【宮城】最恐心霊スポット17選｜見た人の証言や完全に映っちゃった動画も…

宮城県は伊達政宗や七夕まつり、楽天イーグルスの保護地域として有名な場所です。牛タンやずんだ餅や芋煮など、美味しいグルメがある街としても知られています。一方で幽霊の目撃情報が多い心霊スポットも点在しており、中には霊能者も恐れる場所もあるようです。

これから、口コミやSNSで有名な宮城県の心霊スポットを紹介していきます。怖い体験をすることもありますので、決して安易な気持ちで近寄らないようにしましょう。

東北自動車道・仙台宮城インターから15分。仙台市青葉区にある「八木山橋」は、自殺の名所として有名な心霊スポットです。自殺防止のため2mの鉄条網フェンスが付けられましたが、それでも自ら命を絶つ人は後を絶ちません。

橋の下は化石発掘所になっているのですが、自殺者のものと思われる衣類が木に引っかかっていたり、卒塔婆が建てられていたりと異様な風景が広がっています。「肝試しに行ったら、フェンスにたくさんの手がしがみついていた」「女性の幽霊に追いかけられた」「林の中にすごい形相の女性の顔が浮かんでいた」など、訪れた人は高確率で怖い体験談をする危険な心霊スポットです。

東北自動車道・仙台南インターの直ぐ近くにある「太白山トンネル」は、かつて秋保電気鉄道が走っていたトンネルです。このトンネル内では人身事故や自殺によって死亡した人がおり、成仏できていない幽霊がさまよっていると噂されるようになりました。

目撃例は男の子の幽霊や、自殺者とみられる幽霊、また心霊写真を撮影した人もいるようです。現在は電車は走っておらず、トンネルだけが残されています。肝試しの定番スポットのようですが、からかい半分で行くと怖い目に合う心霊スポットです。

東北自動車道・仙台宮城インターから30分。宮城野区にある「与兵衛沼（よへいぬま）」は、農業用水のために作られたため池です。ここでは高校生の水の事故、高齢者が殺害される事件、近所の病院から脱走した入院患者の入水自殺、ほとりの森の中では首つり自殺など、複数の事故や事件による死亡者が出ています。

和服を着た女性、笑いながら水に落ちていく男性、白装束の集団など様々な幽霊が目撃されており、地元の人はあまり近づきたがらないようです。

東北自動車道・仙台宮城インターから5分ほどの距離にある「葛岡霊園」は、県内最大規模の霊園です。あまりにも広いのでA区画～Z区画に分けられているのですが、その中のZ区画に赤ちゃんを抱いた女性の幽霊が出るとの噂があります。肝試しに行った人の中には、子守唄や赤ちゃんの泣き声を聞いた人もいるようです。

また、霊園内にある塔を反時計回りに数回周ると悪いことが起きるとの噂もあり、実際試してみた人が交通事故にあったケースもあります。他にも「駐車場に停めていた車の窓にたくさんの手形がついていた」「写真を撮ったら顔や体を覆いつくすほどのオーブが写っていた」など、怖い話が絶えない恐ろしい心霊スポットです。

東北自動車道・古川インターから45分ほどの場所に、宮城県加美郡の観光スポット「荒沢の滝」があります。七段に砕ける美しい滝なのですが、自殺の名所として有名な場所であり複数人の人が命を落とされているそうです。

また、この地域では「ネコを滝つぼに沈めると、ネコ嫌いの水神が怒って雨を降らせる」という言い伝えがあり、雨乞いのために沈められたネコが何匹もいたとのこと。そのためか「緑色のクラゲのようなものが滝を登っていった」「白いモヤの固まりのようなものが滝の中に消えていった」など謎の物体が目撃されることが多い心霊スポットとなっています。

東北自動車道・長者原スマートインターチェンジから5分。大崎市にある化女沼（けじょぬま）ランドは、かつてはたくさんの人が訪れる人気の遊園地でした。しかし、経営不振により2001年に閉園。その後「女性がすすり泣くような声が聞こえた」「赤ちゃんの泣き声する」などといった噂が相次ぎ、心霊スポットとして有名になったせいで買い手がつかないまま廃墟と化しました。

