【下田富士屋ホテル】は静岡最恐の心霊廃墟スポット！心霊現象や噂の真相も！

心霊Youtuberの「ゾゾゾ」・「ダラシメンのやーかず」・「橋本京明」など、数々の有名YouTuberに紹介されている下田富士屋ホテルはご存知でしょうか。静岡でも最強の心霊スポットとして紹介され、若者たちがこぞって肝試しに訪れている怖いと噂の廃墟ホテルです。そんな心霊スポット、下田富士屋ホテルについてご紹介します。

恐怖の廃墟として心霊系YouTubeでも取り上げられている下田富士屋ホテルですが、有名なのはYouTubeだけではありません。テレビのロケでは「それって実際どうなのか課」や「世界の怖い夜」など、バラエティだけでなくアニメ「夏色キセキ」の第10話にも登場しました。

静岡の心霊スポットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

今にも崩れてきそうな下田富士屋ホテルですが、恐怖の廃墟ホテルになるまでにどんな経緯があったのでしょうか？下田富士屋ホテル開業から、人気絶頂の全盛期、廃業になるまでを見ていきましょう。

静岡県にある下田富士屋ホテルは1970年頃に開業しました。下田富士屋ホテルが開業する10年程前の1,960年代、東京でホテルの建設ブームが起こります。

政府が国際観光事業の振興を目指し、ホテルに投資した政策なども後押しして第一次ホテルブームが起こりました。1960年に銀座東急ホテル、1962年にホテル・オークラ、1963年に東京ヒルトンと次々有名ホテルが建設されました。下田富士屋ホテルもホテルブームの波に乗り、開業したというわけです。

1970年代に開業した下田富士屋ホテルは、下田温泉の中にあって当時はかなり賑わいました。1987年には観光客626万人もの人が訪れ、この時が全盛期だと思われます。

ピーク時のパンフレットを見ると、豪華な作りのホテルで贅沢な時間を過ごした様子がうかがえます。バブルの頃、下田富士屋ホテルのような豪華なホテルが、各地に点在していました。

下田富士屋ホテルが廃業したのは1997年頃です。約30年もの間、静岡に来た多くの観光客が下田富士屋ホテルに宿泊しました。ホテル内は昭和の贅沢な雰囲気で、親切な女将さんや中居さんの居るいいホテルだったとの口コミもあります。

下田富士屋ホテルは1997年代に廃業します。ホテルは当時のままで使われなくなり、取り壊されることなく廃墟化します。ひとけのないシーンと静まり返ったホテルは、昼間でも不気味で怖い雰囲気です。近寄るだけで恐怖を感じるかもしれません。

廃墟化した下田富士屋ホテルは、怖い心霊スポットとしてYouTubeやメディアに紹介されていますが、実際にどんな心霊現象があるのでしょうか？下田富士屋ホテルで起こった心霊現象や恐怖体験を詳しく紹介していきましょう。

下田富士屋ホテルは神子元と辨天島、2つの客室に分かれています。右側が神子元なのですが、心霊現象が起こるのは神子元の方と言われています。心霊現象が起こるのは4階にある神子元38号室です。その部屋からは深夜女性の鳴き声や叫び声が聞こえてくるという噂があります。

ある大学生3人が肝試しに行き、神子元38号室に携帯電話を忘れ取りに戻ると、電話が鳴りうめき声が聞こえました。そして背後には、赤い服をきた女性が現れ3人とも一目散に逃げたと言う恐怖体験があります。

また、テレビロケで実際に泊まったあばれる君は、神子元38号室でネタを披露すると壁からドンッという音が聞こえました。午後3時頃には女性の笑い声のような音も聞こえたようです。いずれも神子元38号室での恐怖体験は女性が関係しているようです。

下田富士屋ホテルには、入り口のカウンターにある2体の日本人形があります。廃墟化した現在、そのままホテル内に残っていて、暗闇に置かれているだけでも怖いイメージですが、その日本人形は黒髪が伸びたり、人形が動いたりするというのです。また、日本人形に触ると呪われるとも言われています。

実際にあった恐怖体験の中にこんな話があります。肝試しに行った人が、入り口のカウンターにある2体の日本人形をライトで照らすと、霊感のある友人が目だけこっちを向いていると言うのです。その人形には何かが宿っているのでしょうか…。

