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大阪府阪南市にある山中渓温泉(やまなかだにおんせん)に、大阪府最恐の心霊スポット「ほととぎす旅館」があります。現在、ほととぎす旅館は廃墟旅館ですが、多くの廃墟ファンや心霊スポット巡り好きが訪れ、インターネット上にほととぎす旅館で体感した様々な怖い心霊現象を上げています。
また、ほととぎす旅館は大変有名な心霊スポットだけに、人気の心霊Youtuber「エスポワール」さんをはじめ、テレビ番組『世界の何だコレミステリー』でも取り上げられています。
本記事では、マスコミも取り上げるほど怖い心霊現象が起きる「ほととぎす旅館」について、歴史や恐怖の体験談などを詳しく紹介します。
現存するほととぎす旅館は大まかに分けると、本館・別館・離れ・第2浴場の4つの部分になります。外観は壮観な姿ですが、それぞれの建物は老朽化が進み内部は荒れ果て、不法侵入者が建物を破壊した跡もあり、破損も進行しています。
庭も放置されたままですが、塔や灯篭など繁盛時の名残は感じられますが、荒廃は進んでいて危険です。
(※大阪府の心霊スポットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大阪南部にある温泉郷・山中渓温泉にほととぎす旅館はあります。山中渓温泉は大阪の温泉として団体旅行などで大変繁盛した時代がありましたが、現在は営業していません。
しかし、ほととぎす旅館は、現在も山中渓温泉に廃墟として残っています。何故、ほととぎす旅館が現在のような怖い廃墟となり、恐怖あふれる心霊スポットになったか、旅館の誕生から現在までの歴史について紹介します。
江戸時代の山中渓温泉は、紀州街道沿いに20軒ほどの旅宿が建ち並ぶ宿場町として大いに栄えていました。当時から、街道沿いの山中川の傍らに冷泉が湧くことが知られ、胃腸病・神経痛などに効能がある有名な鉱泉が湧き出ていました。
1930年に現在のJR阪和線となる、阪和電鉄の「山中渓駅」が開業し、翌年の1931年に温泉旅館「ほととぎす」が開業しています。1950年から60年代になると「阪和館」・「山中荘」・「元禄」・「つるのや」などの旅館が開業し、当時は豪華な作りから『大阪の奥座敷』と呼ばれ有名な山中渓温泉でした。
1970年代に入ると、1974年に開通した阪和自動車道建設による立ち退きのため、山中荘が廃業し、府道の拡張工事のため、用地接収で阪和館が廃業しています。その他のホテルも次々と廃業していきました。
また、阪和自動車道の開通、当時の国鉄紀勢本線の複線電化など、大阪方面から南紀方面への交通網が整備され、白浜や勝浦など南紀地域の有名な温泉に行きやすくなり、宿泊客が山中渓温泉から南紀に流れていきました。
1990年代前半に入るとバブル崩壊があり、団体旅行の件数も減り、温泉旅行の形態も変わりました。
また、南紀方面への道路が整備され、車の利用が手軽になったこともあり、山間地でバスも入れない山中渓温泉は廃れていき、ほととぎす旅館を含む、山中渓温泉にあったすべての旅館は2005年までに廃業しています。
現在ほととぎす旅館は、廃墟のまま老朽化が進み荒廃した危険な建物です。同時に、有名な心霊スポットになり、怖い心霊現象が起こると言われています。
ほととぎす旅館は大阪最恐の心霊スポットといわれるだけ、恐ろしい心霊現象を体験したという体験談がしばしば見られます。
また、恐ろしい事件の噂も多く伝わっています。この章では、今も山中渓温泉に残る、ほととぎす旅館で起こった恐怖の心霊現象や過去に起こったと噂される恐ろしい事件について紹介します。
ほととぎす旅館で頻繁に目撃されている心霊現象が「白い服の女性の幽霊」を目撃した恐怖の体験談です。白い服を着た幽霊は、経営難で自殺した女将の幽霊や、旅館が営業していた時代に自殺したお客さんの霊などの怖い噂があります。
幽霊の正体は明らかではありませんが、白い服を着た恐怖の幽霊を目撃した報告例が多く、ほととぎす旅館が怖い心霊スポットであることは間違いありません。
