【札幌駅から5分以内】おすすめ寿司屋11選！お得な回転寿司〜高級老舗店まで！

北海道グルメの定番の一つとなるのが、なんと言っても新鮮な魚介類。ジンギスカンもスープカレーも魅力的ですが、やはり定番の海の幸は外せません。

今回ご紹介するのは、札幌エリアのおすすめお寿司屋さん。
家族旅行でワイワイ楽しめる回転寿司や、しっとりと大人の雰囲気を楽しめるカウンター席のお店まで、お寿司はもちろん、海鮮丼などもおいしいお店をご紹介します。

札幌駅北口から徒歩4分の場所にある「すし処 北斎」は、札幌市内のお寿司屋さんの中でも特に有名店。ジャズの流れるクラシックな空間を提供しており、道内外問わず非常に人気の高いお店です。食べログでも札幌で一位の人気を誇っており、その実力は折り紙付き。

それでは、どんな人気メニューがあるのか見てみましょう。

北海道の海産グルメの一つでもある「ウニ」ですが、ここ北斎では「海水ウニ」という海水と同じ濃度の塩水に浸かったウニを使用。単品で頼むと、そのおいしい海水ウニを“こんもり”と盛ってくれます。

凝固剤のミョウバンによる型くずれを防いだ「板ウニ」よりも、海水ウニの方が味も風味も格段に良く、ここ北斎の常連客の方からも「観光客の方に是非食べてほしい」と言われるほど評判です。

ランチセットは、お値段の安い1,080円の「禄（にぎり+汁物）」と、もうワンランク上で2,160円の「福（にぎり+海鮮茶碗蒸し+汁碗+お菓子付）」の二種類を用意。

評価の高い口コミで観光客におすすめと言われる福は、ウニやイクラ、マグロなどのにぎりに加え、茶碗蒸しやお吸い物などの汁物に、わらび餅といったデザートも付加。値段に見合った満足感を得られそうなセット内容です。

北斎では、「生ちらし（海鮮茶碗蒸し+汁碗+お菓子付き）」という海鮮丼もまたおすすめ。
ランチ時はやはり限定メニューの福を注文する方が多いですが、こちらもウニやイクラ、トロに甘エビなど、バリエーション豊かな魚介類が楽しめます。

「福が食べたかったのに品切れになってしまった」という場合は、こちらを頼んでみてはいかがでしょう？

「鮨 田なべ」は、地下鉄南北線「さっぽろ駅」、またはJR「札幌駅」どちらからも下車徒歩5分の場所に位置するお寿司屋さん。2015年に新しいビルに移転しており、店自体もピカピカで清潔感には定評がある様子。またメニューは、基本的に、おまかせのコース料理を提供しています。

そんな「鮨 田なべ」は「ミシュランガイド北海道」2012年版にて三ツ星を獲得するほどの功績を残しています。ここでは職人の目利きを信頼して注文するスタンスなので、何がおすすめのメニューか、と言うより、そういう趣向のお店を好む方におすすめです。ミシュラン獲得店とあって、予約した方がよりスムーズに席を確保できるので、来店の際は事前に問い合わせてみましょう。

コース料理に組み込まれたものになりますが、田なべの鮑は肝ソースがかかった濃厚な味わい。こちらは一番安い、おまかせ握りコース（11,500円）にも含まれています（ただし時期によって内容が異なることも）。

鮑の肝はクセがあり、好みが分かれるところですが、少なくとも魚の腸が好きな方にはおすすめです。せっかく北海道に来たのなら、こんな贅沢を一回は味わっておきましょう！

田なべでは、高級魚のノドグロも取り扱っており、それを香ばしく炙って提供しています。こちらは最も高級な16,800円のコースに含まれていますが、これより安いコースを頼まれた方も追加注文している様で、やはり来たらぜひ食べておきたい一品であることが伺えます。

ノドグロと言えば、某男子テニスプレイヤーの方の好物として、一気に認知度を上げた魚ですが、人生で一度は食べて欲しい絶品魚と言えるでしょう。

札幌駅のJRタワー6階に展開する「根室花まる JRタワーステラプレイス店」は、駅ビル内にある好立地な回転寿司店。もちろん人気も充分。家族で訪れるなら回転寿司は手堅い選択肢ですし、北海道は回転寿司もクオリティが高いことで定評があるのでおすすめです。

シャリのむき出しの部分を全て覆う様に被さったすじこは、見た目のインパクトに反して塩気は濃くなく、素材の味が引き立つほどの絶妙な塩加減に抑えられています。すじこやいくらは、口いっぱいに頬張って贅沢食いしてみたい食べ物の一つ。これ一貫で、その願望を叶えてしまいます。

