PR
住所 | |
---|---|
アクセス | |
営業時間 | |
最寄駅 | |
電話番号 |
栃木県日光市の「華厳の滝」は日本を代表するダイナミックな滝で、日光国立公園のメインとなる観光名所です。華厳の滝は美しい景観ながら飛び降り自殺の名所としても知られています。
自殺の名所として知られるだけに、華厳の滝では恐怖を感じる怖い、様々な心霊現象が発生しています。読むだけで全身がすくむような怖い事例も多数です。本記事では、華厳の滝が飛び降り自殺の名所となった有名な事件と、今も起こる様々な怖い心霊現象を紹介します。
「華厳の滝」は日光国立公園内にある「中禅寺湖」から流れ出た水が、97mの高さから一気に落下する壮大な直瀑です。大自然が創り出したダイナミックな滝です。
そんな、華厳の滝は日光を代表する観光名所でありながら、飛び降り自殺の名所として知られ、強烈な心霊スポットとしても知られています。そんな、華厳の滝について詳しく紹介します。
「華厳の滝」は、和歌山県の「那智の滝」・茨城県の「袋田の滝」と合わせて日本3大名瀑に数えられています。また、日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。
「華厳の滝」は高さが97m、毎分30トンもの水が流れ落ちています。落下する滝の美しさに、新緑や紅葉との一体化は国立公園にふさわしい荘厳な美しさです。また、冬場は凍結することもあり、神秘的な輝きがあります。
ちなみに、三大名瀑の三番目は諸説あり、茨城の「袋田の滝」以外に、宮城県の「秋保大滝」、兵庫県の「布引の滝」、富山県の「称名滝」などがあります。
「華厳の滝」の読み方は「けごんのたき」です。「華厳の滝」と名付けたのは、奈良時代から平安時代にかけてこの地で修行を重ねた僧・勝道上人(しょうどうしょうにん)といわれています。
登山道などが未整備の時代に、勝道上人は厳しい修行の一環で、日光山の登山を試みました。勝道上人は登山の行程で「華厳の滝」に出会い、その神々しい荘厳さから深く感銘を受けたのです。
そこで、神々しい滝に、勝道上人が深く信仰していた華厳経にならい「華厳の滝(けごんのたき)」と名付けました。
「華厳の滝」は自然が創り出した絶景で、霊験あらたかな滝として信仰の対象になっていました。その滝が、明治時代のある事件から自殺の名所として有名になった記録が残っています。
中でも、後で詳しく紹介しますが、「藤村操(ふじむらみさお)」が華厳の滝に飛び降り自殺した事件から、それ以降、多くの若者が飛び降り自殺を行い、自殺の名所になりました。
自殺の名所となり後追い自殺の事件が続き、同時に、怖い心霊現象が起こるようになりました。藤村操や他の自殺者の怖い霊が新たな自殺者を引き寄せるのか、恐怖を感じる滝です。
「華厳の滝」は日光国立公園の一部で、大自然の荘厳な美しさで知られているだけでなく、明治時代に起きた「藤村操」の事件以後、数多くの飛び降り自殺者が続出し、日本でトップクラスの自殺名所として知られる滝になりました。
その後も投身自殺事件が続き、同時に様々な怖い心霊現象が頻繁に起きています。この章では、華厳の滝が恐怖の心霊スポットになった歴史を詳しく紹介します。
「華厳の滝」が飛び降り自殺の名所となったきっかけは、1886年(明治19年)7月20日生まれの「藤村操(ふじむら みさお)」が僅か17歳で投身自殺した事件が発生してからです。
1903年(明治36年)に、旧制一高の学生であった「藤村操」が、遺書に当たる「巌頭之感(がんとうのかん)」を残し、同年の5月22日に華厳の滝へ投身自殺を図った事件から、華厳の滝が飛び降り自殺の名所となっています。
藤村操は北海道の裕福な家庭で育ち、飛び級して進級するほどの秀才でした。一高時代には文豪・夏目漱石から英語を教わっています。超エリートコースを歩むインテリが、17歳で飛び降り自殺を図ったことで大きな話題となり、若者に大きな影響を与えました。
