札幌でおすすめしたいうなぎの名店12選！ひつまぶしや関西風を出す老舗も！

北海道の札幌にはうなぎの美味しいお店がたくさんあります。代々受け継がれるタレを使用した老舗や、国産のうなぎを使用したお店などが数多くあり、他県に引けを取りません。それぞれのお店によってうなぎの調理方法やタレの味、ご飯の硬さなどが異なるため、札幌でうなぎを食べたい時は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

豊水すすきの駅から徒歩3分ほどの場所にある「かど屋」では、職人の手によって丁寧に焼かれるうなぎが評判のお店です。昭和32年創業以来、札幌で人気を集めており、その味は老若男女問わず多くに人に親しまれています。

かど屋では、ご飯の間にもうなぎが入った「中割丼」や、ふわふわのうなぎがドンッと一匹乗った「うな重」などがあります。そのなかでも人気のメニューは「ひつまぶし」です。かど屋のひつまぶしは、そのまま食べる方法と薬味を乗せる方法、そして出汁をかけて食べる方法の、3通りの食べ方を楽しめます。

焼き上がったうなぎはホクホクとした身が特徴的で、タレと絡まりご飯が進みます。そのまま食べるのと、薬味や出汁を加えて食べるのとでは、味わいや食感が異なるため、ぜひすべての食べ方を試してみてください。老舗の美味しいひつまぶしをお腹いっぱいに食べていきましょう。

札幌駅から徒歩3分ほどの場所にある「宮川本廛 大丸札幌店」は、札幌大丸デパートのレストラン街にあるお店です。宮川本廛 大丸札幌店では、あっさりめで臭みのない上品な味わいのうなぎを食べることができるため、休日の昼時になると満席になります。

宮川本廛 大丸札幌店ではうな重が人気を集めており、蓋をあけると、ふわっとうなぎの甘辛いタレの香りが鼻孔をくすぐります。うなぎにかけられているタレは、さらっとしたテクスチャが特徴で、ふわふわと焼かれたうなぎの身にたっぷりとかけられています。

肉厚で柔らかいうなぎを豪快に頬張れば、固めに炊かれたご飯と絡み合って、口の中いっぱいにうなぎの味わいが広がります。甘くてトロっとした、美味しいうなぎの脂がたまりませんよ。

新川駅から徒歩3分ほどの場所にある「札幌のうなぎや」は、札幌で一番美味しいという声もある人気のうなぎ屋です。期間限定で食べることができる「ひつまぶし」や、ビールにぴったりな「肝焼き串」など、うなぎのおいしさを余すことなく味わえるメニューがおすすめです。

なかでも、札幌のうなぎやでは「天然うな重」が人気です。九州産のうなぎを使用した天然うな重は、200gのかば焼きがどんっと乗った豪快な一品です。通常のうな重よりもひと回り以上大きく、肉厚なうなぎの身を堪能することができますよ。

天然うな重は上品な旨味が詰まっており、あっさりとした脂が特徴的です。ふっくらと炊きあがったあつあつのご飯と一緒に食べれば、甘じょっぱいタレとうなぎの旨味、そしてご飯の甘みがやみつきになる美味しさです。

琴似駅（札幌市営）から徒歩9分ほどの場所にある「志んぼ」では、うな重や白焼きをはじめ、若鳥の半身を使用した「新子焼き」などのメニューもあります。なかでも「うな重」が人気を集めており、関西風で焼かれたうなぎは、蒸す工程が入っていないため、こんがりと焼かれているのが特徴です。

うな重の香ばしい匂いと、パリっとした皮の食感が堪りません。身はふっくらとしており、脂の旨味を楽しみながら食べることができます。ほんのり甘めのタレが食欲をそそり、あっという間にたいらげてしまうことでしょう。

また、うな重には豆腐と肝吸い、そして漬け物が付いてきます。肝吸いの肝はあらかじめ焼いてあるため、香ばしい風味を楽しむことができますよ。また、豆腐がおいしいと密かに人気なので、うな重を注文した際は、豆腐の味わいも楽しんでみてください。

