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朝鮮トンネルは、岐阜県八百津町にある岐阜最恐の有名な心霊スポットです。国道418号線の通行止めで使われなくなった恐怖の廃トンネルで、内部や周辺は照明が全くありません。トンネルの全長が長く内部でカーブしているため、先の見通しも良くありません。さらには人里から離れており、恐怖の心霊スポット呼ばれるだけの不気味さが漂うトンネルです。
人気の心霊Youtuber【ゾゾゾ】さんをはじめ、テレビでも数多く取り上げられる場所で、心霊マニアや廃道マニアのみならず、酷道マニアにも注目の有名な恐怖の心霊スポットです。朝鮮トンネルの歴史や過去に起きた事件・事故、怖い心霊体験や心霊写真などの心霊現象を徹底調査しました。場所や行き方、行く時の注意点も詳しく紹介します。
木曽川を筆頭とするこの地域の河川は、古来より氾濫を繰り返し、そのたびに地形が変わる暴れ川でした。その治水および発電を目的として、木曽川の上流に丸山ダムの建設が始まりました。ダムの建設によって水没する道の代わりとして造られたのが、朝鮮トンネルを含む今の木曽川沿いの道路です。開通当時は県道扱いで、道も舗装されていませんでした。
当初はここにトンネルはありませんでしたが、道が狭いうえに崩落事故も起こるため、トンネルを掘って迂回したのです。これが昭和31年に完成した、今や恐怖の心霊スポットして有名な、朝鮮トンネルです。朝鮮トンネルは、正式名称を「二股トンネル」といいます。
国道418号 旅足橋
— 道ろじん (@road3104k) September 25, 2019
木曽川は丸山ダムの貯水湖・丸山蘇水湖に架かる吊り橋。世界で5例、国内では唯一という珍しい構造の吊り橋だが、新丸山ダム完成後は水没することとなる
なお、新丸山ダム付替道路である丸山BPには新旅足橋が架かっており、川面から最大200mの高さを持つとてつもなく高いラーメン橋 pic.twitter.com/uYwkV4XRTs
丸山ダムの建設によって新たに造られた道路でしたが、そこへ高度経済成長の波が押し寄せて、この道を有料観光道路として整備する計画がたち上がります。まず、道が県道から国道へと昇格されました。しかし、昭和58年の豪雨災害を受け、さらに大型の新丸山ダム建設が決まったため、道路の整備計画は頓挫してしまいました。
極狭の未舗装の国道418号線は、このような歴史により今もそのまま残されています。そして朝鮮トンネルは壊されることなく廃トンネルとなり、さまざまな恐怖の心霊体験や心霊写真などの心霊現象が噂されるようになりました。朝鮮トンネルは、建設過程において、事件や事故などによる多くの犠牲者が出ており、犠牲者が埋められているという噂もあります。
新丸山ダムは令和11年に完成予定です。完成することで現在ある丸山ダム・朝鮮トンネル・通行止めになっている国道418号選のすべてが、噂を封印するかのように、ダムの底に水没します。将来的にダムの底に沈む事が決まっているだけに、ぜひその前に訪れておきたい歴史ある心霊スポットなのです。
恐怖の心霊スポットとして有名な朝鮮トンネルは、正式名は二股トンネルであることを前述しました。それではなぜ、朝鮮トンネルと呼ばれるようになったのでしょう。名前の由来について、歴史に触れながら紹介します。
朝鮮トンネルは、多くの朝鮮人を過酷な労働環境で働かせて造らせたトンネルであるといわれています。そのため、朝鮮人労働者が掘った、朝鮮トンネルと呼ばれるようになりました。また、朝鮮から連れてきた労働者を無理矢理働かせたともいわれています。そして、その結果、事件や事故も起こり、多くの死者を出してしまったと噂されています。
建設途中に亡くなった労働者の霊が、さまざまな心霊体験や心霊写真などの心霊現象をひき起こしているといわれているのは、そのような経緯からの噂なのです。
