PR
住所 | |
---|---|
アクセス | |
営業時間 | |
最寄駅 | |
電話番号 |
北海道の観光をする際、札幌と函館を回りたいという人は多いと思います。同じ北海道西部に位置する2つの都市と思いがちですが、移動距離は結構ありアクセスは大変です。そこで札幌から函館に移動する一番良い方法をご紹介します。参考にしてみてください。
JR | 高速バス | 車(高速) | 車(一般道) | 飛行機 | |
---|---|---|---|---|---|
料金(1人) | 8,830円 | 4,700円 | 9,000円 | 2,800円 | 20,300円 |
料金(4人) | 35,320円 | 19,000円 | 2,250円 | 700円 | 81,200円 |
移動時間 | 3.5時間 | 5.5時間 | 4時間 | 5.5時間 | 40分 |
札幌駅から函館駅までのJRでのアクセスについてご紹介します。特急ではスーパー北斗で3時間30分~3時間50分、料金は指定席で8,830円となります。4人では35,320円です。
高速バスは札幌駅から函館駅まで5時間30分~5時間50分、料金は4,600円~4,810円です。4人だと1,8400円~19,240円となります。
飛行機を使ったアクセスについて、飛行場は、札幌の場合、丘珠空港と千歳空港がありますのでそれぞれ別々にご紹介します。なお飛行機は割引運賃でなく定価表示としました。丘珠空港と函館間の運賃は20,100円です。
時間は40分です。これに札幌駅から丘珠空港まで連絡バスで約30分かかります。運賃は500円です。次に函館空港から函館駅までですが、シャトルバスで約20分、料金は400円です。合計すると19,700円からで4人では78,800円からとなります。
新千歳空港と函館空港の運賃は20,100円です。時間は35分です。札幌駅から新千歳空港までは高速バスで65分から80分、料金は1,100円です。JRを使うと45分で運賃は1,070円です。
函館空港から函館駅まではシャトルバスで約20分、料金は400円です。合計すると20,300円,4人で81,200円となります。
次に自動車でのアクセスをご紹介します。自動車での移動は一般道経由と高速道経由となります。まず一般道ですが、札幌駅から函館駅まで距離は316kmで所要時間は5時間30分くらいです。ガソリン代は16km/L・140円/Lとすると、2,765円です。
一般道は高速のように回り道をしないので距離は約250kmです。ガソリン代は2,187円です。所要時間は4時間20分くらいかかります。高速の場合も一般道の場合も4人乗車の場合少し燃費が悪くなることを考慮ください。
札幌駅から函館駅までのアクセスで最安と言ったらなんといっても高速バスでしょう。料金も4,600~4,810円です。この料金は停留所の場所などによって変わります。時間は5時間以上かかりますが、札幌駅から函館駅へ向かうバスは、3列シートでトイレが完備しておりなおかつWi-Fiが使えるものもあります。
バスから見える車窓を楽しみながらの移動やゆったりシートで、乗る前は退屈なのでは?と思っていた移動も思いのほか早く感じるのではないでしょうか。
札幌駅から函館駅までのアクセスで最速で行くならまず飛行機になります。札幌からの飛行場は丘珠空港が便利でしょう。飛行機に乗っている時間は40分、札幌駅から丘珠空港までバスで30分、函館空港から函館駅までバスで20分です。
実際には飛行場には30分前に到着する必要があるので70分程度を見込むとして、単純合計で2時間程度になります。バス待ちの時間を考慮すると2時間30分から3時間程度になります。
札幌駅から函館駅まで飛行機で行く場合、新千歳空港も利用できます。高速バスだと1時間以上かかりますが、JRの場合37分なのでこちらも早く函館につくことができます。新千歳空港は広いので、早く函館に行きたい場合には空港内の移動時間も考慮しましょう。
札幌駅から函館駅までのアクセスで最楽で行くならなんといってもJRになります。移動時間は最短で3時間30分でとても短いですし、なんといっても窮屈ではありません。高速バスは3列シートもありますが、特急の広さにはかないませんし、列車は中を歩くことができます。
