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奈良県北中部に位置する天理市は、大阪・京都から1時間ほどの距離にありながら、山辺の道など古代の旧跡が息づく歴史の町でもあります。そんな天理市には見逃せないパン屋さんがたくさんあります。話題の新店舗や地元の人に愛される老舗のベーカリーなど、7店を厳選したのでぜひ参考にしてください。
パン工房OTO(オト)は、JR天理駅から徒歩3分のところにあります。通りに大きく張り出した緑の日よけに白い文字が印象的なベーカリーです。地元の人に安心安全な美味しいパンを届けたいと、できる限り焼きたてのパンを店頭に並べています。
ふんわりとした生地の菓子パンが中心で、特にデニッシュ系の種類が豊富です。ほとんどのパンが100円から150円と、リーズナブルな値段設定になっています。
ミニクロワッサンは子どもから大人まで根強い人気があります。1袋に10～11個入っていて税別300円です。
表面はサクサクで甘く、内側はキレイな層になっていて、とても美味しいクロワッサンです。ふわっと広がる香ばしいバターの香りが一層食欲を刺激します。子どものおやつやティータイムのお供におすすめです。
ベーカリーメイはJR天理駅から西へ歩いて2分のところにある小さなベーカリーです。赤い日よけ屋根に、かわいい羊のイラストが目印で、地元の人でいつもにぎわっています。
食パン・菓子パンから惣菜パン・ハード系のパンなどたくさんの種類のパンが並んでいます。イートインコーナーはありませんが、パンを買うとコーヒー1杯が無料でテイクアウトできるサービスがあります。近くに公園があり、コーヒーとパンを持って行ってのんびり過ごすのもおすすめです。
ベーカリーメイの一番人気はカレーパン(200円)です。生地は薄くてザクザクとした食感が楽しめます。具は家で作るカレーのような、大きめの野菜や牛肉がゴロゴロ入ったタイプです。スパイシーですが辛さはマイルドで、冷めていてもしっかりとした旨味が味わえるこだわりのカレーです。
カレーパンは揚げパンの他に、香ばしい焼きカレーパンやフランスパンのタイプもあります。
JR天理駅から徒歩10分のところにあるセブンハートは、おしゃれな外観が目を引くベーカリーです。こじんまりとした店内には菓子パンを中心とした商品が並べられており、100～220円くらいの価格帯で売られています。
また、カウンター席のイートインスペースが4席あり、購入したパンをその場で味わえます。ドリンクメニューが豊富なので、モーニングやランチの利用もおすすめです。
セブンハートでは、イーストフードなどの添加物を一切使わずに安心安全なパンを製造販売しています。またパンの生地は、一般的に使用されている冷凍生地ではなく、毎朝職人が粉からこねた生の生地です。無添加だからこそ出せるこだわりの風味や食感が味わえます。
豆パン(150円)は、ほのかな甘みと弾力のある生地に丹波産黒豆の甘みがバランスよく合わさった、シンプルだけどとても美味しいパンです。
JR天理駅から徒歩11分のところにある焼き立てパン工房 Gold Bakerは、2020年4月にオープンしました。こじんまりとした店内に、食パンやフランスパン、菓子パンなど30種類ほどのパンが並んでいます。どれも100円～200円とリーズナブルな値段で楽しめます。
おしゃれで落ち着いた店内には、4席ほどのカウンターのイートインスペースがあり、焼きたてのパンを店内で味わえるのもおすすめポイントです。
焼きカレーBOX(180円)は、とても小さなカレーパンです。四角い見た目が既存のカレーパンのイメージを打ち破るインパクトがあります。
元料理人の店主が作る具材は、スパイシーな本格派でパン生地とよく合います。油で揚げていないので、あっさりしていて美味しいカレーパンです。
JR櫟本駅から徒歩16分のところにある小麦の奴隷天理店は、ホリエモンこと堀江貴文氏発案の「地方活性型エンタメパン屋」として誕生しました。地域活性化を目的の一つとしており、天理の特産物を使用した商品開発や、移動販売・催事出店などにも力を入れています。
ザックザクカレーパン(290円)は、「カレーパングランプリ＠2021」で東日本揚げカレーパン部門で2年連続金賞を受賞したカレーパンです。全身クルトンに覆われたインパクトある見た目、噛むたびに楽しめる独特の食感、まさにザックザクのカレーパンと言えます。
パン生地には高品質の小麦粉を使用し、ほどよくスパイシーに仕上げた具と相性のいい生地になっています。
近鉄二階堂駅から徒歩10分のところにあるブーランジュリ・プチ・ブーケは、白い外壁と玄関前に飾られた植物がかわいいパン屋さんです。店内のアンティーク棚には常時60種類のパンが並べられています。
自家製天然酵母を使用し、添加物や改良剤を一切使わずに本物の美味しさを伝えることがこのお店のこだわりです。
カンパーニュ・ノア・レザン(150円)は、素朴な味わいが魅力の田舎パンです。パリッと香ばしいライ麦入りの生地に、クルミとレーズンがちりばめられています。
表面のパリッとした食感と、内側のもちっとした食感の両方が楽しめるお得なパンです。
JR柳本駅から徒歩20分のところにあるだるまのぱん屋さんは、天然酵母と国産小麦にこだわり安心安全な商品作りをしているパン屋さんです。障害を持つ人たちの地域生活を支援することを目的とした社会福祉法人、だるま会が運営しています。
管理や扱いが難しく、発酵に時間がかかる天然酵母を使用しているため、少量生産となっており、売り切れてしまうことも多いです。
だるまのぱん屋さんの田舎こしあんは、ミニサイズのあんパンが3個入りで180円です。生地はふんわりやわらかくもっちりとしていて、ほのかな甘みも感じられます。中に包まれたこしあんは、なめらかで甘すぎず食べやすい味です。
真っ白な見た目が可愛らしく、小腹がすいた時にちょうどいいサイズ感です。