また、Twitterの画像を見ると人形は一か所に集まっていて、どこからか移動してきたような形跡です。肝試しにホテル内に入って、暗闇の中日本人形が集まっていたら震えあがること間違いなしではないでしょうか。

心霊で有名なYouTubeゾゾゾの動画の中で、最後の方に地下につながる通路に散乱する御霊前の袋が確認されます。他の人の口コミによると、最初の動画では、大量に散らばる香典袋に名前が書かれていたようです。しかし、後でもう一度動画を見てみると名前がモザイクで修正されていたと言います。確かにTwitterの画像は名前にモザイクがかかっています…。

下田富士屋ホテルの怖い心霊現象の中に、地下室に降りる階段の隙間から人が覗いているという噂があります。心霊YouTuberで有名なデニスの怖いYouTubeで検証している動画があり、カメラに階段の隙間から人の顔のようなものが映っているのが確認されました。

そこの地下室は、元々従業員が休憩室として使っていた地下室のようです。もしかしたら、従業員の霊なのかと考えるとかなりの恐怖です。

1997年頃に閉館したと言われている下田富士屋ホテルですが、閉館の理由とは一体何なのでしょうか？事件や事故などがあったのでしょうか？下田富士屋ホテルの閉館の本当の理由や、廃墟となった経緯などを見ていきましょう。

事故や事件があった場所が心霊スポットになっているのはよく聞きます。テレビでも取り上げられるほど有名な心霊スポットなので、下田富士屋ホテルも事件や事故があったのでは？と疑うでしょう。しかし下田富士屋ホテルではとくに大きな事件や事故はなかったようです。

とくに事件や事故があったわけではない下田富士屋ホテルですが、なぜ廃業したのでしょうか？下田富士屋ホテルはピークの1987年以降、宿泊客数は下降していき年間200万人台に落ち込んでいきます。周りもホテルブームが衰退していきました。

1991年にバブルが弾け、バブル崩壊の影響を受け経営不振に陥り廃業したのではないかと言われています。下田富士屋ホテル内にあったカレンダーが1997年だたっため、廃業した正確な年は1997年ではないでしょうか。

下田富士屋ホテルはなぜ廃墟になったのでしょうか？下田富士屋ホテルのオーナーは、顔出しや名前などの公表はされていませんが現在も存在しています。ホテルを解体するには老朽化が激しくかなりの費用がかかるようです。

更地にして土地を売ったとしても売却益がマイナスになり、固定資産税を払った方が安いということで放置された状態のようです。当時のまま放置され、かっこうの肝試しのスポットになり荒れ果てていったのではないでしょうか。

廃墟となって約15年程たった下田富士屋ホテルの現在、外観がよくわからない程緑に覆われています。その姿は、昼間でも不気味で怖い印象です。ホテル内に入るのも一苦労でしょう。

2020年7月には外壁の残骸が近くの駐車場に落下する崩落事故がありました。オーナーはホテルを放置していましたが、その時はしっかりと対応したようです。管理はしっかりとしているが、ホームレスや不審者がいる可能性もあります。

また、肝試しに訪れた若い女性2人が行方不明になったままという事件もありました。事件や事故に巻き込まれる可能性があるので、ホテル内に入るのはやめましょう。

下田富士屋ホテルがある場所は、静岡県下田市にある漁港の近くにあります。住所は静岡県下田市柿崎3-5です。付近には道の駅などもあり、観光客などで賑わう場所です。近くには白浜大浜海水浴場や外浦海岸があり、夏になると若者たちが集まります。そのため、下田富士屋ホテルがかっこうの心霊スポットとなったのでしょう。

下田富士屋ホテルへの行き方ですが、伊豆急下田駅から徒歩11分で到着します。国道135号線をまっすぐ、新下田橋を渡り、道の駅 開国下田みなとを目指します。道の駅まで来たら、斜め向かい辺りに緑に覆われた下田富士屋ホテルが見えるでしょう。

大人数で訪れると勢いで心霊スポットに入りたくなりますが、下田富士屋ホテルにはオーナーがいます。勝手に入ると不法侵入になりますので絶対に入ってはいけません。

神奈川県の心霊スポットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。