自動車のように、自由に止まったりできませんが、自分で運転しないので疲れも少ないでしょう。最楽ではJRに軍配です。
まず車で移動する場合ですが、距離や時間はグーグルマップを基準とします。燃費は16km/L、ガソリン代は140円/Lで計算しました。後に書いた高速道路を利用する場合も同様です。
札幌駅から函館駅まで一般道を利用する場合は、ルート①として国道230号から国道5号を経由するルートとなります。距離は246km、時間は4時間27分です。ガソリン代は2,152円です。旅行で言った場合にはこれにレンタカー料金が上乗せとなることは考慮ください。
他にルート②として小樽を経由する国道5号を通るルートは距離268km、時間は5時間9分、ガソリン代は2,345円。ルート③として国道230号から羊蹄山を経由して国道5号に入るルート、距離271km、時間5時間3分、ガソリン代2,371円などがあります。
一般道で移動するメリットは何といっても、自由に好きな場所に立ち寄れることです。他の交通機関ではこの自由さはありません。またルートを途中で変更することも自由ですし、知らない人と同じ空間にいる必要もありません。
デメリットは、運転手が必要なことです。全員運転でき交代できればよいですが、一人の場合には運転する人は結構つかれます。また車窓も十分に楽しむことはできないでしょう。お酒が好きな人は、目的地に到着するまで我慢しなければなりません。
札幌駅から函館駅まで高速道路で移動する場合も、燃費は16km/L、ガソリン代は140円/Lで計算します。札幌駅から函館駅までは道央自動車道を使用します。距離は316km、時間は3時間57分です。思いのほか距離があります。
道央自動車道は、札幌から南下し、苫小牧や登別など海岸沿いを通る、数字の2のようなルートなので距離があるのです。そのため時間も4時間近くかかってしまいます。レンタカー料金も考慮ください。
ガソリン代は2,765円です。これに高速料金が札幌南ICから大沼公園ICまでで6,100円かかります。
高速道路で移動するメリットは、なんといっても信号が無いことです。一般道の信号のゴー・ストップは結構疲れます。他には渋滞がなければですが、目的地への時間が読みやすいところでしょう。
デメリットは、寄り道がしづらいことです。どこかに寄りたい場合にはいったん高速道路を下りなければならず、高速料金がかさみます。一般道にも言えることなのですが、やはり雪の心配です。雪道は慣れていても危険なので、運転に神経を使います。
札幌から函館までJR(特急電車)で移動する場合についてご紹介します。札幌駅から函館駅までは、スーパー北斗が運航しています。
スーパー北斗ですが、所要時間は3時間30分~3時間50分、料金は一人当たり指定席で8,830円(運賃5,720円、指定席3,110円)自由席で8,310円(運賃5,720円、指定席2,590円)です。一日12往復が運行されています。
札幌駅から函館駅間を往復利用する人は往復割引を利用するとよいでしょう。運賃の片道5,710円、片道ずつ買うと1,1440円が往復9,000円となり、約2割の割引率となります。
JRで移動するメリットは、なんといっても札幌駅で乗ってしまえば、函館駅まで眠っていても運んでくれることです。社内販売は無くなってしまいましたが、乗る前に駅で食べものや飲みものを、調達しておけば、食事をしながら、のんびりと車窓を楽しむこともできます。
デメリットは、指定席を購入すると乗る時間を気にして、札幌での観光で少し時間を気にしなくてはならないことです。一日12往復ですので、自由席と決め込んで、来た電車に乗りこむ自由旅も良いですが、スーパー北斗は7両中自由席は2両で時期によっては、函館まで座れないこともあります。
札幌駅から函館駅までの高速バスは2社が運行しています。北海道中央バスの高速はこだて号と北海道バスの函館特急ニュースター号です。
