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小樽運河など人気スポットがある小樽を観光して札幌へ移動したり、小樽を拠点にして1日を札幌観光に当てるなど色々な観光パターンがありますが、そんな場合の小樽から札幌への移動にはどの交通手段がいいのでしょうか。今回は時間や料金、楽な移動方法など色々な角度から比較検討していきます。
JR 高速バス 車(高速) 車(一般道)
料金(1人) 640円 610円 5,169円 4,359円
料金(4人) 2,560円 2,440円 5,169円 4,359円
往復料金(1人)1,280円 1,140円 6,288円 4,668円
往復料金(4人)5,120円 4,560円 6,288円 4,668円
移動時間 32分 1時間5分 50分 1時間10分
JRは2つの都市を乗り換えなしの快速電車が運行されているため移動時間での早さが飛びぬけています。料金では高速バスがJRより少し安くなり、往復券を購入すると割引があるのでさらに安くなります。
車は小樽で朝から夜までレンタカーを借りた場合の想定ですが、一般道を使って4人で往復するとJRより料金が安くなってきます。ただ、時間的には車で高速道を使ってもJRの方が早くなります。
小樽から札幌へ最安の料金で行くなら高速バスの利用がおすすめということになります。片道610円とJRより30円安い上に、往復とも高速バスを利用する場合は往復券を購入すると140円安くなり、乗り換えもないので便利です。
小樽から札幌へ最も短い時間で移動できるのはJRです。両駅間を快速エアポートが32分の所要で1時間に2本運転されており、さらに区間快速いしかりライナーも所要39分で同じく1時間に2本の運転と、いずれにしても高速バスより断然早く、早さ優先ならJRということになります。
小樽から札幌へ最も楽な方法で移動するにはJRの利用がおすすめです。早く到着する上に時間が正確な所が精神的にも楽です。そして座席がバスの様に窮屈でないことや、徒歩や乗り換えが無いことが有難く、さらには車と違い自分が運転しなくていいのも楽なところです。
小樽と札幌の間はJR函館本線の一部になり両駅間には13の駅がありますが、停車駅の少ない新千歳空港行きの「快速エアポート」を利用すると32分で行くことができます。この快速は30分毎に運転されており、さらに所要39分の江別、岩見沢方面行き「区間快速いしかりライナー」も30分毎に発車するので、15分毎にどちらかの電車を利用でき非常に便利です。
料金は乗車券が640円になりますが「快速エアポート」には「uシート」と呼ばれる指定席があり、これを利用すると指定席料金520円が必要で合計1,160円になります。
JRで移動する場合は早さが魅力ですが、旅の拠点である駅から駅へ行けるということやダイヤ的に朝早くから夜遅くまで運転されているのもメリットです。普通電車なら朝は5時台から、快速電車も8時台から運転されており、夜は区間快速なら21時頃まで、普通は23時台までの運転で1日を有効的に使えます。
一方デメリットとしては、混雑して人が多いと座れな場合があることです。また、混雑時にはキャリーバッグなど大きな荷物を置くスペースに困ることもあります。これらを回避するには指定席の「uシート」の利用がおすすめです。
小樽駅から札幌中心部へは約38kmで、一般道のみで移動すると約1時間10分の所要になります。小樽駅からすぐに国道5号線へ入りそのまま札幌方面へ向かいます。札幌市内へ入ると中心部へはいくつかのルートがありますが、国道5号線をそのまま進んでも札幌中心部や札幌駅方面に行くことができます。
料金は高速料金がないので、ガソリン代とレンタカー費用になります。ガソリン代は130円/L、16km/Lで38km走行した場合の計算で309円になります。小樽でのレンタカー代は札幌で借りる場合より少し割高になり、小型のヴィッツタイプで9時から21時までの料金4,050円を想定すると合計4,359円となります。4人での旅行で往復するとJRより費用が安くなります。
一般道で移動する場合は、高速料金の費用が要らないことに加え、何と言っても途中で他の場所に寄れることが大きなメリットです。逆にデメリットは高速利用にくらべて時間がかかり、信号のある道をずっと自分で運転すると疲れることがあげられます。
小樽駅から高速道路を使って札幌中心部へ移動するには札樽自動車道を利用します。小樽駅から札樽自動車道の小樽ICまでは約10分で、そこから札樽自動車道で札幌西ICまで行きます。札幌中心部へは札幌北ICの方が近いのですが高速料金が一気に高くなるので、札幌西ICを利用するのがおすすめです。札幌西ICを出ると札幌駅までは約8kmで、全体の所要時間は約50分です。
札樽自動車道を利用した場合の高速料金は小樽IC~札幌西ICが810円になり、その分の費用が一般道のみで移動する場合より料金的に高くなるので合計5,169円となります。高速利用の場合は4人で往復利用しても一般道のみの場合とちがってJRより安くなることはありません。
小樽から札幌へ高速道路を使って移動する場合、JRよりは所要時間がかかりますが一般道の場合はもちろん、高速バスよりも早く行くことができ、移動区間の大半を占める高速道の部分は信号がないことがメリットになります。ただ、高速料金の負担や途中寄り道ができないことに加えて、冬期は雪で危険なことがデメリットで速度規制で制限されると早いというメリットもなくなります。
小樽駅から札幌駅への高速バスは北海道中央バスとJRバスの共同運行になっており、それぞれの都市の市街地部分以外は札樽自動車道を走行するので快適です。所要時間は円山経由と北大経由で多少時間が異なりますが、渋滞などの遅延がないといずれも1時間と少しで札幌駅に着きます。
小樽駅前始発のバスに加えてニセコ、岩内方面始発のバスも小樽駅前を経由するため、10分おきのダイヤで運行されているので便利です。料金は片道610円とJRよりも安くなっており、往復券を買うと1140円で往復で80円安くなります。
小樽から札幌への移動に高速バスを使う場合のメリットは料金的に安いこと以外に、10分毎という本数の多さと朝は早く6時台から運行されていることがあげられます。朝一から活動できるのが嬉しいですね。札幌から戻る場合も夜の11時まで運転されているので1日をより有効的に使えます。
一方、デメリットはJRや高速道を利用した車の場合より時間がかかることに加えて、渋滞などにより遅れる場合があることです。また、電車より座席が窮屈で寝れないという可能性もあります。
小樽から札幌への移動方法をJR、高速バス、車と各交通機関について比較して紹介しました。早さと楽な移動方法優先ならJR、安さ優先なら高速バスがおすすめです。途中で観光しながら札幌へ向かったり札幌市内各所を観光するなら車がいいですが、冬の北海道は積雪や路面凍結があり車利用はおすすめできません。旅行の目的やシーズンを考えて自分に合った交通手段を見つけて下さい。