朝鮮人を労働させたという話は岐阜県内で有名になり、全否定できる理由も見つかっていません。しかしながら、朝鮮トンネルで朝鮮人が労働していたという記述も無く、トンネル完成時の昭和31年は戦争が終わっていたことから、信憑性は低いのではないかともいわれています。
朝鮮トンネルは、朝鮮人によって造られたトンネルであり、その際、朝鮮人を動けなくなるまで労働させたといわれています。そして動けなくなり使い物にならなくなった労働者を壁に埋め込んだという、残酷で怖い噂があります。また、記録にはない事件や事故がたくさん起こっており、その犠牲者も壁に埋め込まれているというのです。
この事件や事故の噂も、記録にないだけに、はっきりとした証拠があるわけではないので信憑性は低いです。しかしながら、この怖い噂はとても有名で、朝鮮トンネルが恐怖の心霊スポットとして有名になったきっかけでもあります。
心霊マニアが噂を聞きつけ訪れるようになり、さまざまな心霊体験談や心霊写真・動画などが出回り、さらに有名な怖すぎる心霊スポットとなっているのです。
朝鮮トンネルという名前の由来と並んで、長年の謎とされているのが、正式名称の二股トンネルという名前の由来です。
かつて内部で二股に分岐していたからという説があります。また、分岐していた方のルートを朝鮮人労働者が手掘りで堀った、という過酷な労働状況が想像されるような噂があります。さらに、分岐していたルートは、作業中に事件や事故で亡くなった朝鮮人労働者を埋めて塞いだ、という怖い噂があるのです。
朝鮮トンネルのすぐ脇には横穴があり、そこは舗装もされていない狭い、本当に手掘りのようなトンネルがあります。そしてそのトンネルは朝鮮トンネルと合流する手前で塞がれています。故意に埋めた事件なのか崩壊した事故なのか、定かではありません。しかし、二股にわかれていたという証拠はどこにもないので、今では都市伝説化しているのです。
前述のように、朝鮮トンネルの入り口付近には、手掘りで造られた小さなトンネルがあります。それこそが本物の朝鮮トンネルなのではないかとささやかれています。朝鮮人労働者が手で掘って造ったといわれている、この手掘りの小さなトンネルは、何故か朝鮮トンネルと合流する手前で止まっているのです。
朝鮮トンネルには、動けなくなった労働者を埋めたとか、事件・事故で亡くなった労働者を埋めた、などの怖い噂があります。合流手前の壁は、掘り進めている途中だったのか、事故で地盤が崩落したのか、はたまた残酷な噂のように犠牲者を埋めた、事件的なものなのかはわかりません。
しかしその影響で、夜な夜なゾンビが出るという怖い心霊体験や心霊写真などの心霊現象の噂が飛び交っています。
恐怖の心霊スポットとして有名な朝鮮トンネルの歴史に触れてきました。ここからは朝鮮トンネルで実際に起きた、心霊体験や心霊写真などの怖い心霊現象について掘り下げていきます。歴史を知った上で、心霊体験を聞いたり心霊写真を見たりすると、なぜそのような心霊現象が起きているのか理解しやすくなります。
朝鮮トンネルは、心霊現象や心霊写真を撮ろうと、多くの心霊マニアが訪れます。朝鮮トンネル内での心霊体験で一番多く耳にする心霊現象は、複数の足音が迫ってくるという怖い現象です。
トンネル内は音が反響するので、自分の足音の反響なのか、それとは違う何者かの足音なのかわかりません。しかし、真っ暗な廃トンネル内から不気味な音がするのでかなりの恐怖をおぼえます。トンネル内に入ったものの、あまりの恐怖で動画も心霊写真も撮れずに慌てて出てくる人も多くいます。
【オカスイ最新心霊動画】
— オカスイ【心霊YouTuber】 (@occult_sweepers) January 15, 2022
ついに本日オカスイ最新心霊動画公開です!
