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「笠置観光ホテル」は京都最恐の心霊廃墟スポットとして有名で、人気の心霊Youtuber【ゾゾゾ】さんをはじめ、多くのYoutuberが肝試しに訪れた廃墟です。別名としてメディアでは、「K観光ホテル」などの呼ばれ方をすることもあります。
ここでは、怖いことで有名な笠置観光ホテルとはどんなホテルなのか、笠置観光ホテルはどこにあり、どうやって行くことができるのかについて説明します。
笠置観光ホテルは昭和中期にリゾートホテルとして栄えたホテルです。山の中に位置することで朝方には霧に包まれた幻想的な光景を楽しめたり、天然温泉に浸かりながら日頃の疲れを癒したりできました。そのため、様々な用途で利用することができ、たくさんの方々に愛されていた歴史あるホテルだったと言われています。
昭和後期には経営悪化により廃業し、廃墟として今もなお残っています。そして、笠置観光ホテルではいくつもの怖い事件や心霊現象の噂があり、有名な心霊スポットの1つとなりました。笠置観光ホテルの読み方は、「かさおき」ではなく「かさぎ」です。
笠置観光ホテルは京都府相楽郡に位置し、国道163号線上の笠置トンネルのすぐ近くにあります。笠置駅から国道163号線に沿って東へ進み、笠置トンネルを抜けてすぐ右手の旧道へ入って道なりに進むと笠置観光ホテルの入口が見えてきます。旧道に入ってすぐのところに車止めがあり、これ以上車で進むことができないため、車止めの先は歩いて向かいます。
笠置駅から旧道の入口までは車だと約5分、徒歩だと約20分で、旧道から笠置観光ホテルまでは徒歩5分程度です。旧道から笠置観光ホテルまでの道のりの中には老朽化によって岩が崩れている危険な箇所があり、笠置観光ホテルへたどり着くまでに恐怖を感じることがあるかもしれません。
笠置観光ホテルで起こったと噂される怖い事件や心霊現象を紹介する前に、笠置ホテルの開業から廃墟として残る姿に至るまでの歴史を紹介します。笠置観光ホテルの歴史の中には心霊スポットとして有名になった理由も含まれていますので、心霊スポットとして有名な笠置観光ホテルに興味がある方は知っておくと良いでしょう。
笠置観光ホテルは昭和中期の1962年頃に開業しました。営業当時の笠置観光ホテル周辺は京都の観光地の1つとして栄え、笠置観光ホテルはリゾートホテルとして非常に繁盛していました。
笠置観光ホテルの目の前の道路は奈良から伊賀や名古屋へ抜ける主要道路で交通量が多いことも、笠置観光ホテルが繁盛する一助となりました。さらに、笠置観光ホテルはホテル内から基津川を見下ろすことができる立地で景色は良く、観光客はもちろんのこと地元民にも非常に人気がありました。
1980年代に入ると、笠置観光ホテルの経営状態の雲行きが怪しくなります。1980年には笠置観光ホテルの裏山に笠置トンネルが開通し、笠置観光ホテルの目の前の道路の交通量が激減します。特に山奥に位置する笠置観光ホテルは近隣の宿泊施設に比べてダメージは大きかったのかもしれません。
1983年に天然温泉を掘り出して笠置観光ホテルの再起を図るも、経営状態は良くなりませんでした。さらに、1987年には国鉄の民営化を契機に大阪の中心街から笠置駅を結ぶ鉄道が廃線となり、都市圏からのお客様を大幅に失ってしまいました。1990年代には経営状態が悪化し、廃業ではなく、長期休業となりました。
その後、笠置観光ホテルは閉業し、解体されることに決まりました。笠置観光ホテルの解体作業は始まりましたが、なぜか中止となり中途半端な状態で放置され、今でも解体作業は再開されずに廃墟として残っています。笠置観光ホテルの解体作業が中止になった理由はわかっておらず、恐ろしい事件や心霊現象が度重なったからなどの噂のみが飛び交っています。
