渋谷のおすすめ和菓子13選！デパ地下の人気老舗や話題の甘味処も！

渋谷は、山手線を始めとするJRや地下鉄が乗り入れ、アクセスが非常に良く、109や西武、東急ハンズなど大きなお店もあるので大変便利な街です。流行りのファッションや文化の街渋谷ですが、日本の伝統的な和菓子も楽しめます。今回は渋谷にある和菓子店をご紹介します。ぜひ、おやつや手土産の参考にしてみてください。

『村上』は、渋谷駅から徒歩3分の渋谷ヒカリエ内、地下2階にあります。元は石川県金沢市の老舗和菓子店で、ここは伝統的な和菓子作りの技術を活かしながら、季節に沿った色とりどりのお菓子を作っています。また、このお店「いちじく大福」はモデルの貴島明日香さんが絶賛し、メディアでも取り上げられました。

ここの人気の和菓子は「わらび餅（270円）」です。本わらび粉も使用し、ぷにぷにとした弾力が魅力的な一品です。一つが大きく、食べ応えがあり、また、甘さや風味は控えめなあっさりわらび餅なので、誰にでも食べやすくなっています。

消費期限は翌日までと短めですが、あまりの美味しさにすぐに食べてしまうこと間違いなしです。

『とらや 渋谷ヒカリエ東横のれん街店』は、渋谷駅から徒歩3分の渋谷ヒカリエ内、地下2階にあります。とらやといえば誰もが知る、室町時代に京都で創業した老舗和菓子店です。おいしい和菓子を喜んで食べてもらうためにと、「現代に生きる虎屋」として様々な取り組みを行っています。

人気No.1はとらやの代名詞ともいえる「小形羊羹（270円）」です。いくつか味の種類がありますが、中でもおすすめは『夜の梅』という煉羊羹です。切り口の小豆を、夜の闇に咲く梅に見立てた羊羹です。上品な甘さで美味しい一品な上、古今和歌集から引用した雅な商品名なので、おしゃれな手土産としても人気です。

定番の和菓子ではありますが、未開封であれば煉羊羹は1年ほど持ちます。

『仙太郎 渋谷ヒカリエ東横のれん街店』は、渋谷駅から徒歩3分の渋谷ヒカリエ内、地下2階にあります。仙太郎では、和菓子の見た目の美しさよりも”美味しい”を大切にしています。そのため、日本人の味覚に最も馴染むようにと、国産の材料にこだわる老舗和菓子店です。

この店では定番のものから、季節を感じられる和菓子まで様々取りそろえています。

仙太郎のおすすめは「おはぎ　粒（195円）」です。青じそ入りという珍しい種類ですが、粒あんの上品な甘さに、青じその爽やかさがよく合っていて美味しいと評判です。また、手のひらサイズと手ごろな大きさですが、もち米は粒感を残しているので食べ応えがある一品になっています。

消費期限は当日中と大変短いですが、手ごろな価格で美味しいおはぎが食べられるので、おはぎ好きの人におすすめです。

『清月堂本店 渋谷ヒカリエ東横のれん街店』は、渋谷駅から徒歩3分の渋谷ヒカリエ内、地下2階にあります。明治40年創業の老舗の和菓子屋で、四季折々の和菓子を楽しんでもらうことを心得とし、季節に合った美味しい和菓子を提供するお店です。

素材にもこだわっていて、口溶けが良く、香りも楽しめる和三盆糖を使っているので、上品な味わいが楽しめます。

この店で一番人気なのが、「おとし文」です。ホロホロとした食感はお茶とよく合い、ほっとしたひと時を過ごせます。この「おとし文」の食感は気温や湿度、餡の状態に合わせて蒸し加減を調整しているそうで、職人技が光る一品です。そんな技術の詰まった逸品は手土産にも、自分のご褒美としてもおすすめです。

賞味期限は20日間と、日持ちをする商品となっています。

『両口屋是清 西武渋谷店』は、東京メトロ半蔵門線渋谷駅から徒歩約3分、西武渋谷店A館の地下1階にあります。『両口屋是清』は、西暦1634年創業で、およそ380年余り続く歴史ある和菓子屋です。伝統にまごころ込めて和菓子を届ける、という想いのもと営業をしています。

このお店で人気なのが「千なり」です。ふわりとしたカステラ風味の焼皮が特徴で、中身は小豆あん・抹茶あん・紅粒あんがあります。また、季節ごとに栗あんやリンゴあんなど様々なフレーバーが登場します。クリスマスやバレンタインなど、イベントによって表面の文字や、化粧箱のデザインも変わるため、手土産やプレゼントにもおすすめです。

なお、賞味期限は14日間なので、贈答用でも自分用でもゆったりと楽しめる期間があります。

『麻布かりんと 西武渋谷店』は、東京メトロ半蔵門線渋谷駅から徒歩約3分、西武渋谷店A館の地下1階にあります。麻布十番に本店を構え、全国に展開するほど人気のお店です。このお店のかりんとうには、なんと50種類もの味があり、懐かしの味から斬新な味まで様々取りそろえています。

人気商品は「かりんといろは」です。可愛いらしくも、和風で上品なデザインの小袋に入っている食べきりサイズのかりんとうです。色々な味のかりんとうが個包装になっているので、手土産や配り用のお菓子としておすすめです。8袋入りから72袋入りまで4種類パッケージがあり、人数や予算に合わせやすくなっています。