今回訪れた心霊スポットは
岐阜県で最恐スポットNo.1の『朝鮮トンネル』
噂通りに本当にヤバい心霊スポットでした…
正直もう2度と行けそうにないくらい怖かった…
是非ご覧くださいhttps://t.co/h7OiNttZzo pic.twitter.com/0kpxR2VZ4W
朝鮮トンネルへ向かう道中での有名な心霊現象として、白いミニバンと何台もすれ違うという噂があります。朝鮮トンネルは、人里離れた山奥にあるにもかかわらず、何台もの白いミニバンとすれ違うのは不気味な現象です。これは、「近づくな」という霊からの警告だといわれています。そう考えると、親切でもあり、それでいてとても怖い心霊現象です。
ゾゾゾの朝鮮トンネル後編3:50らへん。まーくんの背後にふわぁっと白い煙が降りてくるところ。画像調整してみた…。口を開けてる生首?笑ってるの? pic.twitter.com/9UacruZkda
— 🐷ぽるこ🐔🐥🐣 (@Hit_or_miss_30) August 29, 2020
画像を調整したところ、口を開けている生首のような心霊写真が撮れていたというツイートです。しかも少し笑っているように見えます。朝鮮トンネルは、朝鮮人労働者が造ったといわれています。倒れるまで働かされたり、事件や事故の犠牲になったりして、多くの労働者が亡くなり、その遺体はトンネル内に埋められているとの噂です。
遺体が埋められている場所からは、ゾンビ化した朝鮮人が這い出して来るという怖い心霊現象の噂があります。二股に分かれている場所でゾンビ化した人が這い出して来るという噂もあるので、気になる方は朝鮮トンネルにある横穴を見つけてみましょう。
朝鮮トンネルを訪れ、帰ろうと車に戻ると、車のボディに手跡がついていたという心霊現象も有名です。怖い手跡の心霊写真もあり、怖さ満載です。この不気味な現象は、霊からの警告ともいわれています。朝鮮トンネル内だけでなく、行き帰りの道中にも、怖い事件や事故に巻き込まれないよう、注意した方がよさそうです。
様々な心霊体験や心霊写真などの恐怖の心霊現象が噂される朝鮮トンネルですが、ここからは、歴史に紐づけた真実について紹介します。
朝鮮人労働者の強制労働の噂は、地元住民の間でもかなり有名です。朝鮮トンネルという呼び名もこれに由来しています。では実際は朝鮮人の強制労働はあったのでしょうか?
丸山ダムの建設工事は戦時中から始まり、戦況の悪化により一時中断した歴史があります。そして資料によると、戦後に着工されたことが確定的です。そんな時代に朝鮮人労働者への強制労働や虐待などを行っているはずもなく、行っていようものなら確実に外交問題に発展してしまいます。
また、建設工事はかなり苛酷なもので、資料によると、工事中の死者・重傷者合わせて500名以上と記載されています。当時と現在とでは、安全意識や現場環境が違うとはいえ、衝撃的な数です。しかしながら、資料には朝鮮人労働者の記載がないため、「工事に朝鮮人労働者が関わっていた可能性はあるが、強制労働は無かった」といわざるを得ません。
丸山ダムも朝鮮トンネルも完成したのは戦後であり、トンネルのコンクリート内に朝鮮人労働者が塗り込まれているという噂は、根も葉もない作り話だったと思わざるを得ません。もちろん、事件や事故で亡くなった人はいたでしょう。しかし強制労働や虐待がまかり通る時代ではなかったはずです。
ダム建設という巨大プロジェクトのため、多くの工夫が働いていました。その中には、朝鮮人をはじめ、外国人の姿も多かったといわれています。過酷な労働に従事する彼らは、夜に酒を飲み、日頃の鬱憤を晴らし、喧嘩も絶えなかったといわれています。地元では「喧嘩で殺された人が、コンクリの下に埋められている」という噂もありました。
建設に関わる殉職慰霊碑には、日本人の名前しか記載されていません。外国人労働者の殉職者がいないはずはありませんが、記載がない限り、いないとしか言いようがありません。多くの犠牲を伴って建設され、日本の戦後復興と高度成長を支え、洪水調整機能により、下流域の住民を守ってきました。そして務めを終えるようにダムとトンネルは水没します。
