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400年の歴史をもつ「阿波踊り」など、徳島県には伝統的なものが数多く存在します。四国といえば「うどん」のイメージが強いですが、2つの海の気候を受ける徳島県では、海の幸を使ったおいしい料理もたくさんあります。
徳島県はどの地域も全体的に温暖で住みやすい地域といえます。夏季〜秋季にかけては降水量が多くなり、冬季には減少する傾向にあります。徳島県は徳島平野より北側は瀬戸内海気候、四国山地より南側は太平洋気候という風に別れています。山間部からは多数の川が流れ、水資源に恵まれた豊かな土地です。
徳島県といえば「すだち」の原産地として有名です。うどんや寿司など徳島の名物料理の添え物に欠かせないのがこの「すだち」です。香り豊かなすだちは料理のおいしさをさらに引き立てます。また、農作物ではにんじん、タイ、ハモ、タチウオなどの魚介類も豊富に獲れるため多くの料理に使われます。酪農も盛んで、牛乳の消費量が多いのも特徴です。
つるぎ町の名物「半田そうめん」。太くて喉ごしが良く、人気の手延べそうめんです。江戸時代から作られており、なんとつるぎ町では町の3割にあたる人がそうめんづくりに携わっています。麺を2.5mほど伸ばして天日干しにするなど、手間隙かけた半田そうめんは「冷やしそうめん」にして食べるのがおすすめです。半田そうめんのコシ、喉ごしの良さが引き立ち、絶品です。
「鰺の押し寿司」は7時間以上酢につけ、頭まで食べられるほど柔らかくなった鰯を使うのが特徴です。徳島県のすしの歴史は長く、その起源は平安時代にまで遡るそうです。鰺には「ぜに」といわれる鱗があることから、昔から縁起物として扱われてきました。そのため祝い事の料理として親しまれてきました。家庭でも簡単に作ることができ、おいしいのでぜひ作ってみてください。
そうめんの一番おいしい部分だけをとったといわれ歯ごたえ、喉ごしが良い「ふしめん」。有名な半田そうめんを作る時に出る「ふし」のことをいいます。そうめんと比べるとコシが強いのが特徴です。このふしめんを具と一緒にだし汁の中に加え、しょうゆで仕立てたふし汁がお正月の人気メニュー。また、パスタやすき焼きなどの一般的な料理でもおいしく食べることができます。
「でこまわし」とは地元産のじゃがいもと、団子などを串に刺し、焼いたものです。串を囲炉裏に立てて、回しながら焼くのでその様子が徳島県の伝統芸能である木偶人形(でこにんぎょう)の頭をまわす様子と似ていることから「でこまわし」というユニークな名前がつきました。味噌だれ仕立ての優しい味が絶品と人気の名物料理です。
動画は「でこまわし」を作る様子です。
「たらいうどん」の発祥地である阿波市土成町では古くから小麦とサツマイモが作られていました。ここではめでたい日や、客を迎える際にうどんを食べる文化があり、昭和初期にたらいで食べるようになったことから「たらいうどん」と呼ばれ有名になりました。だしには主に魚やいりこを使いますが、「じんぞく」を使って作るのが一番おいしいとされています。
動画は「たらいうどん」ではありませんが、おいしいうどんの作り方が載っているのでぜひ参考にしてみてください。
「そば米」とは、茹でた蕎麦のみを乾燥させたそばの粒のことです。この、粒のまま料理に使うのが徳島独特の使い方です。「そば米雑炊」の発祥地である祖谷では、米よりもそばが作られていたため古くから食べられてきました。煮干しで出汁をとったやさしい味わいが特徴。現在では、徳島の名物郷土料理として広い地域で多くの人に愛されています。
「雑穀もち」の発祥地である徳島県の西部に位置する山間部には平地が少なかったため、米や麦の栽培に適していなかったため雑穀の栽培が盛んに行われてきました。「雑穀もち」には、あわ、そば、こきび、たかきび、ひえなど沢山の穀物が使われています。現在でも食べられており、わさび醤油や砂糖をつけて食べるのが一般的です。