時知らずは初夏に取れる若鮭で、こちらは公式サイトでもおすすめの一品としてピックアップされています。根室花まるには他にも数多くのサーモンメニューを取り揃えていますが、夏場はこの時知らずを食べてみるのがおすすめです。おいしいことは言うまでもないですね。

「四季花まる」は、「根室花まる」とグループ店となっており、こちらも札幌駅直通でアクセスしやすい場所にあります。

「四季花まる」は回転寿司の気軽さと、カウンター席の落ち着きを併せた、家族連れでもお一人様でも足を運びやすい雰囲気を提供しており、うるさすぎず静かすぎずな空間をお求めの方におすすめのお寿司屋さんです。

道東のお寿司屋さんの人気ネタは、なんと言っても“いくら”ですが、こちら「四季花まるPASEO店」でも例外ではありません。口コミの数だけで見ると、少なくともここではマグロよりも多く見かけました。それだけお客さんが当たり前の様に注文されるんでしょう。

北海道に来たからには、一回は絶対に食べておきたい候補の一つでしょう。

一つ一つ頼むのは悩みすぎて時間がかかる…という方には、こちらのホタテ、本鮪、サーモン、季節の白身、エンガワの5種が楽しめる焦がし醤油握りセットがおすすめ。他にもセットメニューは色々ありますが、北海道ならではのホタテやサーモンも戴けるこのセットは試してみる価値ありでしょう。特にサーモンは、ここの人気メニューです。

「その日まかせのまんぷく丼3種」は、三種の小盛りの海鮮丼と汁物のランチメニュー。ネタや汁物の具は、仕入れによって変わります。回転寿司の根室花まるではなく、カウンター席の四季花まるだからこそ出せるメニューでしょう。これだけ充実したランチでお値段も非情に安いので、こちらもぜひ食べて頂きたい一品です。

「すし善 大丸札幌店」は、南北線の札幌駅から直通で徒歩5分の場所にあるカウンター寿司店。すし善は老舗の本店を同じく札幌市内に構えており、店主が「現代の名工」「黄綬褒章」といった賞を受賞しています。また本店では、ミシュラン2つ星も獲得。

大丸店では新鮮で安いお寿司が家族連れでも楽しめる食事処になっているため、こちらの方が気軽に来店できるでしょう。

やはりどのお寿司屋さんも、いくらの人気は例に漏れずといったところですが、特に「すし善 大丸札幌店」では、口コミ数で他のネタに大差を付けていました。お客さんからは皮が薄く食感も良いと、評判も上々。

「松川かれい」は、鱗の王様と書いて「王鰈」と呼ばれており、なかなか市場に出回ることがなく、幻のカレイとも言われるほど貴重なカレイです。とは言っても、近年は資源回復によって徐々に漁獲量も増えつつある様子。気になる味ですが、脂の乗ったその身は厚く、コリコリとした食感が楽しめるのが特徴です。

「すし善大丸札幌店」では、海鮮丼の「ちらし寿司」がランチメニューとして頂けます。サーモン、いくら、甘エビにマグロにホタテといったネタが載っていますが、画像で見るよりも実際はもっとネタがふんだんに使用されています。

「鮨棗赤レンガテラス店」は、南北線さっぽろ駅から徒歩2分の場所に位置する、赤れんがテラスの3階にお店を構えています。店内に入ると大きな窓から季節感を堪能できる街路樹や、赤れんが庁舎が見え、開放感があってモダンな雰囲気で和のお寿司を味わうことができます。

「鮨棗赤レンガテラス店」で、まずおすすめするのはサーモン。こちらは脂の載った上質なキングサーモンを使用しており、ランチメニューの葵 aoi（2,500円）や、棗 natsume（3,000円）などでも頂けます。

ホタテもまた北海道グルメの定番の一つ。鮨棗赤レンガテラス店のホタテは新鮮で甘く、ねっとりとしていながら歯ごたえもしっかりと感じられる美味しさに仕上げられています。

ランチ限定の海鮮丼は、海鮮たっぷりの生ちらしと、いくらが豪快に掛かったイクラ丼のミニ丼のセットがおすすめ。こちらは、ミニサラダ+みそ汁+茶碗蒸し付です。いくらに加え、ホタテにカニ、数の子など、北海道の代表的な海鮮系が一つの丼に集約されています。

南北線さっぽろ駅、または大通駅から徒歩3分の場所にある「寿し心 なかむら」は、お得なランチメニューが人気。ランチの握りのセットは3種類あり、他にも鉄火丼やお弁当も販売されています。高級感のある内装ですが、女性やお子様用のデザートのサービスもあり、アットホームな雰囲気になっています。