朝鮮トンネルの正式名称は、二股トンネルです。トンネルが二股に分かれていることからつけられた名前ともいわれていますが、古い地名が由来しているという説もあります。歴史上の真実はどうなのでしょう。
集落に関する様々な事柄がまとめられている資料によると、二股の文字が書かれている場所は木曽川のど真ん中で、中洲によって川の流れが2つに分かれる地点です。ダムに沈む前の木曽川は、この辺りで二股に分かれており、二股という地名が付いていました。つまり、「二股」とは「中洲があり川が二股に分岐する場所」を指す地名であることがわかります。
トンネルに限らず、道路上の建造物は周辺の地名から名前を取るのが一般的です。したがって、二股トンネルは、かつて内部で道が分岐していた、と言われていますが、これは元々の地名が二股であり、別れていたのは木曽川のことなのです。
朝鮮トンネルは、人里離れたところにある廃トンネルです。訪れる際には、あらかじめ周辺の道の状況も含めて調べておくことをお勧めします。ここからは朝鮮トンネル(二股トンネル)】に行く時の注意点を紹介します。
朝鮮トンネルへ向かう時は車を使うことになりますが、心配なのは駐車場所があるかどうかです。下流側のトンネル手前の広めのスペースや、トンネル手前の横にある旧道も駐車スペース分として利用できるだけの広さはあります。しかし、廃道路・廃トンネルなので、地面の状態が良くない可能性は十分にあります。
また、道は最初は舗装されていますが、途中から未舗装で、トンネル前は泥道です。地面の状態次第では、スリップしたり、ぬかるみにはまったりなどの危険が伴います。十分に注意して進みましょう。
朝鮮トンネルは、岐阜県加茂郡の八百津町から恵那市に抜ける、国道418号線沿いにあります。 418号線を走り進むと丸山ダムがあり、そこを通り過ぎて、さらに木曽川沿いを進んでいくと、赤い橋(湯谷橋)が見えてきます。ここが現道との分岐点です。
橋を右方向に出て左折すると県道353号線に接続し、右折すると朝鮮トンネルへと続く国道418号線の不通区間です。不通区間の起点には、バツ印が書かれている案内標識があります。ここからトンネルまでは、特にゲート等で封鎖されているわけでもなく、ポールもないので、車で行こうと思えば行けます。しかし不通区間になっているのでご注意ください。
この不通区間は、国道とはいえ、かなり狭く、石がごろごろしていて地面の状態は良いとはいえません。また、ここを通る車は少ないので、昼間でも少し薄気味悪い雰囲気が漂っています。山の中ということもあり、詳細な地図もなく、また携帯電話が繋がらないということも知った上で、訪れる際は細心の注意を払ってください。
朝鮮トンネルまでの道も酷道ですが、ここから先は車も通れない廃道区間になります。さすがにここには黒と黄の鉄壁ゲートがあり、通行止と書かれた標識も配置され、入口は封鎖されています。路面の悪状況にプラスして、通行注意の看板や車幅制限標識などがあることで、廃道マニアや酷道マニアにとっては、心を揺さぶられる人気スポットなのです。
この記事や地図などを参考にして、十分な下調べをした上で安全に、恐怖の心霊スポットである朝鮮トンネル(二股トンネル)】を訪れてみてください。朝鮮トンネル(二股トンネル)】の基本情報を紹介します。
長さ | 374m |
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住所 | 岐阜県加茂郡八百津町南戸 |
行き方・アクセス | 可児御嵩インターより、国道418号線沿い、車で30分ほど |
最寄駅 | JR高山本線中川辺駅より車で40分ほど |
最寄りのバス停 | JR可児駅周辺のさつきバス 旧中恵土消防署車庫より車で1時間ほど |
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