飛び降り自殺した藤村操が残した遺書と言える「巖頭之感」は、滝のかたわらに立つナラの木をナイフで削り、墨字で書き残されていました。尚、藤村操が「巖頭之感」を書いたナラの木は伐採され、撤去され現在は残っていません。
まず、巖頭之感の文字をすんなりと読める方はそれほど多くないはずです。現代語訳を読んでもストレートにその内容は難解です。そこからも、藤村操の悩みの深さが理解できます。以下は要約で参考にしてください。
岩の頂上で深く考えたが、自然は雄大、時間は無限、小さな体で考えてみても、真相はただ一言「不可解」です。恨みを抱き、悩み苦しみ、ついに死ぬことを決心し、岩の上に立ってみると、心には何の不安もなく、大いなる悲観は大いなる楽観と同じことを知りました。
藤村操の飛び降り自殺以降、この報道に影響を受けた自殺願望の若者が続出し、藤村操の後を追うように華厳の滝に集まっています。その数は4年間で185名と驚くほど多数です。藤村操の霊が新たな自殺願望の人々を呼び寄せたのか不思議な現象でした。
地元警察も華厳の滝周辺に常時警官を配置し、華厳の滝に集まる飛び降り自殺志願の若者を確保しています。それでも、実際に40名が藤村操と同じように華厳の滝に身を投じた事件が発生し、飛び降り自殺の名所になりました。
現在、華厳の滝は飛び降り自殺が出来ないように様々な防御設備が施されていました。それでもまれに華厳の滝で飛び降り自殺を試みる者がいます。
2019年10月に発生した埼玉県の高校生が起こした飛び降り自殺の事件では、遺体が滝の上部から約60m下の岩場に残っていて、遺体収容のため大型クレーン車を投入し、費用が約300万円以上かかっています。この費用は遺族に請求されたそうです。
ちなみに、華厳の滝は高さが97mもあります。落下速度は毎時150km以上になると推測できます。大変大きな衝撃です。また、死体がすぐに発見されないこともしばしばで、まさに恐怖スポットです。
飛び降り自殺で有名な「華厳の滝」は、最恐の心霊現象が起きる場所だけに、心霊写真が撮れるスポットとして知られています。インターネットには華厳の滝周辺で撮影した写真に、恐怖を感じる怖い映像が映っていたという報告が多数です。
また、「華厳の滝」では、心霊写真以外にも様々な怖い体験した方々の体験談も多くみられ、恐怖を感じる心霊現象がしばしば起きています。そんな、華厳の滝の心霊体験談・伝説を紹介します。
「華厳の滝」は日本でも有数の観光名所だけに、フィルム写真の時代から、一眼レフ、デジカメ、スマホの現代まで数多くの方々が、華厳の滝や滝を背景にして記念写真を撮影しています。
そんな写真の中に、得体のしれないカスミやモヤらしきものが映っていて、そのカスミやモヤをよく見ると人の顔が映っていたという、心霊写真の報告が多数です。
フィルム写真の時代から華厳の滝を背景に写真を撮ると、華厳の滝に人の顔がしばしば映り込むという、報告例が多数あります。これらは、華厳の滝は心霊現象が発生する心霊スポットであることの証明です。
「華厳の滝」の心霊現象で、しばしばみられる体験談の一つが「憑いてくる老婆の霊」です。文字からも恐怖が感じられます。以下はそんな心霊現象の代表例です。
親しい友人たちと4人で華厳の滝観光を存分に楽しみ、帰り支度を終え車に乗り込み車を発車しようとすると、それまで故障と無縁だった車のエンジンがかかりません。
それまで誰も口にしなかったのですが、何故か4人とも何者かに追われているような感覚でした。気を取り直し何とか車をスタートさせましたが、友人のうち2人は「老婆の霊」のようなものが見えて、ずっと追いかけていたそうです。
「華厳の滝」は修学旅行や社員旅行など、団体旅行の観光名所です。団体旅行につきものが「集合写真」です。そんな、華厳の滝で撮影した集合写真で再三みられる怖い心霊現象があります。
華厳の滝の前で撮影した集合写真に、旅行の参加者以外の「何者」かが映りこんでいるのです。ツイッターにも、30人のクラスで31人の顔が映っていたなど、修学旅行の楽しい思い出が心霊写真一枚で恐怖の思い出になることもあります。