現在も入場ゲートや売店、観覧車やメリーゴーランド、コーヒーカップなどのアトラクションがそのまま残されています。廃墟マニアや心霊マニアにとっては絶好のスポットとなっていますが、幽霊の目撃情報もあり、また私有地でもあるので安易に近づかないようにしましょう。

東北自動車道・古川インターから40分ほどの位置にある「ホテルニュー鳴子」。かつては観光ホテルとしてさかえていましたが、20～30年前に火事になり、修復されることなく廃墟となりました。「火災で大勢の死者を出した」という噂があるようですが、実際は死者は出ていないようです。しかし廃墟という建物が良からぬものを寄せ付けたのか、現在は幽霊が目撃される心霊スポットになってしまいました。

ここでは、肝試しや廃墟撮影に訪れた数多くの人が怖い体験をしています。女性や子供の幽霊を目撃した人、心霊写真が撮れてしまった人、逆に動画を回したのに真っ暗な映像しか取れなかった人、中には憑りつかれてしまった人もいるようです。霊能者も入るのを拒むような危険な心霊スポットですので、遊びで訪れるのは決しておすすめしません。

三陸自動車道・松島北インターから5分ほど離れた場所に「乙女の祈り」と呼ばれる心霊スポットがあります。昔、ここで女子高生の首つり自殺があり、その木には女子高生が刻んだと思われる謎のメッセージが残されていました。

「コノ時ヲモッテ乙ノ限界ヲ知ッタ大自然ニ生キルイギヲ失ウ　乙ハ死ヲモッテ　コレヲ征服セネバナラナイ　昭和四六二 一男」。これを解読すると呪われる、またこの木を見つけた人はタバコを供えないといけないという噂もあります。ここはテレビ局が来るほど有名な場所ですが、取材後にアナウンサーが交通事故死したことから危険な心霊スポットとして位置づけられています。

三陸自動車道・松島北インターから5分。宮城郡松島町にある「 旧品井沼（きゅうしないぬま）トンネル」は、不可解な現象が起きる場所として有名なスポットです。奇妙な人影が現れる、壁面に顔が浮かび上がる、血のような雫が落ちてくるなど様々で、それに気を取られて出口付近にあるカーブで事故を起こしてしまう人もいます。

このトンネルの建設には犯罪者が強制労働者として加わっており、トンネルの壁内に埋められたという噂が残っています。昼間でも薄暗く、異様な雰囲気が漂っているため地元の人も通りたがらないいわくつきのトンネルです。

三陸自動車道・松島北インターから10分の場所に、松島湾を見渡せる景勝地として有名な富山があります。この山頂には「富山観音」という礼堂があるのですが、以前ここで自殺があり、今もその幽霊がさまよっていると噂されています。

礼堂にある梵鐘を悪ふざけで鳴らたら帰りの車でエンジンがかからなくなった、参道から山頂までの階段で人の気配を感じた、足だけの幽霊を見たなどの体験談があるようです。観光地を兼ねていますが、もともとは神聖なる場所です。肝試しに行くような場所ではないことは理解しておきましょう。

東北自動車道・白石インターから約30分ほどの場所にある「七ヶ宿（しちかしゅく）ダム」も、宮城県では有名な心霊スポットです。ダムの北側には七ケ宿大橋という全長200mほどの橋が架かっているのですが、2004年10月に暴力団関係者が19歳の会社員を暴行し、ダムに投げ落とし殺害するという事件が起こっています。

また近くのトイレでは焼身自殺や首吊り自殺も起こっているそうです。事件や相次ぐ自殺が影響しているのか「ダム付近で男性がうめくような声が聞こえた」「大きなものが水面に叩きつけられるような音がする」「湖面から手が出ているのを見た」など、奇妙な現象が見聞きされています。