解体作業が中断されて廃墟となった笠置観光ホテルには、廃墟が好きな人や恐怖の心霊現象を求める人が訪れるようになります。実際に笠置観光ホテルで幽霊を目撃したと証言する人も多く、様々なメディアによる取材や肝試しに訪れる人が増加しました。
笠置観光ホテルが本物の心霊スポットとして脚光を浴びるきっかけとなったのは、2004年に放送されたテレビ番組です。松竹芸能に所属する芸人たちが毎年肝試しイベントを実施しており、とある芸人が罰ゲームで廃墟となった笠置観光ホテルへカメラを持って潜入し、その時の映像がテレビで放送されました。
その映像には女性の幽霊と思われるものが映っており、瞬きをしているように見えたことから人形ではなく幽霊なのではと噂されました。また、その恐怖映像を見ていた芸人の1人は、仕事に支障が出るほど身体のだるさを感じたようです。
笠置観光ホテルでは幽霊が出たり、事故や事件が起こったりと恐怖に感じる出来事が起こったと噂され、恐怖の心霊スポットとして有名になりました。笠置観光ホテルではどんな事故や事件が起こったのでしょうか。ここでは、笠置観光ホテルで起きた怖い事故や事件について紹介します。
笠置観光ホテルは解体工事が始まるも中途半端な状態で中断され、今もなお解体されることなく廃墟として残っています。
笠置観光ホテルの解体作業が進まないことに対し、「作業員が亡くなる事故があったから」「取り壊そうとするとそのたびに関係者に不幸な事件が起こるから」などと噂されています。笠置観光ホテルの解体工事中に事故があったかどうかの真相は、今のところわかっておらず噂レベルに過ぎません。
笠置観光ホテルでは廃墟となった後、笠置観光ホテルの周辺で度々火事騒ぎが起こりました。その中で最も有名な事件として噂されているのが、経営不振に陥り苦しんだ笠置観光ホテルのオーナーの焼身自殺です。焼身自殺したのは正面玄関付近と言われています。
さらに、オーナーの焼身自殺の噂だけでなく、焼けただれた顔のオーナーが幽霊となり、ホテル内を徘徊しているという噂もあります。笠置観光ホテルのオーナーの自殺については、焼身自殺のほかにホテルの一室で首を吊ったという説も噂されています。
笠置観光ホテルのオーナーが自殺をした噂は有名ですが、他にも自殺者がいたようです。笠置町役場の情報によると、実際に自殺をした方が2名は居るというのは本当の話とのことです。
笠置観光ホテルの怖い心霊体験で多いのがオーナーの幽霊と屋上の機械室に出る女性の幽霊ですが、自殺した2人が幽霊となって出てきているのかもしれません。
笠置観光ホテルで恐怖の心霊体験をした方が度々現れ、笠置観光ホテルの心霊現象は噂として広まっています。笠置観光ホテルではどのような恐怖の心霊現象が起こったのでしょうか。ここでは、笠置観光ホテルで起こったと噂されている怖い心霊現象を紹介します。
笠置観光ホテルで起こった心霊現象として1番有名なのは、屋上の機械室に女の幽霊が出るという心霊現象です。松竹の若手芸人が主催した肝試し企画で、撮影したビデオにガッツリ霊が映り込んでしまったことで、テレビで放送されてしまいました。
この女の幽霊は「顔しか見えない」や「体だけしか見えない」など体の一部しか見えないという噂が多く、事故にあったりケガをしていたりする幽霊なのではと推察されています。
笠置観光ホテルでは、正面にあるフロントから男性の声が聞こえてくるという噂もあります。男性の声の正体は焼け爛れた男性の霊や、オーナーやホテルの所有者とも噂されています。実際に幽霊が見えるわけではなく、話しかけられているかのようなどこか怖い気配を感じるようです。男性の声が何を言っているのか正確に聞き取れた方はいないようです。
廃墟となってしまった笠置観光ホテルへわざわざ足を運んでくれた方へ、幽霊が何かを訴えかけようとしているのでしょうか。男性の声が聞こえる場所がフロントなので、もしかしたら幽霊となった笠置観光ホテルのオーナーが今でも「いらっしゃいませ」などの声掛けをしているのかもしれません。
