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網走といえば、オホーツク海の流氷や網走監獄博物館など、一度は見てみたい観光名所があります。新鮮な海の味覚も魅力的です。
札幌から網走までは、約330km。飛行機、JR、高速バス、車といった交通手段があります。料金や所要時間、快適さなどから、どの交通手段を利用するのがおすすめか、比較検討してみます。
JR(特急利用) 高速バス 車(高速経由) 車(一般道) 飛行機
料金(1人) 9,390円 6,390円 6,677円 2,985円 28,450円
料金(4人)37,560円 22,720円 6,677円 2,985円 113,800円
移動時間 5時間22分 6時間15分 4時間22分 6時間34分 3時間
最速は飛行機です。飛行機の所要時間には札幌から新千歳空港、女満別空港から網走駅へのアクセスを含みます。JRは乗車券と自由席特急券の料金です。最安は一般道での車移動。次に安いのが高速バスです。4人分のバス料金は、4枚綴り回数券の料金で計算しています。ガソリン価格や交通事情により数値は多少前後します。
札幌から網走まで、最安で移動できるのは一般道利用の車です。交通費としてかかる費用はほぼガソリン代のみ。北海道庁の物価情報でのガソリン価格は1Lあたり143円で、車の燃費を16km/1Lと考えます。交通費は2,985円となります。
最速で札幌から網走まで移動できるのは、飛行機です。混雑するシーズンには早めに空港に行く必要などもありますが、札幌駅から新千歳空港への移動、女満別空港から網走市街地への移動、すべて含めて約3時間はさすがです。
最楽で札幌から網走に行くならJRがおすすめです。特急オホーツクは網走まで直通で乗り換えもありません。座席間隔も広く快適です。自分で運転する負担がないので、車窓を眺めながら気楽に移動ができます。
札幌から網走まで一般道では約334㎞。札幌市から国道275号を進み、国道12号、国道39号、道道104号、国道238号と進めば網走駅に着きます。高速道路を使わずに一般道だけで移動すると、約6時間34分かかります。途中に石北峠などカーブの多い難所もあります。休憩時間などを含めると、7時間以上と考えた方が無難です。交通費はガソリン代のみで3,000円弱です。
層雲峡あたりから山の中に入ります。エゾシカなど動物の飛び出しにも注意が必要になります。層雲峡の手前、上川町の市街地を出てから次のガソリンスタンドまで101kmほど距離があるので、ガソリン残量にも要注意です。冬は積雪や凍結で路面状態が悪くなり、運転には非常に注意が必要になります。
札幌から網走まで一般道で移動するメリットは、まず料金の安さです。寄り道も自由ということもメリットです。旭川市で人気の旭山動物園に立ち寄り、層雲峡でロープウェイなどを利用して景色を楽しむのもおすすめです。
デメリットとしては、長距離かつ長時間のドライブになるので、運転する人に負担がかかることです。また冬季の運転は、慣れた人でも非常に注意を必要とするため、負担や疲労はもっと大きくなります。
札幌から網走まで高速道路を利用すると332㎞。札幌ICから道央自動車道を利用、比布JCTから旭川紋別自動車道、国道333号、美幌バイパス、国道39号と進むと網走です。交通費は、ガソリン代を143円、燃費16km/1Lとして2,967円、高速道路料金3,710円、合計で6,677円ほどとなります。
道央自動車道では砂川SAに立ち寄ることをおすすめします。地域のグルメなども楽しめ、給油もできます。比布大雪PAを過ぎると、次の休憩は58km先にあるPA「道の駅しらたき」になります。休憩の時間配分にも注意しましょう。またルート上のガソリンスタンドは、砂川SAの次は旭川紋別自動車道を降りた172km先となります。営業終了も早いので要注意です。
札幌から網走まで高速道路を利用するメリットは、一般道より1時間半ほど時間が短縮できることです。急カーブなども少なく、走行しやすい道であることも大きなメリットです。高速道路料金は札幌IC~比布JCTまでのみ。比布JCTから遠軽瀬戸瀬ICまで旭川紋別自動車道は無料区間です。
高速道路利用でのデメリットは、旭川などに寄り道をすると余分に料金がかかることです。また運転する人に負担がかかることと、冬の通行が要注意であるのは、一般道と同じです。