森林公園駅から徒歩25分ほどの場所にある「活鰻」は、注文してからうなぎを捌き、出来立てを食べることができるお店です。活鰻ではうなぎが美味しいのはもちろんのこと、気さくな店主との交流が密かに人気です。ひつまぶしの食べ方を尋ねれば、丁寧に優しく教えてくれるので、充実したひと時を過ごすことができるでしょう。

活鰻でおすすめのメニューは、ひつまぶしならぬ「ひつまむし」です。関西風で焼かれた鰻の皮はパリパリと香ばしく、3通りの方法で食べれば甲乙つけがたいほど、それぞれの良さがにじみ出ています。

そのまま食べる方法では、さらりとしたタレがしみ込んだご飯と一緒に、うなぎの身を堪能することができるでしょう。薬味を付ければ刺激的な味わいになり、出汁をかければ、うなぎの旨味と出汁の豊かな香りがじんわりと体に染み渡っていきます。最後まで飽きることなく楽しめる、活鰻のひつまむしはいかがですか？

豊水すすきの駅から徒歩6分ほどの場所にある老舗「うなぎの和田」は、うなぎの焼き加減が絶妙なおすすめのお店です。刺身が付いた「うなぎ定食」や、スペシャルメニューとして刺身やうな丼、お酒などが付いてくるコスパの良い「和田コース」などがあります。

うなぎの和田では、甘辛いタレで焼いた「かば焼き」も人気ですが、うなぎの味わいを堪能することができる「白焼」がおすすめです。肉厚のうなぎを香ばしく焼きあげ、程よいの弾力感を楽しめますよ。

白焼を食べる時は、わさび醤油につけてさっぱりと食べましょう。ほんのりと甘いうなぎの脂と、醤油の塩味が合わさって、より美味しく食べることができます。わさびの風味が味を引き締めるので、ご飯もよく進みますよ。

西線１４条駅から徒歩11分ほどの場所にある「鰻二葉 くにひら亭」では、蒸す調理工程が入る関東風のうなぎを食べることができます。蒸すことでふっくらと柔らかく仕上がるのが関東風のうなぎの特徴です。

鰻二葉 くにひら亭には、うなぎをさっぱりと食べることができる「白焼き」や、甘めのタレがたっぷりと絡まった「蒲焼」などのメニューがありますが、なかでも人気の商品は「うな重」です。

九州産のうなぎを使用したうな重は、表面にはしっかりと焼きが付き、脂が乗った肉はとても柔らかいですよ。そして、少し甘めのタレがうなぎやご飯にしっかりと絡まっているのもポイントです。ご飯は少し固めで、しっかりとした米粒の食感を味わうことができますよ。

発寒南駅から徒歩12分ほどの場所にある老舗「うなぎの川幸」は、温かい家庭的な雰囲気のなかで食べるうなぎが美味しいと評判の、札幌にあるお店です。店内で使用する食器のほとんどは手作りで、店主のこだわりが感じられます。

うなぎの川幸では、きんぴらと漬け物、肝吸いが付いてくる「うな重」や、ご飯の中に鰻が隠れている「中割丼」などのメニューがあります。なかでも人気なのは、ご飯の上にうなぎと錦糸卵が乗せられた「うな丼」です。

ほんのり甘めのタレが絡まったうなぎは、表面がカリッと香ばしく、身は肉厚で柔らかいですよ。見た目も華やかで、錦糸卵のふわっとした食感と風味が、うなぎの味わいを引き上げます。そして、デザートと珈琲が付いてくるので、最後まで満足度の高いおいしい食事ができることでしょう。

西８丁目駅から徒歩3分ほどん場所にある「うなぎ加茂川」は、関西風のうなぎを食べることができる札幌のお店です。大将やスタッフが気さくなので、居心地よくうなぎを食べることができるでしょう。そんなうなぎ加茂川のうなぎに使用するタレはあっさりめで、ちょうどいい甘さが食欲をそそります。