笠置観光ホテルではオーナーのような男性の幽霊の目撃談がしばしばあります。目撃情報は決して多いわけではありませんが、オーナーのような男性の幽霊のほかに老婆を見たという話もあります。老婆の幽霊を目撃した方の話によると、着物を着た老婆が笠置観光ホテル内を彷徨っていたそうです。
笠置町役場の情報にある笠置観光ホテルで自殺した2人のうち1人は笠置観光ホテルのオーナーと噂されていますが、もしかしたらもう1人は幽霊として現れる老婆なのかもしれません。
笠置観光ホテルで起こった有名な心霊現象は屋上の機械室に出る女の幽霊・フロントから聞こえる男性の声・着物姿の老婆ですが、他にも恐怖体験の噂はあります。
幼女の幽霊を見たという噂もあり、昔笠置観光ホテル近辺で交通事故により亡くなった幼女の幽霊なのではと言われています。他にも、コックの幽霊や笠置観光ホテル内の吹き抜けを通り抜ける謎の発光体の目撃談もあります。さらに、笠置観光ホテルの4階から上は空気が違い、恐怖心をより抱くほどヤバいようです。
心霊スポット巡りや廃墟巡りが好きな方は、笠置ホテルの現状がどうなっているのか気になるかもしれません。笠置観光ホテルは解体工事が中断され廃墟となっておりますが、現在どのような状態なのでしょうか。ここでは、廃墟となっている笠置観光ホテルの現状について紹介します。
笠置観光ホテルの内部は鉄筋がむき出しになっている箇所が多く見られます。中には、焼けたことで鉄筋がむき出しになっている箇所もあり、笠置観光ホテル周辺で数回勃発したと噂される火事の影響によるものなのかもしれません。
笠置観光ホテル内の階段の床は無くなっている箇所が多く、鉄筋だけがぶら下がっています。真相はわかりませんが、階段の床が外されているのは、笠置観光ホテルへ侵入した人を上へ行かせないために専門業者によって人為的に行われたとも言われています。
廃墟となった笠置観光ホテルの屋上には雨水などの水が溜まり、プールと言っても過言がないほどです。笠置観光ホテルは中途半端に解体工事が行われていたり、老朽化が進んだりで足場は悪いですが、プールのような水溜まりが加わることで危険が一層増しています。笠置観光ホテルの見学をする際、屋上まで行くことはあまりおすすめではありません。
屋上へ通じる階段の反対側にも階段があり、その階段を使えば女性の幽霊が出ると噂される機械室へ行けるようです。ただし、屋上とは反対側にあるとはいえ、廃墟であることに変わりはなく、足場が悪い可能性も多いにあるため注意が必要です。
笠置観光ホテルは木々が生い茂った中にあり、人目に付きにくいことから不法侵入したヤンキーのたまり場になっているようです。笠置観光ホテル内の壁には、ヤンキーの仕業と思われるペンキやスプレーによる落書きが多数あり、荒らされています。
笠置観光ホテルは心霊スポットで寒気のするような場所ですが、さらにヤンキーを鉢合わせしたら非常に危険でしょう。笠置観光ホテルを訪れる際は外から廃墟を眺めるのが安全で良いでしょう。
笠置観光ホテルはヤンキーのたまり場になっていたり、心霊スポット巡りや廃墟巡りで笠置観光ホテルへ訪れる方がいたりします。しかし、心霊現象の恐怖に加え、笠置観光ホテルの老朽化による危険も伴う怖い場所です。
さらに、行政や警察も警備しており、地元警察から警告が出ているほどで、笠置観光ホテルへ立ち入ることは不法侵入と見なされます。実際に2019年7月末時点で笠置観光ホテルへ不法侵入をしたことによって、16人ほどが逮捕されています。
心霊スポットとして有名な京都の笠置観光ホテルには、事件や心霊現象など怖い噂が多数あります。心霊スポット好きの方の中には笠置観光ホテルへ一度足を運び恐怖を体感したいと思う方もいるかもしれませんが、現在は老朽化が進んでおり危険です。
さらに、笠置観光ホテルへ侵入することは不法侵入と見なされ、不法侵入で逮捕者も出ていることから行くことはおすすめしません。怖いことで有名な笠置観光ホテルが気になる方は、あまり笠置観光ホテルへ近づかず、少し離れたところから笠置観光ホテルを眺めるのが良いでしょう。