【青森】ガチで怖い心霊スポット17選｜本物が出る廃墟や危険すぎるトンネルも!

心霊スポットを巡るのが好きという方もいるかもしれません。全国には心霊スポットが色々とあるものです。本州の最北端にある青森県にも、心霊スポットがあります。そこで今回は、ガチで怖い青森の心霊スポットを17か所紹介していきますので、ぜひご覧ください。

杉沢村は、青森県青森市の山奥にあったとされる村です。詳しい場所は不明となっています。杉沢村は昭和初期頃に、発狂した1人の村人が一夜にして村人全員を殺害して、自らも自殺したという事件の都市伝説がある心霊スポットです。村人がいなくなり閑散とした村は、いつしか地図や公的文書からも消えてしまいました。

テレビ番組で取り上げられ、全国的に知られるようになり話題となったのです。村へと続く道筋には、『この先に立ち入る者は命の保証はない』という看板が立っていて、村の入り口に朽ちた鳥居やドクロを思わせる石があるとされています。そして村は廃墟になっているものの、住居はそのままの状態という話があるのです。

恐山へは、青森空港からは青森駅までシャトルバスに乗り、青森駅よりJR大湊線に乗り『下北駅』で下車します。新幹線で『八戸駅』で降りるなら、JR大湊線の快速列車に乗り『下北駅』に向かいましょう。それなら、午前の午前の一番便に間に合わせることがカギです。恐山は日本三大霊山、三大霊場、三大霊地として有名となっています。

あたかも地獄と極楽が混在しているのような、不思議な場所でもあるでしょう。本州の死者が、皆恐山にやってくると言われています。よって、死者との別れを惜しむ人も多く訪れるのが特徴の心霊スポットです。恐山では、そこにある石を拾い帰った若者たちに女の霊が憑いてきたとの噂があります。拾った石を裏返すと、女の名前が書かれていたそうなので、石は拾ってはいけません。

久渡寺(くどじ)へは、JR弘前駅から車で30分ほどです。長い階段が特徴のお寺で、毎年5月中旬にはオシラ講が開かれます。付近において、土石流が発生して多くの住民が亡くなったという言い伝えがあります。長い坂の上には本堂があり、裏の池では自身の死に顔を映すのだともされているのです。地蔵群が立ち並んでいて、見る人によっては恐怖心が余計に増す可能性があるでしょう。

久渡寺の電話ボックスは、高い確率で心霊写真が撮れる心霊スポットとして有名です。電話ボックスに入った人が友達に写真を撮ってもらったら、首が消えていたのだとか。

旧久栗坂トンネルは、青森市の市街地から浅虫温泉に向かう途中にある旧トンネルです。国道4号線沿いにあり、隣には善知鳥トンネルがあり現在はそちらが使われています。旧久栗坂トンネルは現在は進入できないようになっています。電車で訪れるなら、JR青森駅より『青い森鉄道』に乗りJR浅虫温泉駅で降りるのが一番近いかもしれません。

女性の幽霊が現れるとか、事故で死んだ人の霊が現れる心霊スポットとされています。新トンネルの方でさえも、悲惨な交通事故が起きたたという逸話もあるのです。現在は閉ざされていてトンネル自体には入ることができません。

カローラ山荘という心霊スポットは、青森県八戸市の奥地に所在しています。車で訪れるのが良いかもしれません。元は精神病患者の隔離施設であり、治療とともに彫刻の制作をしていたとされています。それもあってか、今でも当地には石像が点在しているのです。カローラという名は、インドの加楼羅が由来であるとされていて、宗教も絡んでいるという噂もあります。

山荘は廃墟となっていて、その一部には頑丈な鉄格子で覆われている場所もあり、そこに患者が閉じ込められたともいわれています。現在も、鉄格子の隙間から亡くなった患者の幽霊が見えるのだとか。『ジェットババァ』といって、亡くなり幽霊となった年配の女性患者が、片手に鎌を持ち凄まじいまでの速さで追いかけてくるという現象もあります。

（※「カローラ山荘」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にご覧ください。）

城ヶ倉大橋は青森市の国道394号線沿いにある川にかかる橋です。近くに駐車場もあるので、観光地としても有名であり車で訪れるのが便利でしょう。城ヶ倉渓流に続く階段もあり、そこから下りることも可能です。橋からこれまで多くの人が飛び降りていて、夜には自殺者の霊が目撃されることが多々あります。