三陸自動車道・三滝堂インターから5分ほどの距離に位置する「旧水界トンネル」は、明治19年に南三陸町と登米町を繋ぐような形で建設されたトンネルです。ここのトンネルを建設する際、不運の事故により亡くなってしまった作業員がいるそうで、その遺体を人柱（神にささげる生贄）としてトンネル壁内に埋めた…との噂が残っています。

その噂が本当なのか分かりませんが、トンネルの壁から手が出てきたり、車で通ると窓にたくさんの手形がついていたり、交通事故が多発したりと、恐ろしい現象が続いたそうです。現在は新しいトンネルが出来たことにより通行止めになっていますが、それでも肝試しに行く人が絶えない有名な心霊スポットです。

東北自動車道・白石インターから約30分ほどの場所に「宮城県角田女子高等学校」という公立高校がありました。2005年に他校と再編統合し、それ以降はグランドと武道場のみ使用、旧校舎は使わないというスタイルになっています。

現在、廃墟となった校舎では「誰もいないはずなのに人影が見える」という噂があり、また武道場では「足を捕まれた」という奇妙な現象が起こっているようです。ここは2011年の東日本大震災の際に御遺体の安置所として使用されていますが、この奇妙な現象との因果関係は分かっていません。

三陸自動車道・松島北インターから30分。県道173号線沿いにある城山公園（涌谷城跡）の近くにある「涌谷神社」と、公園裏にある「浅貞公園」は度々幽霊が目撃される有名な心霊スポットです。以前、浅貞公園で自殺した親子がいて、その幽霊が付近をさまよっていると噂されています。

涌谷神社では子供を探す女性、浅貞公園では小さな男の子、近くにある廃墟では男性の幽霊がそれぞれ目撃されており、特に浅貞公園は昼間でも薄暗く地元の人も近寄りがたいスポットのようです。

東北自動車道・仙台南インターから15分ほどの場所にある自殺の名所「釜房（かまふさ）ダム」。けん銃を使用した自殺、駐車場での焼身自殺、ダムへの投身自殺など、これまでに複数の人が釜房ダム敷地内で亡くなっています。

ここでは肝試しやバス釣りに訪れた人が「水面に立つ幽霊を目撃した」「銃声のような音が聞こえた」「全身を膜で覆われるような感覚に陥った」など様々な怖い体験をしており、またダム畔の道路ではなぜか車のスピードが落ちる場所もあるようです。いまだ成仏できていない幽霊が彷徨っていると噂されている、危険な心霊スポットです。

山形自動車道・宮城川崎インターから約10分。宮城県宮城県柴田郡川崎町から蔵王町円田に向かう県道47号沿いに、老婆の幽霊が目撃される心霊スポットがあります。川崎町（仙台方面）から入ると最初の急カーブに当たる場所で、以前、ここで老婆が殺害され遺棄された死体遺棄事件があったそうです。

また、県道47号線～すずらん峠では交通死亡事故も多発しており、血まみれの男性の幽霊が現れるという噂もあります。急カーブや道幅が狭い箇所もありリアルな面でも危険なことから、絶対に軽い気持ちで訪れてはいけない心霊スポットです。

三陸自動車道・女川インターから約30分。「旧コバルトライン」は、太平洋を望む絶景が楽しめることからドライブやツーリングに人気のあるスポットです。一方で「首無しライダーが出没する」「あり得ないスピードで追いかけてくる」という噂がある有名な心霊スポットです。

首無しライダーの正体は、以前バイク事故で亡くなった人の幽霊との噂がありますが、詳細は分かっていません。さらに、首無しライダーに会ってしまうと自身も不運な事故に巻き込まれるという不吉な話もあります。土地柄なのか深い霧が発生する日もある危険なルートなので、訪れる時には十分な注意が必要です。

いかがでしたか？宮城県には、事故や事件、自殺など様々な理由で心霊スポットになった場所がたくさんあります。肝試しはおすすめしませんが、訪れる時には必ず自己責任で、また細心の注意を払いながら訪れるようにしてください。