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北海道の人気観光スポットの富良野はテレビドラマ「優しい時間」や「北の国から」のロケ地として有名です。ドラマの舞台になった撮影場所を巡ったり一面に広がるラベンダー畑や富良野の豊かな自然を体験したり、ぜひ一度は訪れたい場所ですね。札幌から富良野までは約115キロメートルあります。交通手段はJR、高速バス、車を利用できます。
どの交通手段を選べばよいのか、料金や早さや快適さなど比較検討してみましょう。
JR（特急利用） 高速バス 車（一般道のみ） 車（高速経由）
所要時間 2～3時間 2時間30分 2時間30分 2時間
1名 3,620円 2,260円 7,842円 9,112円
4名 14,320円 （回数券利用）7,750円 7,842円 9,112円
1名往復 7,240円 4,150円 9,884円 11,424円
4名往復 28,960円 （回数券利用）15,500円 9,884円 11,424円
JR、高速バス、車のうちJRは途中の滝川で乗り換える必要があり、札幌～滝川～富良野の乗車時間は約2時間ですが滝川での乗り換えの時間を必要とします。高速バスは札幌～富良野直通ですのでその点安心な上に料金が良心的ですね。車は札幌で半日レンタカーを借りる想定です。一人利用は割高ですが4人なら割安になりますね。高速を使えば一番早く着けますよ。
最安で札幌から富良野へ行くなら、おすすめは高速バスです。片道2,260円、往復なら4,150円で利用できます。高速バスは直通なので乗り換えなどの心配もありませんよ。
最速で札幌から富良野へ行くなら、おすすめは車です。高速バスは滝川経由のルートを通りますが、車なら最短ルートを高速道路を利用して行けば、高速バスより早く2時間前後の時間で富良野に行くことができます。
車利用の場合、レンタカー代、高速料金、ガソリン代がかかるので一人か二人の場合、ちょっと割高になりますが4人のグループ旅行なら一人あたりの負担はぐっと下がって、一番割安にも出来そうですよ。
最楽で札幌から富良野に行くなら、おすすめはJRです。高速バスは渋滞などで時間が変動することがあってもJRは時間が正確ですよ。高速バスは乗り換えなしですが、乗り心地や席のゆったりさではJRの車両の方が楽ちんです。車と違って自分で運転しなくてよいのもJRの魅力ですね。また高速バスより遅い時間まで運行しているのもゆっくり観光できてJRは最楽です。
札幌から富良野までJRを利用する場合は札幌からJR函館本線のカムイ○号かライラック○号という特急で52分で滝川につきます。滝川始発のJR根室本線の普通列車に乗り換えて1時間10分で富良野です。乗車時間は約2時間ですが乗り換え時間があるので2時間半から3時間見ておくとよいでしょう。札幌発の特急は朝6：00から23：00までに25本以上あって1時間に2本平均あります。
料金は運賃が2,490円、札幌～滝川の自由席特急料金が1,130円で合計3,620円です。JRはインターネットで事前予約するとお得なえきねっと「トクだ値」というサービスもあるので是非活用してみて下さい。
JRは朝6時台から特急があり、帰りも富良野に21時に乗れば札幌に帰ることができておすすめです。札幌泊で富良野日帰り観光も可能です。日に25本以上の便数があって好きな時間に移動でき自由度が高いのも魅力ですね。また次の目的地への移動などJRの駅が起点になるのもJR利用のメリットでしょう。
ただし自由席の特急の場合、観光シーズンの混雑時に座れない時もあるというのはJRのデメリットですね。
札幌から富良野までは距離が約115㎞あります。高速を使わずに一般道で行くと2時間30分ぐらいです。札幌から国道12号で三笠まで行き、その先道道116号、国道452号、道道135号と進んで富良野に到着です。三笠から富良野の道は山道でトイレやガソリンスタンドなどがないので、道の駅三笠での休憩をおすすめします。
移動にかかる費用としては高速料金なし、ガソリン代だけで１リッター145円、燃費リッター16㎞として115㎞走行で1042円かかった計算です。それにレンタカー代を軽自動車の半日利用の6,800円で計算して加えると7,842円になります。レンタカー利用の場合、費用的に大きいですがグループ旅行などで人数が増えるほど割安になっていきますね。
一般道で富良野へ移動するメリットは高速料金がかからないことです。その代り30分ぐらい余分に時間がかかるのはデメリットですね。高速道路を使わないと途中好きなところへ寄り道したりできるのは大きなメリットではないでしょうか。でも自分でずっと運転しなければいけなので疲れます。これはデメリットですね。
札幌から富良野への移動で高速道路を使う場合、道央道の札幌ICで高速に乗って三笠ICまで行き、その先は一般道の道道116号、国道452号、道道135号を通って富良野です。所要時間は約2時間です。美瑛は富良野からあと30分のところなので一般道で移動の車が富良野につく間に高速を使うと美瑛まで足を延ばせる計算ですね。
移動にかかった費用はレンタカー代を軽の半日利用で6,800円として115㎞走行のガソリン代1,042円に高速料金の1,270円（普通車）を加えて2,312円にレンタカー代を加えると9,112円です。
札幌から富良野で高速道路を使って移動するのが電車や高速バスよりも、もちろん一般道のみで車で移動するよりも一番早く着くことができます。高速道路は信号がないので運転のストレスも軽減できますよ。これは大きなメリットですね。その分、高速道路を使うと寄り道できないのはデメリットと言えるかもしれません。早く着く分高速料金の負担があるのはデメリットですね。
冬の期間は路面凍結や雪害の危険がある場合があります。これは高速道路のデメリットでしょう。
札幌～富良野間の高速バスは1日10往復ほど便があり、札幌駅前ターミナル8：15発から、帰りは富良野駅前18：00発まで利用できるので札幌からの日帰りも出来るでしょう。所要時間は片道2時間30分です。料金は2,260円で往復で買うと4,150円とちょっと割引がありますよ。さらに事前予約をすると受けられる割引もあります。
札幌から富良野への移動手段として高速バスは一番安く利用できるのが大きなメリットですね。その上、電車のように途中乗換の必要もありません。車のように自分で運転する必要もないですよ。高速バスは乗っていれば寝ているうちに富良野まで連れて行ってくれます。メリットが多い高速バスですが、デメリットもいくつかあります。
JR札幌駅から札幌駅前ターミナルは数分ですが歩く必要があります。初めてだとちょっと迷うかもしれません。富良野行きの出る16番はかなり奥にあるので地図で確認してから利用しましょう。高速バスの車内は電車に比べて広くはありません。シートも乗用車に比べて窮屈に感じるかもしれません。2時間30分なのでちょっと我慢しましょう。
札幌から富良野への移動方法として電車、高速バス、車を比較して紹介しました。楽に行くならJR、安く行くなら高速バス、車があれば寄り道しながら観光も出来そうだということも分かりました。でも冬に富良野に行く場合は車の利用は雪害や路面の凍結など危険です。車は交通事故に遭うリスクがあることも覚えておきましょう。是非、自分に合った交通手段を見つけてください。