橋から川を覗けば霊が見上げていてこちらを見ているとか、霊に引きずり込まれるといった噂がある心霊スポットです。無意識のうちに飛び降りてしまうという話もありますし、橋が大変に高く120メートル近くあるため、落ちたら助からないと考えられますので、普段は観光地にもなっていますが訪れる際には十分注意が必要となります。

八甲田山は青森市の南側にそびえている山であり、JR青森駅よりバスで60分ほどの場所にあります。この場所では、明治34年に青森歩兵第五聯隊が軍事訓練のために八甲田山の縦断を試みたものの、猛吹雪により遭難してしまい210名中199名が凍死したという事件がありました。この事件は映画にもなっています。この場で特に怖いのは、県道40号線沿いにある雪中行軍遺体安置所です。

ここに109名の遺体が安置されたいたのです。事件から暫く経った頃に、中隊くらいの一群が八甲田山からやってくるという噂が広まりました。それを知った聯隊長は、衛兵の詰め所に待機し、一群が来るのを待ったのです。底冷えのする府夜明け間近の頃に衛兵が慌ててやってきて『ラッパの音に交じり軍歌が聞こえた』と報告をしました。周辺には、観光スポットも点在しています。

ワンダーランド浅虫は、青い森鉄道の『浅虫温泉駅』が最寄り駅です。元々あった『あさむしキディランド』が1999年に閉園し、大阪の遊具メーカに買い取られ『ワンダーランド浅虫』として2000年に再スタートしましたが、遊具の老朽化や来客の減少により2005年に閉園しました。シーサイド遊園地であり、ジェットコースター、観覧車もある観光地だったのです。

現在は遊具が取り壊され、廃墟となっていて東側の建物のみが残っています。この廃墟で無断侵入し肝試しをする若者もいて、彼らによればシャッターの下りたチケット売り場で、薄っすらと光るお爺さんの幽霊をみたという声があります。実際に、この場において60歳くらいの男性が亡くなっているという噂があるのです。

『スペース21』へは、県道30号線から脇道を通り行くことが可能です。『スナック夜景』と書かれた白とピンクの看板のところにある道を入り、道沿いに進みましょう。岩木山の麓に建てられたホテルでしたが、現在は廃墟となっています。建設当時から事故により死者がでていて、開業ししばらく経つと営業不振でオーナーが自殺したことで閉鎖されたとの噂です。

オーナーの慚愧の念は現在も残っていて、機械が立て続けに故障するなどし解体工事が進んでいません。そのため、霊感の強い人には霊が見えるという噂がある、心霊スポットになっています。本館の二階風呂場もしくは別館の一番奥の部屋が、特に霊が見えるので危険でしょう。

正伝寺は、JR弘前駅よりバスに乗り『茂森町』で下車後5分、『覚仙町』で下車なら徒歩8分ほどで到着でき、お寺の集まる禅林街の一角にあります。正伝寺は、生首の掛け軸が保管されていることで有名です。侍のさらし首を模写したものであり、本物の血も使用されているとされています。

テレビの某生番組において、この掛け軸が映ったところ、生首が瞬きをしたと視聴者が多数電話したのでした。生首の主は実在する人物とされています。掛け軸が反響を呼んだことからテレビ番組は再放送され、『開眼の軸』として広く認知されるようになりました。

新郷村にあるキリストの墓までは、JR八戸駅から五戸駅行きの南部バスに乗り40分、それから終点より羽井内行きに乗り換えて30分乗車、『キリスト公園』で下車後すぐです。イエス・キリストが、ゴルゴタの丘で処刑されたはずが、実は日本に渡り新郷村で106歳の天寿を全うしたという逸話があります。これは、竹内巨麿という人物が昭和10年に唱えた新説です。

これは『竹内文書』にも残っていて、処刑されたのはキリストの弟のイスキリであり、イエス自身は追っ手を逃れて新郷村の地にたどり着いたといいます。心霊スポットというよりも、ミステリースポットとしての意味合いが強いかもしれません。地元としても、キリストの墓により観光面で地元おこしをしています。