「寿し心 なかむら」のイカは、サクサクと歯切れの良い食感で、イカ好きな方なら新鮮さに舌を唸らせること間違いなし。イカも北海道ならではの海の幸なので、やはりぜひ味わいたい食材の候補でしょう。

「寿し心 なかむら」では、なかなか生で取り扱われることのない桜鱒を、白ワインで締め臭みを取り、しっとりとした食感に仕上げています。脂の載ったサーモンの味を想像するかもしれませんが、桜鱒の身は脂身が少なくアッサリとしています。じっくり味わえば甘さや旨味を感じ取れる魚なので、一度食べてみて欲しい一品です。

「寿し心 なかむら」では、新鮮なマグロの赤身が贅沢に敷き詰められた鉄火丼（椀物+デザート付）が、ランチでお得に戴けます。薄切りではありますが、枚数やシャリが見えなくなるほどギッシリと並べられているだけあって、満足感も十分。

札幌駅地下アピア内にお店を構える「くるくる寿司」は、老舗の回転寿司店。どことなく情緒感のある居酒屋の様な雰囲気の店内には、真っ昼間からお酒を飲む常連客もチラホラ。外国人観光客も多く見られます。

「くるくる寿し」で食べられる本マグロの中トロは、しっかり脂が乗っていて、大トロを食べる前にまずこちらから頼んでみましょう。

通常お寿司屋さんの穴子と言うと、煮穴子が定番ですが、くるくる寿しでは似たものとは別に焼いたバージョンも出しています。香ばしく、そしてふんわりと仕上げた焼き穴子は、甘めのタレと山椒が絶妙なバランスでマッチ。こちらは常連さんの隠れた人気メニューで、おいしいと評判です。

札幌銀鱗は、南北線・東豊線さっぽろ駅から1分の、札幌ステラプレイスセンター6Fにあり、落ち着いた雰囲気の店内からは、札幌市の夜景が一望できます。テーブル席で頂くスタイルで、宴会席や個室も用意されており、カップルでゆっくり過ごすのにも最適です。

「鮨御膳　雅-ＭＩＹＡＢＩ-」は、まぐろ・白身・サーモン・帆立・ぼたん海老・いくら・とびっこなどの握り7貫に、椀物が付いたセットメニューです。軽めの食事なので、もっとたくさん食べたいという方は、以下の華の方がいいかもしれません。

「鮨御膳　華-ＨＡＮＡ-」は、中とろ・白身・サーモン・ホタテ・カニ・ボタン海老・いくら・ウニなどの握り8貫に、椀物が付いたセットメニューになります。雅と比べると、より北海道色の強いラインナップになっています。

サーモンざんまい丼御膳は、サーモン刺身・鮭とろ・サーモン焼き・いくらなどが載った、サーモンをこれでもかというほど堪能できる、サーモン好きのための海鮮丼です。

東豊線さっぽろ駅から徒歩1分の札幌ESTA10階にある「回転寿司 北海道四季彩亭」は、タッチパネル式の回転寿司店。こちらは以前にも別のお寿司屋さんが入っていましたが、閉店してしまい、今運営しているこちらの人気は上々の様子。店内の窓からは札幌市内が一望できます。

プリッとした食感が何とも言えないボタン海老ですが、「北海道四季彩亭」ではビッグサイズで提供しています。しかも有頭なので、お行儀は悪いですが、味噌がチューチュー吸えてしまいます…。

北海道のお寿司屋さんでは、新鮮な生のおいしい貝類が豊富に揃っているのもまた魅力で、回転寿司にあると感動もひとしお。「北海道四季彩亭」のほっき貝は、旨味もタップリ。

「あきず」は、札幌駅・さっぽろ駅から徒歩5分の京王プラザホテル札幌 地下1階にあり、こちらは4つ星ホテルになります。店内は純和風で掘りごたつの席も用意しており、抑えめの照明が落ち着いた雰囲気を演出。

ここ「あきず」で特に人気なのが「生寿司ランチ」でした。お寿司（またはちらし）、音威子府そば（またはうどん）、茶碗蒸し、天ぷら、惣菜・サラダバーなど、様々なメニューが一つとなって1,800円はかなりお得でしょう。

札幌駅周辺だけでも、これだけ特色の異なるお寿司屋さんが集中していて、選ぶのに迷ってしまいますね。家族で行けるお店は回転寿司だけでなく、カウンター式にもあるのは嬉しい限り。そしてコスパの良いお店から、贅沢を味わい尽くせるお店まで選り取り見取りなので、札幌の寿司探求は奥が深そうです！