埼玉の郷土料理＆名物グルメ一覧！名前の由来や調理レシピ動画も！

埼玉の人気の郷土料理には、甘い風味のものが多いという特徴があります。おまんじゅうの形をしているものや、お祝いごとのために用意される郷土料理があるため、甘いもの好きな方も挑戦しやすい名物料理を見つけやすくなっているでしょう。

埼玉の天気は太平洋に近い地域の気候と似ていますが、関東地方の南部の県と比べるとより気温差が激しい地域となっています。特に、夏は雷が発生することも多く、40度を超える温度を記録している熊谷市が有名で、毎年かなり気温が上がりやすくなっている様子です。

冬には季節風が北西から流れ込んでくるため、さらに乾燥しやすくなる気候であることも特徴的です。

埼玉の郷土料理や人気の名物グルメでよく使われる食材は、ジャガイモです。特に、秩父市のエリアではジャガイモを使った料理が多く見られていて、現在も料理店で提供されています。農業を行う合間に間食としておいしい甘味やお菓子が発展してきました。

味付けでは、味噌や醤油を使ったものが多いのも特徴的です。甘いものだけではなく、ご飯が進むようなしょっぱい味付けの郷土料理もあり、味噌や醤油で味付けした汁物もあるため、体を温める料理もあります。

埼玉の人気な郷土料理の1つ目は、さいたま市の冷や汁うどんです。味噌やごま、だし汁や砂糖を使った冷や汁が特徴的で、簡単に作りやすく栄養を取りやすい料理としてお昼ご飯の定番になったことから発祥しました。

冷や汁につけ麺のようにうどんをつけて食べることから冷や汁うどんという名前になり、作り方はつけ汁を作ってからうどんを茹でてから水で締める、という流れとなっています。

埼玉の有名な郷土料理の2つ目は、秩父市のゆべしです。ゆずの果実の中身をくりぬいて甘味を入れる、という作り方が特徴的で、保存がきくため持ち運びやすいおやつとして発祥しました。

ゆずの餅子と書いてゆべしと読むようになったのもポイントです。ゆずの果実を取り除いてから味噌やごま、砂糖などを混ぜて調理し、1時間蒸してから干して切って食べる、という作り方も個性的な印象となっています。

埼玉の人気な郷土料理の3つ目は、秩父市の味噌ポテトです。味噌で味付けされた懐かしい風味が特徴的で、おつまみや間食として親しまれ、ご当地の名物グルメとして発祥しました。軽く揚げたじゃがいもを味噌にからめた見た目から味噌ポテトという名前で有名になっています。

小麦粉と水、卵を溶いて衣を作り、じゃがいもを絡めて揚げてから味噌をかける、という作り方です。

さいたまの郷土料理の4つ目は、さいたま市の炭酸まんじゅうです。素朴な見た目が特徴的で、朝ごはんの代わりに食べる軽食として発祥しました。重曹を入れてふくらませることから炭酸まんじゅうという名前になっています。

小麦粉とあんこがメインな材料となっていて、作り方の流れのポイントは牛乳や重曹などを用いて生地を作り、15分ほど蒸し器で蒸していくことです。

埼玉の郷土料理の5つ目は、本庄市のつみっこです。すいとんのように柔らかい麺が特徴的で、農家として野菜をたくさん入れた料理として発祥しました。摘むようにちぎって作るため、つみっこという名称になっています。

だいこんや大和芋といった材料を使い、小麦粉の生地をこねてちぎって茹で、だしや醤油で味付けする作り方も特徴的です。

埼玉の郷土料理の6つ目は、さいたま市のけんちん汁です。秋冬の献立として取り入れやすい特徴のあるけんちん汁は、埼玉でも恵比須様をもてなす料理として発祥しました。建長寺で作られていた料理が元になったことから名前をもじり、けんちん汁となっています。

豆腐やごぼうを材料に使い、だし汁や味噌で仕立てていく作り方も特徴的です。

埼玉の郷土料理の7つ目は、秩父市のかてめしです。たくさんのおかずが上に乗っている見た目が特徴的で、お米の生産が芳しくなかった地域でお腹いっぱい食べやすくするために発祥しました。糧という漢字から名前が由来していて、椎茸や油揚げ、ごぼうなどが材料に用いられます。