三戸トンネルは、青森県の南部町にあり『苫米地駅』が最寄り駅です。当駅より3キロ半ほどの場所にあります。『手倉橋隧道』が正式名称であり、怖いオカルトが好きな人には有名な場であり、青森県でも有数の心霊スポットです。この場では、暴走族から暴行された女性がこのトンネルに放置されて、女性は近くにある神社で自殺をしたという事件の噂があります。

女性の幽霊が幾度も目撃されていたり、ハイヒールの足音のような物音が聞こえるという噂もある心霊スポットなのです。さらに、ラジオに奇妙な女性の声が入るという話もあるとされています。

野内病院は『八重田バスターミナル』より浅虫方面へと向かい旧道を進めば右にあります。最寄り駅は『野内駅』となっていて、浦島ゴルフガーデンの隣のです。野内病院もしくは野内診療所と呼ばれる廃墟であるものの、正式名称ははっきりとしていません。入口に青いバスが放置されているのが、最大の特徴でしょう。このバスの中からは、座った少年が見えたという噂もあります。

この少年は、ここを訪れた人の背中に乗りずっと憑くと言われてもいるのです。心霊スポットとして有名であり、肝試しも多く行われています。

ホテルエンドレス2は平内町にある廃ラブホテルで、『西平内駅』が最寄り駅です。国道4号線(土屋バイパス)と青い森鉄道の線路に挟まれた場所に位置しています。2階では女性の霊が何度も見られる怖い場所となっているのです。また、このホテルの近くにあるカーブが、心霊スポットと言われています。『魔のカーブ』と言われ、事故多発現場であり注意を促す看板が建てられています。

事故を起こした人によれば、ハンドル操作が一切きかなくなり、ブレーキを踏んでもどんどんとスピードが加速するというのです。ただ、現在は土屋バイパスができたため、通行はできません。

月光の滝は、青森市滝沢の東岳の山腹にあります。青森市街から向かうと、みちのく有料道路に向かって有料道路に入る手前のY字路を左に入りましょう。そしてY字路の分岐点より2キロ程度山に入っていくと左側に石碑があり、それが月光の滝です。月光の滝は4本足のものを食べた者は立ち入ってはいけないというのがあります。

肉類を食べてから滝に自分の姿を映せば、滝壺に引きずり込まれるとされています。この地は、観光向きというわけではなく昔は修験道の霊場であったという見方があるのです。そして心霊スポットとして、人の影を見たとか、白い発行体がゆらゆらと飛んでいたという噂もあります。それに、ここを訪れた女性の精神がおかしくなってしまったという話もあります。

喜和楽園温泉は、『北高岩駅』が最寄り駅です。車で訪れるなら、県道134号線を池を目印にして行くとたどり着けます。オレンジの『喜和楽』と書かれた看板が、温泉への入り口です。温泉施設の廃墟であり、廃墟や心霊スポットが好きなマニアに有名となっています。なぜ閉鎖されたのかは、経営難で廃業したとされます。

放火をされ立て直す資金がなく廃業したという事件性も囁かれているのです。ホームレスの死体が見つかった、集団暴行事件が起きたなど曰くつきの場所となっていて、女性の幽霊も目撃されています。建物の通りにおいて、交通事故もあったという噂もあります。

鬼屋敷は『陸奥市川駅』が最寄り駅であり、県道15号線沿いの轟木保育園の近くにあります。この屋敷は、住人が一家もろとも心霊スポットと呼ばれるようになったとされているのです。廃墟マニアの間でも、鬼屋敷に行けば高確率で何等かの霊体験をするとも言われています。自殺した家族の幽霊の目撃談は数々あります。

ただ、時折建物の所有者が出入りしていたり、夜になると電気の明かりが見えるという噂もあるのです。ということは、今も管理はされているということかもしれません。ちなみに、地元の方によると特に危険なのは近くにある電話ボックスなのだそうです。何がそこであったかは不明なものの、大変に強い憎しみがあり、悪霊が絶えないとされています。

いかがでしょうか。青森には恐怖の心霊スポットがたくさんあることが分かったと思います。それにミステリーチックなスポットもあり、興味をかきたてられた方もいるかもしれません。心霊スポットを巡るのが好きな方もいるでしょう。それでも、安易に廃墟に立ち入ったりするのは控えるのが得策ですし、危険であると十分に注意しながら訪れるようにするのが大事です。