセス可能なのも観光客にとっては嬉しいポイントです。

丸尾滝は一年中、どんな季節に訪れてもOK！春や夏には壮大な滝つぼから流れ落ちる水しぶきがミストシャワーのように降り注ぐので涼を取ることができますし、秋には周りの紅葉がしぶきに映える様を、冬には轟々と立ち上る湯煙を堪能することができますよ。夜には滝全体がライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に。

霧島市から車で北へ向かい、韓国岳の方へと登っていくこと約45分。周囲約2キロメートルの大きな火口湖である大浪池（おおなみいけ）へ到着します。山の上にぽっかりと開いた大きな穴に美しい水がたっぷりと張られた様子は一見の価値あり！大浪池を訪れるなら、秋がベストシーズン。辺り一面を紅葉が彩り、まさに風光明媚な絶景といった景色を楽しむことができますよ。

鹿児島北部エリアは鹿児島中央エリアから真っ直ぐ北へ進んだエリア。薩摩川内市やいちき串木野市などを擁し、熊本方面から鹿児島へ訪れる際の玄関口となっています。

「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる曽木の滝があるのは、鹿児島北部に位置する伊佐市より車で約15分の曽木の滝公園の中。詰み重なったゴツゴツとした岩肌を流れ落ちる水の姿はまさにナイアガラの滝！曽木の滝公園内は見晴らしもよく、圧倒的なスケールの滝の魅力を余すことなく感じられるスポットです。

曽木の滝公園では、春は桜、秋は紅葉を鑑賞することができ、その季節に訪れれば曽木の滝の豪快な姿と花や植物の繊細な美しさを同時に楽しむことができますよ。

知る人ぞ知る！な穴場のドライブスポットがいちき串木野市から車で約20分の場所にある冠岳です。冠岳の周辺には歴史ある史跡なども多数残っていて、それらをぐるっと車で巡ることができるのも車移動の観光客には嬉しいポイント。頂上にも15分ほどで登ることができるので、体力に余裕のある方はぜひ、登頂を。山頂から見渡す景色と澄んだ空気は何ものにも代え難い贅沢です。

冠岳を訪れるなら、緑の美しい春から初夏にかけてのシーズンがおすすめ。マイナスイオンをたっぷり浴びて山の木々から元気をもらっちゃいましょう。

藺牟田池（いむたいけ）は薩摩川内市から車で約30分ほど、のどかな田園風景の中を西へ向かった場所にあります。藺牟田池には、非常に貴重な生物であるベッコウトンボが生息し、湖面に浮かぶ小さな浮島は国の天然記念物に指定されているんだとか。ベッコウトンボ以外にもたくさんの生き物が藺牟田池を住処としているので、お子さんと一緒に訪れるのも良さそう。

藺牟田池を楽しむのにおすすめな季節は春から初夏にかけて。きれいに咲いたツツジの姿を楽しむことができますよ。有料で自転車を借りることも可能なので、時間のある人は自転車で藺牟田池の周りを一周してみては？

鹿児島の南エリアは錦江湾を挟んで左右に分かれた半島によって成り立っています。薩摩半島エリアは錦江湾の左側の半島。指宿温泉で有名な指宿市や南九州市、枕崎市などがあるエリアになります。鹿児島中央エリアから錦江湾沿いに南下するドライブコースが定番です。

開聞岳は指宿市から車で約30分程度で訪れることができます。別名「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳は薩摩半島の最南端にある活火山。開聞岳は、南薩摩のほとんどのエリアから眺めることが可能です。鹿児島の火山と言えば桜島が定番に思われがちですが、実は開聞岳も非常に素晴らしい絶景が楽しめる穴場のスポット。開聞岳の見事な稜線は「富士」と呼ばれるだけあって見ごたえあり！

日本百名山にも選ばれるほどの開聞岳には登ることもでき、頂上から眺める360度のパノラマは必見です。開聞岳を訪れるなら、新緑の美しい春～初夏にかけてがおすすめです。

指宿市から約20分ほど車を走らせると池田湖に着きます。池田湖はかつでの火山活動によって形成された九州の中でも最大の湖。大きな湖には「イッシー」と呼ばれる幻の怪獣が存在するとも言われ、湖に到着すると「イッシーくん」がお出迎えしてくれます。湖の向こうには立派な開聞岳を見ることもできますよ。開聞岳の雄大な姿を眺めながらのんびりドライブするのも楽しそう。

湖のほとりにはたくさんのお花が咲き乱れるエリアもあるので、池田湖を訪れるのならできればお花のきれいな春に訪れたい！

南九州市から車で南下すること約30分ほどのところにあるのが、テレビCMで使われたこともある瀬平公園です。公園といっても瀬平公園は実際に車を降りて歩いたり、遊んだりするようなスポットではなく、見晴らしの良い景色を堪能するための穴場のビューポイント。車を停めるスペースが完備されており、そこから移動することなく開聞岳の雄大な姿を拝めます。

瀬平公園を訪れるのにおすすめなのは夏。というのも、瀬平公園は海岸沿いにあるスポットのため、行き帰りの道中では海辺のドライブを楽しむことができます。ぜひ、真夏に訪れて窓を全開にしてドライブしながら、爽やかな風と波の音を楽しんでみてください。

本州最南端の始発・終着駅である枕崎駅は、鹿児島市から車で1時間ほどで着く枕崎市内にあります。1日に数本の電車しか発着しない小さな駅ですが、寄付金によって改装された駅舎はとってもキュート。鉄道ファンでなくとも写真に収めたくなること間違いなし！電車を利用して訪れたいものですが、ドライブの途中に観光スポットとして訪れて「到着証明書」をもらってはいかが？