作り方は、おかずの部分を醤油などで味付けして炒め、炊いたご飯と混ぜ込むといった内容なのもポイントです。

埼玉の郷土料理の8つ目は、秩父市のおなめです。味噌風味でご飯のお供に用いられやすいという特徴があり、麦味噌作りが盛んだったことから発祥しました。お箸をなめて食べてしまうほど味わい深いためおなめという名前になり、大麦や麹がメインの材料となっています。

麹菌を使い、3日ほど発酵させるという作り方も特徴的です。

埼玉の郷土料理の9つ目は、秩父郡長瀞町のおっきりこみです。煮込んだ見た目が特徴的で、風の強い冬の日に体を温める料理として発祥しました。具材を切り込んでから入れることから名前が来ていて、かぼちゃや白菜、ねぎといったたくさんの野菜が使われます。

1cmの厚みにうどんを作り、すべての材料を切って一緒に煮こむ、という作り方も特徴的です。

埼玉の郷土料理の10個目は、東秩父村のあずきすくいです。丸い麺の中にあずきが入っている見た目が特徴的で、秩父のエリアでは小麦粉と小豆がよく栽培されていたことから発祥しました。麺であずきをすくうようにして食べることからあずきすくいという名前になっていて、あんこや小豆がメインの食材です。

生地を袋状に形成し、茹でてからあずき汁に加える作り方も個性的です。

埼玉の郷土料理の11個目は、川島町のすったてです。埼玉のご当地グルメとして優勝した料理でもあることが特徴的で、農業が営まれていたことから、少しだけ空いた時間を使って手軽に美味しく作ることができる料理が必要になり発祥しました。

胡麻やきゅうり、みょうがといったさっぱりとした味わいの食材がメインとなっていて、野菜類を最初にすり鉢で細かくしていく作り方が特徴的です。

埼玉の郷土料理の12個目は鴻巣市のいがまんじゅうです。赤飯をお饅頭の上に乗せて仕上げる見た目が特徴的で、お祝いごとのために赤飯をプラスして華やかにしたことから発祥しました。いがまんじゅうという名前は、いがぐりのようにお米が乗せられていることから来ています。

こしあんやお米がメインの食材となっていて、現在もお土産として取り入れることができる料理となっているのも特徴的です。あんこを包んだ後に、炊いた赤飯を乗せてからラップなどで包んで仕上げていきます。

埼玉の郷土料理の13個目は、吉川市のなまず料理です。吉川市はなまずの里と呼ばれるほどなまずを使った料理が有名なことが特徴的で、農業のために引かれた水路になまずがよく迷いこみ、捕まえて料理したことから発祥しました。なめらかな質感の皮膚と頭が大きい魚を使っていることからなまず料理という名前になっているのもポイントです。

作り方としては、割烹料理のように深い風味の味付けとなっていて、包丁で身を叩いてから味噌で味付けし、丸く成型して揚げるなまずの叩きなどがよく親しまれています。

埼玉のおいしい有名なグルメや郷土料理の14個目は、飯能市の味噌付けまんじゅうです。表面に塗られている味噌が特徴的で、いかだで木材を運んでいた人々のお弁当としてよく作られていた焼きまんじゅうから発展して作られたとされています。

味噌を付けることから味噌付けまんじゅうという名称になり、発酵させておまんじゅうの形に膨らませるための酒種が食材に使われているのもポイントです。作り方は酒まんじゅうを作ってから焼き、味噌を乗せる、という流れとなっています。

埼玉の郷土料理の15個目は、秩父市の秩父そばです。そば粉の風味が豊かなことが特徴的で、痩せた土地であったことからそばが栽培に適していて発祥しました。地域の名前から秩父そばという名前になり、寒暖差から旨味が凝縮されているそばがメインの食材となっています。

職人の技が光る新鮮でおいしいそばを活かした作り方も特徴的です。

埼玉の郷土料理について知って、旅行の計画に取り入れてみましょう。埼玉の人気な観光スポットだけでなく、昔から受け継がれている郷土料理が振舞われる有名な料理店についてチェックすることで、自分たちならではの旅行を楽しむことができるでしょう。料理の作り方について知れば、いつもとは違ったおいしい献立にしていくこともできます。

埼玉の有名なご当地グルメや郷土料理を楽しんで、特別な時間を過ごしてみましょう。