札幌から網走までJRで移動する場合、特急オホーツクの利用がおすすめです。札幌6時56分発と17時30発の1日2便、直通で乗り換えはなしです。乗り換え1回で網走に行くには、旭川を経由します。札幌から旭川までは1時間に1~2便の特急があります。特急ライラックなどで旭川へ行き、特急大雪に乗り換えます。網走行き特急大雪は、旭川12時41分発と17時05分発の1日2便です。
料金は乗車券6,800円、指定席特急券3,110円、合計9,910円。自由席では2,590円、合計9,390円。途中下車をしなければ、旭川で他の特急から特急大雪に乗り換える場合でも、特急券を更に購入する必要はありません。所要時間は特急オホーツクで5時間22分です。えきねっとトクだ値で事前に予約をすれば、特急オホーツク指定席利用9,910円のところ、6,930円とお得になります。
JRで移動するメリットは、楽であること。特急オホーツクであれば乗り換えもなく、のんびりと旅を楽しめます。冬になると車の運転は怖いですが、JRなら安心して移動できることもメリットです。
デメリットは、札幌から網走まで1日4便と少ないことと、車での移動よりは割高になることです。
高速バスで札幌から網走まで行く場合、直行便ドリーミントオホーツク号がおすすめです。所要時間は昼行で約6時間15分。7時50分発からの昼行8便、23時40分発の夜行1便(札幌バスターミナルから出発)となっています。網走までの料金は大人1人6,390円。4枚綴り回数券が22,720円で、4人で利用する場合は1人あたり5,680円となります。全席指定席なので事前予約が必要です。
1人掛け3列シートで、コンセントとUSB端子も装備。車内にはフリーWi-Fi設備もあります。昼行便では比布大雪PAで1度休憩しますが、長時間の移動ですのでバスにトイレがあるのは助かります。便によって設備が異なる場合もあります。バス比較ナビで事前予約をすると料金が安くなるので、ぜひご利用ください。
札幌から網走まで夜行バスで移動すると、網走に朝6時に到着します。早朝から現地で活動できるので、1日を有効に使えるのが大きなメリットです。夜行・昼行便とも、自分で運転する必要がなく楽なこともメリットです。
デメリットとしては、座りっぱなしでの移動となることや、夜行便では周囲が気になって眠れないといったことです。手回り品を置くところや通路も狭く、お盆などの混雑する時期には、どうしても窮屈になることもデメリットといえます。
札幌から網走まで飛行機を利用する場合、新千歳空港から女満別空港へのフライトとなります。ANAとJALが運航しています。LCCはありません。当日運賃は2社とも22,570円です。格安航空券を扱うWEBサイトなどでは、2週間前の予約で10,819円~、とお得になります。
新千歳空港から女満別空港へは1日6便。飛行時間は約45分です。始発7時30分発で8時15分着、最終18時50分発で19時35分着です。
飛行機で移動するメリットは、なんといっても速いことです。札幌から網走まで約3時間で、文字通り「飛んで」行けます。移動時間を短縮して、網走での観光を満喫したい方におすすめです。自力で運転する必要もないので、体力に余裕が残せるところもメリットです。
ほかの交通手段に比べて料金が高いことがデメリットです。空港と市街地とのアクセスに時間がかかったり、保安検査などのためにフライト時間のずっと前に空港に到着しなければならないこともデメリットといえます。
JR利用なら札幌駅から新千歳空港まで約40分で行ける、快速エアポートがおすすめです。料金は1,070円、1時間に3~4便あります。
すすきの・中島公園・札幌市内のホテルなどから、バスなら乗り換えなしで新千歳空港にアクセスできます。朝5時台から運行しており、料金は1,100円、1時間に2~5便、乗車時間の目安は約1時間20分です。
女満別空港から網走中心部のアクセスにはバスを利用します。飛行機の到着の10分~15分後、館内アナウンスの後にバスが出発します。
網走駅前までの所要時間は約30分、料金は910円です。冬は流氷砕氷船のりばまでの運行もあります。
札幌から網走まで、車での移動では途中で観光しながら目的地へ行く自由があります。その代わり冬のドライブは難しいです。網走でよりアクティブに行動したいなら余力を残せる飛行機がいいでしょう。自分の目的に合った交通手段を選ぶことをおすすめします。