なかでもおすすめのメニューは「ひつまぶし」です。うなぎの身はふっくらとした食感で、パリっとした皮は香ばしく、ご飯の硬さも丁度良いです。そして他のうなぎ屋さんと異なるのは「とろろと薬味を乗せて食べる」ことです。

そのまま食べてから、次にとろろと薬味で味わい、最後にお茶漬けで食べるのが、うなぎ加茂川のひつまぶしです。とろろの食感と味が加わり、滑らかな舌触りと共にうなぎを食べることができますよ。

中島公園駅1番出口から徒歩2分ほどの場所にある「うなぎ 仲じま」では、北海道産業貢献賞と呼ばれる、卓越した技能者へ与えられる賞を受賞した料理長の手によって、美味しいうなぎを食べることができます。45年続く老舗のタレを隠し味に使用した、絶品のタレを絡めて作られるうなぎの味を求めて、多くの人でにぎわいを見せています。

うなぎ 仲じまでは、うなぎと白米が別々になった「かば焼き御膳」や、うなぎの食感と味を楽しめる「白焼き」などがあります。また、ひと味変わったスイーツとして「うなだれバニラアイス」があるなど、種類豊富なメニューが揃っていますが、なかでも人気なのは「ひつまぶし」です。

うなぎ 仲じまのひつまぶしは、ちょうどいい硬さに炊かれたご飯の上に、秘伝のタレが絡まったうなぎが食べやすい大きさにカットされて乗せられています。自分の好きな食べ方で食べることができるのが、ひつまぶしの特徴ですが、ほんのりと柑橘の風味が漂う山椒もかけて食べてみてください。

円山公園駅から徒歩8分ほどの場所にある「うな亭わがつ」では、国産のうなぎを味わえる、おすすめのお店です。和風の綺麗な店内と丁寧な接客で、気分よくうなぎを食べることができますよ。メニューには、松丼や竹丼、梅丼などの「うな丼」、「中割丼」などがありますが、なかでも人気なのは、松重や竹重、梅重などの「うな重」です。

うな亭わがつのうなぎに絡めてあるタレは、比較的さっぱりとしていますが、しょっぱさは感じられません。そのため、最後まで飽きずに楽しむことができると、幅広い年齢のお客さんから人気を集めています。

さっぱりめのタレを、たっぷりと絡めた焼き立てのうなぎからは、醤油の香ばしい匂いが漂います。うな重にはミルに入った「粒山椒」が付いてくるため、削りたての山椒をうなぎにかければ、爽やかな味わいも楽しめますよ。うな亭わがつの絶品うな重に、ぜひかけてみてください。

東本願寺前駅から徒歩4分ほどの場所にある、すすきの老舗「うなぎのなかやま」は、穏やかな夫婦が切り盛りしていおり、知る人ぞ知る美味しいうなぎ屋です。国産のうなぎを使用しており、卵が丁寧にうなぎを巻いた「う巻玉子」も人気ですが、うなぎのなかやまでは「うな重」がおすすめです。

関東風に焼かれたうなぎはふっくらとした食感で、身に絡まる甘めのタレがより美味しさを引き立てます。タレがしみ込んだご飯とうなぎを一緒に食べれば、口の中いっぱいにうま味が詰まったタレの味と素材の甘さが広がります。

そして好みで山椒を振れば、爽やかな香りが鼻から抜け、ひと味違ったうな重を食べることができるでしょう。国産のうなぎを使用した、香ばしくて美味しいうな重を、ぜひ食べてみてください。

北海道の札幌には、美味しいうなぎが食べれるお店がたくさんあります。お店によってタレの甘さや、うなぎの調理方法が異なるため、札幌へ足を運んだ際は食べ比べてみるのも面白いですね。うなぎの美味しさを引き出した料理の数々を、ぜひ召し上がってみてください。