枕崎駅を訪れるのにベストなシーズンは春。枕崎駅がある枕崎市の瀬戸公園でを訪れて、春にソメイヨシノとツツジが咲き乱れ、雄大な開聞岳と一緒に美しい花々を愛でましょう。

番所鼻公園があるのは南九州市から車で南下すること約25分のところ。枕崎市からも約25分ほどで到着しますので、海岸沿いのドライブを楽しみたい方は枕崎方面から訪れましょう。海が目の前にある番所鼻自然公園では、海岸にできた入り江や海に浮かんでいるかのような立派な開聞岳を眺めることができますよ。

穴場のパワースポットとしても人気のある番所鼻自然公園では、車から降りて自然散策路のウォーキングなども楽しみたいもの。ぜひ、気候の温暖な春から夏にかけて訪れてみてください。

錦江湾を挟んで右側にある大隅半島は、「日本のフロリダ」とも呼ばれるほど温暖で過ごしやすい気候が特徴のエリアです。鹿児島空港があるのもこの大隅半島エリアなので、空の旅を満喫した後は、レンタカーを借りて巡ってみるのがおすすめですよ。

道の駅たるみずに行くには垂水市から車で約20分ほど走りましょう。全長60mのなが～い足湯と錦江湾と桜島を臨む景色が魅力の「道の駅たるみず」に到着します。錦江湾沿いの国道220号線のドライブしながら訪れるのがおすすめです。温泉館も併設されているのでドライブの後は観光の疲れをのんびりと温泉で癒したり、イルカも遊びにくるレストランで食事を楽しんでみては？

道の駅たるみずはどんな季節に訪れてもOK！季節ならではの地元の特産品をたくさん買いこんだり、四季折々の雄大な景色を楽しんだりしてみてください。

桜島と垂水市を繋ぐ牛根大橋へは垂水市から海岸沿いの国道220号線を車で走ること15分。アーチ形が美しいシンプルな牛根大橋にたどり着きます。牛根大橋の魅力は何といってもその爽快感。牛根大橋を利用して陸路から桜島へ渡る人々は、目の前にそびえる雄大な桜島と眼下に広がるきらめく海と漁港、心地い潮風を存分に楽しむことができます。

牛根大橋を訪れるなら春から初夏にかけての暑すぎない爽やかな気候が楽しめるシーズンがおすすめ。ぜひ車の窓を開けて潮風を感じながらドライブしてみてくださいね。

溝ノ口洞穴へは曽於市から県道500号線かそお街道、もしくは国道269号線を通って約30分ほどかかります。狭い上にアップダウンの激しい山道を10分ほど走らなければならないほどの山奥にありますが、その分とても神秘的なムードで溢れています。溝ノ口洞穴は霧島山系の湧き水によって浸食されたとされ、入口から奥はまったく見えないほど深い岩穴です。

厳かで美しい雰囲気に溢れている溝ノ口洞穴はパワースポットとしても人気が高く、なんとももいろクローバーZさんたちも訪れたことがあるのだとか。溝ノ口洞穴を訪れるのであれば、初夏から真夏にかけてがおすすめです。山の涼しい空気で涼を取るともに神秘的なパワーをチャージしてみては？

佐多岬展望台へ行くには南大隅町を出て車で約1時間ほど、海岸沿いの道をのんびりと南へ向かってください。道中、天気が良ければ開聞岳が見られるかもしれません。佐多岬は本土最南端の岬として穴場の観光スポットになっています。本土の一番南というだけあって、佐多岬展望台から眺める美しい絶景には誰しもが胸を打たれます。

佐多岬はいつ訪れても豊かな自然を感じることができるため、一年中、どの季節に訪れてもOK！新緑が美しい春、若葉と海が眩しい夏、紅葉が美しい秋、わびさびを感じられる冬、お好きな季節に訪れて美しい日本の四季を堪能してみてください。

大隅半島の東側にある内之浦宇宙空間観測所へは、南大隅町から車で約1時間ほどで訪れることができます。大隅半島の中心部にある鹿屋市からだと車で約50分ほど。鹿児島市方面や宮崎方面から出発するのであれば、鹿屋市経由で向かいましょう。山道を通ってようやくたどり着くことができる内之浦宇宙空間観測所は、なんと山間部に建つ珍しいロケット打ち上げ施設です。

内之浦宇宙空間観測所では施設内を車で巡ることができ、ロケット発射装置や電波望遠鏡、パラボラアンテナなど限られた場所でしか見ることのできないものをたくさん見学できます。宇宙好きなお子さんなら大喜び間違いなし！内之浦宇宙空間観測所を訪れるなら山道を走りやすい初夏から夏にかけてのシーズンがおすすめ。

大河ドラマでも有名な雄川の滝は南大隅町から車で東へ15分進んだ場所にあります。滝までの道が狭くなっているので車の運転には注意が必要。幅60メートル、落差が46メートルに渡る壮大な雄川の滝は、エメラルドグリーンが美しい滝つぼでも有名。雄川の滝を見るには「雄川の滝上流展望所」と「雄川の滝展望所」の2スポットがあり、時間が許すなら両方から眺めるのがおすすめ。

雄川の滝を訪れるなら流れ落ちる水にきれいに光が当たる夏の季節がベスト。真夏の晴天日、正午頃に行くのが正解ですよ。

いかがでしたか？九州の最南端に位置する鹿児島県のおすすめのドライブスポットをご紹介しました。ぜひ鹿児島を訪れて、霧島連山や桜島、開聞岳、雄川の滝など定番の観光スポットから地元民しか知らない穴場の絶景スポットまで、豊かで美しい自然をたっぷり堪能してくださいね。