「おでんぶ」とは徳島県全域でお正月などのめでたい日に食べられる伝統料理で、金時豆や黒豆などの豆類と根菜を使ったお煮しめです。また、日持ちするようにと梅干しを入れて煮込むのでかすかに酸味が感じられるのがポイントです。使う具材次第で、自分流の「おでんぶ」ができるのでぜひお気に入りの具材を使って「オリジナルおでんぶ」を作ってみてはいかがでしょうか。
つなぎを一切使わず、そば粉を100%使った素朴な味わいの「祖谷そば」。つなぎを使っていないため、麺が太くて短く切れやすいのが特徴です。発祥地である祖谷では祝い事の時にはそばを食べる習慣がありますが、麺が切れやすく「縁が切れる」といわれており婚礼時の際は食べないそうです。そば本来の香りを楽しむことができおいしいと人気の名物料理です。
「竹ちくわ」とは文字通りちくわを竹に刺して売られているもののことをいいます。この竹ちくわの歴史は古く、平安時代に竹に魚のすり身を巻きつけて焼いて食べたことが始まりだといわれています。発祥地である小松島市では漁業が盛んなことから、新鮮なすり身を使ったちくわは現代でも多くの人に愛され、お土産としても人気があります。
動画は「竹ちくわ」ではありませんが、ちくわを使った様々なおかずのレシピを見ることができるのでぜひ参考にしてみてください。
「豆天玉焼き」の徳島市ではソウルフードといわれるほど人気の名物料理です。甘く味付けして煮込んだ金時豆と小海老を揚げた天ぷらをお好み焼きの中に入れると完成です。どのような味なのかイメージが湧きにくいですが、食感が良く甘みと塩気が絶妙でクセになる味だそうです。現地には専門店があるので徳島を訪れたらぜひ挑戦してみたいですね。
動画は「豆天玉焼き」ではありませんが、豆天玉焼きのルーツとなっている関西風のお好み焼きの作り方を見ることができるのでぜひ参考にしてみてください。
「ぼうせの姿寿司」は秋の祭りシーズンにつくられる押し寿司です。「ぼうせ」イボダイ、シズなどといった様々な名前があります。このボウセを7時間ほど酢につけ頭まで食べられるほど柔らかくしたのち押し寿司にして食べます。ボウセは淡白な味が特徴で、そこに酢の酸味とご飯の甘みが合わさったこの料理はお祝いの場での人気メニューです。
発祥である阿波市で珍味として知られる「鱧皮ちくわ」。阿南市の名産品であり高級魚として有名なハモの皮を竹に巻きつけ、そこに醤油やみりんで味付けしたものをじっくり炭火で焼きあげます。ハモの皮にはコラーゲン、老化防止に効果があるコンドロイチンまで含まれ栄養満点です。
食感が良くハモの旨みを存分に味わうことができます。アクセントにすだちを絞って食べるのが地元流です。動画は「鱧皮ちくわ」ではありませんが、ちくわを使ったおいしいレシピを見ることができるのでぜひ参考にしてみてください。
「徳島ラーメン」は地元では「中華そば」と呼ばれており、細麺で3種類のスープがあるのが特徴です。3種類それぞれ味が異なり、「茶系」は鶏がら豚骨をベースに醤油タレを足したもの、「黄系」は豚骨に鶏がら、野菜や海藻を入れたもの、「白系」は豚骨をベースに白醤油などを足したものというように分かれています。徳島に行ったら3種類制覇してみてはいかがでしょうか。
「徳島バーガー」は徳島県産のブランド食材として知られる阿波牛、阿波尾鶏、鳴門鯛を使用したバーガーのことで、地産地消プロジェクトを元にできた新しい名物料理です。徳島市では3ヵ月に一度バーガーコンテストが開かれ、市民にも身近なものとして定着しています。地元の新鮮な食材を使ったバーガーはおいしいと人気で専門店もあるので徳島を訪れた際はぜひ食べてみてください。
動画は「徳島バーガー」ではありませんが、おいしいハンバーガーの作り方を見ることができるのでぜひ参考にしてみてください。
海と山両方に恵まれた徳島県では、全国的に有名である「うどん」以外にもさまざまな食材を使ったおいしい郷土料理がたくさんあります。比較的簡単な料理が多いので、ご家庭でも真似して作ることができそうです。本場の味を試したい方は、ぜひ徳島名物を食べに出かけてみてくださいね。