高速はこだて号は、一日8往復あります、料金は4,810円。乗車時間は5時間30分~5時間35分ほどです。往復割引で8,580円ですので片道あたり520円お得。4枚つづり回数券は15,890円で、片道あたり約837円お得になります。3列シート、トイレ付です。予約が必要で学割運賃もあります。
函館特急ニュースター号は一日6便ですが休日中心に8便となります。料金は4,600円、乗車時間は4時間55分~5時間47分ほどです。往復割引で8,100円ですので、片道300円お得、回数券は5枚つづりで18,900円です。こちらも3列シートでトイレ付です。乗車には予約が必要です。
高速バスで移動するメリットは何といっても費用の安さです。ほかの交通機関に比べて時間はかかりますが、車窓を眺めながらの旅であっという間に時間はすぎるでしょう。2社とも夜行便がありますので、夜行便を使えば朝早くから行動できとても便利です。
デメリットとしては、やはり狭いことでしょうか、車利用の場合も狭いですが、自由に車を止めて降りることができます。夜行便はとても便利ですが、身長の高い男性の場合は窮屈ですし、なれないと眠ることもできません。
札幌駅から函館駅まで飛行機で移動する方法をご紹介します。札幌駅に近い空港は、丘珠空港と新千歳空港がありますので続けてご紹介します。
丘珠空港から函館空港まではJALが運営しています。一日6往復です。運賃は定価で20,100円です。ただし予約の時期により料金は異なります。ウルトラ先得ですと6,500円で乗ることができます。使用する飛行機は36人乗りのプロペラ機で、時間は40分ほどかかります。
新千歳空港から函館空港前はANAが運営しています。一日2往復です。運賃は20,100円です飛行機は74人乗りのプロペラ機です。航空券は予約の時期によって料金が異なります。スーパーバリューだと6,570円で乗ることができます。時間は35分です。
飛行機で移動するメリットは、断然移動時間が短いということです。もちろん飛行場へ行く時間は考慮しなくてはなりませんが、乗り物に乗っている時間が短いので体は圧倒的に楽です。
デメリットは、運賃が高いということです。格安運賃は、かなり前から予約が必要で、予定が立てにくいという面があります。もう一つは欠航です。欠航で、利用できなくなる可能性はほかの交通機関よりも多いので、何か月も前から予約したのに当日乗れないというリスクもあります。
札幌駅から丘珠空港へは複数のルートがあります。空港連絡バスは所要時間30分料金は500円です。この交通機関が最も便利ですが、12月1日~3月31日まではこのルートがなくなります。理由は冬季の混雑によるものです。
代わりに地下鉄豊栄線の栄町駅から丘珠空港間の運営となります。所要時間は5分料金は250円です。札幌駅から栄町までは地下鉄で11分料金は250円です。他にタクシーを利用すると、時間は約20分運賃は概算で2,700円です。
札幌駅から新千歳空港まですが、空港バスが運行しており運賃は1,100円です。多い時間帯では1時間に5便運航しており利便性は結構いいです。時間は約80分で直行便もあり65分です。空港バスの良いところは、乗り換えがなく乗ってしなえばターミナル前におろしてくれるところでしょう。
JRの場合、札幌駅から新千歳空港まで快速電車が便利です。所要時間は37分料金は1,070円です。タクシーを利用すると時間は約1時間30分、料金は概算ですが14,000円です。
函館空港から函館駅まではシャトルバスが運行しています。1時間に2便から4便で函館駅まで約20分,料金は450円です。他に路線バス(96系統)もあり、かかる時間は33分、料金は290円です。こちらは一日5便なので飛行機の到着時間とのタイミングが大事ですね。
さて札幌から函館までの交通手段をご紹介しました。それぞれに一長一短がありますので、旅行の目的や北海道で過ごせる時間、予算に合わせて選べばよいでしょう。みんなでワイワイ自由気ままな旅なら車が良いでしょう。ただし冬場は車の場合危険なこともあるので気を付けましょう。
好きな場所をピンポイントで回るなら、飛行機。車窓を楽しみ、食事もしたいならJR,時間はあるけどお金が・・・という方は高速バスで移動するのも良いのではないでしょうか!
四季折々に見どころいっぱいの北海道を楽しみましょう!