消味期限も通常のものは1か月と長いため、ちょっとした手土産として便利です。

『藤菜美 東急フードショー店』は、JR山手線渋谷駅(アベニュー口) から徒歩1分、渋谷マークシティ1階の東急フードショー内にあります。藤菜美は京都の地で1979年に創業し、京好みのお団子、子供でも買えるお団子を目指し、一つ一つ丹念に仕上げています。また、ここのわらび餅は「ヒルナンデス」で取り上げられたことがあるほど、話題のお店です。

東急フードショー店のおすすめは「茶の露ほろり（350円）」です。名前の通り、口に入れるとほろりと溶ける、新感覚の抹茶寒天です。抹茶寒天は甘くないですが、甘いつぶあんとの相性が良い一品です。また、抹茶の香りが良いので、上品な味わいです。和風の寒天なので、暑い時期にぴったりのスイーツです。

賞味期限は購入日当日となっているので、自分へのご褒美スイーツとして楽しめます。

『笹屋 伊織 東急フードショー店』は、JR山手線渋谷駅(アベニュー口) から徒歩1分、渋谷マークシティ1階の東急フードショー内にあります。『笹屋伊織』は享保元年(1716年)に京都に暖簾をかかげ、京都御所や神社仏閣などの有職菓子司として、豊かな京都の四季を味わえる和菓子作りをしてきたお店です。

またこの店の銘菓は以前「ヒルナンデス」や他ラジオ番組でも紹介をされました。

笹屋伊織のおすすめは『どら焼（1,620円）』です。このどら焼きは巻物状の包みに入っていて、更に中で竹の皮に包まれています。この値段は1棹の値段です。食感はもちもちとしていて、皮は甘くあんこはさっぱり目の味わいです。毎月20日、21日、22日だけの限定販売なので幻のどら焼きとも言われています。

賞味期限は1週間ほどと短めのため、限定品で貴重ですが、早めに食べたほうが美味しくいただけます。

『宗家 源 吉兆庵 東急フードショー店』は、JR山手線渋谷駅(アベニュー口) から徒歩1分、渋谷マークシティ1階の東急フードショー内にあります。昭和21年から菓子販売を行っている老舗和菓子店で、季節の果実を和菓子にと果実菓子の開発・販売を手掛けています。

また、国内に約160店舗を構えている他、8つの国や地域で店舗を展開し、日本の和菓子文化を世界に発信しています。

人気商品は「陸乃宝珠（1個303円～）」です。岡山県産マスカットオブアレキサンドリアを使用した和菓子で、砂糖をまとった薄い求肥の中から果汁があふれ出します。果実の皮がはじける食感と、爽やかな味わいが絶妙な一粒です。

なおマスカットは夏季限定で、季節に合わせ3種のぶどうを使って作っています。果実の瑞々しさが大事なので、賞味期限は6日と短くなっています。

東急田園都市線または、東京メトロ副都心線「渋谷駅」の15番出口直結に直結した渋谷ヒカリエShinQsの5階に『茶庭 然花抄院』があります。京都室町発の和カフェで、「花ある心で人々をもてなす場」という想いをが店名に込められています。景色の良いお店で、店内の工房で焼きあげるお菓子と淹れたてのお茶が楽しめます。

おすすめメニューは、季節限定の商品ですが、「然ノ氷 宇治金時」です。抹茶のかき氷になっていて、初夏～秋頃まで販売されています。細かく削り出した氷にかかった抹茶の蜜は香り豊かながあり、抹茶アイスも添えられた抹茶好き必見のスイーツです。また、ここでは和菓子のアフタヌーンティーや抹茶を使ったテリーヌなども楽しめます。

『京都 茶寮翠泉 渋谷パルコ店』は、JR渋谷駅から徒歩約8分、渋谷パルコの地下1階にあります。「茶寮翠泉」は宇治抹茶の中でも高級な濃茶だけをふんだんに使っている、本格和スイーツが楽しめる和カフェです。また、他のスイーツも本わらび粉や徳島産和三盆、沖縄産黒砂糖など、材料にこだわって作っています。

人気商品は「生しぼり お濃い抹茶モンブラン（1,650円）」です。出来立てでしか味わえない本格食感や風味を楽しんでもらいたいという想いのもと、目の前で濃茶モンブランクリームを絞り出してくれます。更に高級渋皮栗をトリュフのように削りかけてくれ、見た目でも楽しめます。

『茶寮伊藤園 渋谷支店』は、JR山手線渋谷駅から徒歩約5分、東急百貨店本店の地下1階にあります。基本食事処は上の階なので、地下のコーナーでイートインスペースがあるこのお店は、穴場の和カフェです。お茶でゆっくりしながら、季節ごとの和スイーツも楽しめます。

人気メニューは「抹茶パフェ（1,150円）」です。抹茶アイスや抹茶バウム・あずき・しらたま等が乗っています。抹茶味のソフトやバウムクーヘンは上品な甘さで、甘いのが苦手な方でも食べやすい味付けです。こじんまりとした和カフェですが、穴場なので、ゆっくりとした時間を過ごせます。

『麻布茶房 東急百貨店本店』は、JR山手線渋谷駅から徒歩約5分、東急百貨店本店の5階にあります。1979年から愛され続ける甘味処で、和スイーツから和風の料理まで楽しめるお店なので、お出かけの際の休憩やお食事にぴったりです。また、テーブルは広く、店内もゆったりとしているので、落ち着いた時間を過ごせます。

このお店で人気なのが「抹茶あんみつ（1,000円）」です。和カフェでは定番のメニューですが、中には寒天がゴロゴロと入っていて、ボリュームある一品です。あんや抹茶アイス以外の楽しみがあります。また、蜜は別添でついてくるので、気分に合わせて、自分の好きな甘さに調整できます。