ほととぎす旅館を探索したYouTubeによく見られる心霊現象が、無人の建物ながら様々な音が聞こえたという体験談です。
複数人でほととぎす旅館を探索中に、自分たちが起こした音以外に、床に散らばったガラスを踏む音や、何者かが廊下を歩く音を、複数の参加者が聞いたという報告例があります。
また、追いかけてくるような足音も聞こえ、急いで逃げると転倒など危険です。やはり、ほととぎす旅館は得体のしれない恐怖の音が聞こえる恐ろしい心霊スポットです。
ほととぎす旅館は最恐の心霊スポットだけに、建物内や建物周辺で写真を撮ると、白いもやや不気味な影が映っていたという心霊写真の報告は多数です。
恐ろしい影やモヤは心霊写真だけでなく、動画でも見られ、画像が乱れたり、強烈なノイズが発生したり、恐ろしい現象の発症例が報告されています。
心霊写真は心霊スポットで多く発生する有名な現象ですが、自分のスマホで心霊現象が映っていると危険も感じます。
新聞記事などの確たる証拠は見つかりませんが、過去に建物内で浮浪者の方が亡くなったという噂や、廃墟内で浮浪者の遺体が見つかったという噂があります。
ほととぎす旅館は長い期間廃墟であったことから、ホームレスが建物内に勝手に住み着き、急病や冬季の冷え込みなどが原因で命を落とすことはありえます。そしてそのまま霊として取り憑き幽霊になった可能性は大です。
現在のほととぎす旅館は廃墟となっていますが、所有者不在の物件ではなく、実際に管理している会社があります。
この章では、現在ほととぎす旅館を管理している会社の詳しい情報や、ほととぎす旅館の現状について詳細に紹介します。
現在、ほととぎす旅館を所有管理しているのは岸和田にある「壇建築事務所」です。
ほととぎす旅館の敷地面積は約2,929坪あり、春は桜・夏はホタル・秋は紅葉・冬は雪景色と、季節ごとに美しい景色が楽しめます。旅館やホテルとしての用途だけでなく、老人福祉施設等への転用も利用できると訴えています。
現在のほととぎす旅館は廃墟となっていますが、売り出し中の物件です。「山中渓駅徒歩7分・温泉付・売り土地」として、購入者を探している状態です。値段など詳細は直接確認できます。
尚、ほととぎす旅館を所有管理している「壇建築事務所」に入るには許可を必ずとるようにしましょう。
住所 | 大阪府阪南市山中渓1250-3 |
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行き方・アクセス | JR阪和線山中渓駅から南へ徒歩約5分 |
最寄駅 | JR阪和線山中渓駅 |
最寄りのバス停 | 山中渓駅前バス停上記が、現在も阪南市の山中渓温泉に廃墟として残る、ほととぎす旅館の住所や行き方などの基本情報です。 |
GoogleMapで詳しく見る |
ほととぎす旅館へ公共交通機関を利してアクセスする場合は、JR阪和線「山中渓駅」で下車し、南の方向へ進み、徒歩5分ほどで着きます。
車の場合は、阪和自動車道・阪南I.C.より、府道64号線経由して約5分で着きます。専用駐車場はないので車の駐車は注意しましょう。
ほととぎす旅館は私有地に立っています。許可なく入ると「不法侵入」になります。再三になりますが、建物の中に入りたいときは「壇建築事務所」の許可を取ってからにしましょう。許可なしで絶対に入ってはいけません。
山中渓温泉に今も残る「ほととぎす旅館」は様々な恐怖の心霊現象が発生し、恐ろしい恐怖体験に遭遇した方々の報告が多数ある廃旅館です。また、自殺したと噂される方の幽霊に遭遇することもあります。
建物は20年近く廃墟のまま放置され老朽化がすすみ、床が抜ける事故や、建物の崩落事故が発生する恐れがある危険な状態です。ほととぎす旅館は最恐の心霊スポットであり、落下事故発生の可能性が高い危険な廃墟旅館だけに、許可を得て入る時も注意が必要です。
(※和歌山県の有名な心霊スポットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)