「華厳の滝」でよくみられる心霊写真に「知らない足が映りこむ」ケースがあります。3人で撮影した写真に7本目の足や、4人で撮影した写真に9~10本の足が映っている怖い心霊写真です。
映り込む足は、撮影した時代と異なる昔の雰囲気が漂っている映像が多く、また、時間の経過で足の上に顔や体が見かけられるケースもあるようで、華厳の滝にはさ迷い続ける恐怖の霊が漂っています。
藤村操のさ迷える霊でしょうか、華厳の滝の心霊現象は数多くあり、既述以外にも語るのが怖すぎて心の中に恐怖体験を秘めている方々が多くいるようです。
栃木県日光市中宮祠にある「華厳の滝」は、東京駅からは約180kmあります。日光の山間地にある観光名所で電車やバスを使ってアクセスするか、車でドライブを兼ねて訪ねることもおすすめです。
華厳の滝を含め日光は紅葉の名所で、秋の紅葉シーズンは山一面が紅く染まり、最高の絶景が楽しめます。そんな、華厳の滝へのアクセス方法を紹介します。
「華厳の滝」の正確な住所は「栃木県日光市中宮祠」になります。世界に誇る観光名所だけに交通の便は充実しています。また、華厳の滝が直前で見られる「観爆台」もあり、名滝の景観が存分に楽しめる観光名所です。
海外からの観光客も押し寄せる人気の観光スポットだけに、ホテルも充実していて、華厳の滝以外にも、日光東照宮や日光四十八滝と言われるだけ名瀑が多いエリアです。
華厳の滝と周辺の詳しい情報は添付の地図を参考にしてください。
「華厳の滝」へ電車とバスを使って行く場合は、JR「日光駅」、又は東武鉄道の「東武日光駅」で下車します。そこから、「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きの東武バスに乗り、「中禅寺温泉」バス停で下車し、徒歩約5分で華厳の滝に着きます。
JR新宿駅から華厳の滝の最寄り駅「東武日光駅」に電車で行く場合に便利なのが「特急けごん・きぬ(スペーシア)」です。特急料金と運賃で、一人4,080円、時間は2時間4分で着きます。
スペーシアは4名で使用できる個室(1室6,300円)もあり、家族旅行や親しい友人同士の旅行におすすめです。
「華厳の滝」へ車でアクセスする場合は、日光宇都宮道路清滝I.C.で降ります。そこから国道120号線を約15分走ると華厳の滝です。ちなみに、車を使うと、日光の観光名所・いろは坂を登るドライブも楽しめます。
駐車場は、有料の第1駐車場と第2駐車場があります。第1駐車場の住所は栃木県日光市中宮祠2480−10です。料金は普通車が1回320円、バイクは1回100円です。138台駐車できます。
第2駐車場の住所は栃木県日光市中宮祠2479です。料金は普通車が1回320、バイク1回100円、大型車1回2,230円で、81台駐車できます。また、華厳の滝エレベーターまで徒歩で約10分の所に無料の立木第一駐車場もあります。
「華厳の滝」のおすすめビュースポットは「観瀑台(かんばくだい)」です。エレベーターで下り、観爆台に出ると、華厳の滝を正面から眺められ、滝の大迫力や流れ落ちる水のダイナミックな動きと美しさが間近で鑑賞できます。
観爆台に続くエレベーターは岩盤の中を一気に下ります。高低差が100mあり、定員は30名、所要時間が1分です。1930年(昭和5年)から稼働し90年以上の歴史を誇ります。
新緑に映える滝の姿や、秋の深紅の紅葉など、観爆台からの眺めは絶景です。その観爆台へ下るエレベーターは有料で、往復料金は大人が570円、小学生が340円です。
日本屈指の名瀑「華厳の滝」は見どころ満載の観光名所です。しかし、飛び降り自殺の名所でもあり、藤村操はじめ、多くの霊がさ迷っている恐怖いっぱいの危険スポットかもしれません。
それだけに、決して遊び半分、冗談半分の軽い気持ちで心霊写真を撮ろうとして、華厳の滝を訪ねるのはおすすめできません。そこは、心霊現象頻発の怖い心霊スポットであることを理解しておきましょう。
ところで、滝はマイナスイオンがあふれる莫大なパワースポットで、華厳の滝からも元気がもらえます。日本でもトップクラスの名瀑・華厳の滝を観光名所として見学し、純粋に美しく素晴らしい華厳の滝を楽しみましょう。