波除稲荷神社

雄の獅子頭と雌の獅子頭が印象的な【波除稲荷神社】は築地場外市場の一番奥にあります。

神社の御由緒をひも解けば、その昔、4代将軍、徳川家綱公が行った周辺の埋め立て工事は激しい波により困難を窮めました。

埋め立ての為に堤防を築いても何度も何度も壊され難儀していたそんなある夜、光を放ち海を漂っていた稲荷大神の御神体が見いだされました。

そして、現在の地にお祭りしたところ不思議な事に波風は収まり工事が無事完了しました。

そのことから「波除稲荷大神」の尊称とともに「災難を除き、波を乗り切る」波除さまとして庶民の信仰を集め、災難除、厄除、商売繁盛、工事安全等のご神徳があるそうです。

アクセスは都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩5分、東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩7分、都バス「築地6丁目」から徒歩2分です。