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「孤独のグルメ」は久住昌之原作で谷口ジローが作画を担当した人気漫画で、雑誌に連載されていたものが1997年に第1巻として単行本で発売され、文庫本にもなっています。その後、2012年からはシリーズ番組としてテレビドラマ化され多くのお店でロケが行われました。2015年には第2巻も発売されています。中でも東京周辺で主人公の五郎が訪れた焼肉店は8店を数えます。
松重豊さんが演じている輸入雑貨商を営む主人公の五郎は、仕事の終わった後に焼肉屋へ向かい1人で焼肉を食べることになります。その一人焼肉を堪能するコツも伝えてくれるドラマが「孤独のグルメ」です。1人でなくても構いませんので、おいしい焼肉を提供してくれるこれらの焼肉店を巡ってみてはいかがでしょう。
最初に紹介するのは原作漫画1巻の第8話に登場する焼肉屋のモデルになった「東天閣川崎本店」で、漫画の中では「なんてんかく」という店名で登場します。JR浜川崎駅から1km程のコリアンタウンにあり、駅から送迎バスも出ています。川崎駅からの路線バスで最寄りの大島四ツ角バス停まで行くこともできます。創業から50年近いお店で、店内は250席の座席があり広く開放的です。
五郎が食べたのはカルビにロース、ミノ、そしてキムチに白いご飯と、とにかくよく食べます。カルビは(980円)とリーズナブルでおすすめのメニューですが、お昼にはカルビランチ(1,100円)もおすすめでで、ナムル、サラダ、キムチ、韓国のり、スープ、ライスが付きます。
柔らかくて脂の少ないロース(950円)も人気で、女性やお子様にもおすすめです。同じくロースランチ(1,000円)もあります。
続いては同じく川崎にあるお店で、「孤独のグルメ」Season1(ドラマのシリーズ名)の第8話に登場する「つるや」です。JR・京急線八丁畷駅から徒歩5分と駅からのアクセスは良好で、ドラマ初回に登場したこともあり、行列のできる人気店で「孤独のグルメ」の聖地的存在でもあります。昔ながらの下町の焼肉屋を謳っており、カウンター席、テーブル席、座敷席があります。
「つるや」は焼肉ももちろんおいしいですが、おすすめメニューはジンギスカン(1,400円)です。「孤独のグルメ」ではもちろん五郎さんも食べており、訪れたら一度は食べたいメニューです。一般的な鍋を使ったジンギスカンではなく、焼肉ロースターでいただくのでジンギスカン鍋とは違った感じになるのが特徴で、ニンニクと唐辛子をブレンドした特製のタレでいただきます。
カウンター席には1人用のロースターが用意されるので、五郎さんが食べたジンギスカンやカルビ(1,030円)、ハラミ(1,030円)をまさに一人焼肉でゆっくり味わうことができる、一人焼肉の聖地でもあるのです。
さぁにゃいさん
評価:4.0
あらかじめ注文したのは前回と同様。牛タン、ジンギスカン、カルビ、ハラミ、ロース、キムチ、半ライス。相変わらず肉が柔らかくてウマーッ。ビールがどんどん進みます。前回同様、絶品な肉を心行くまで味わいました。ごちそうさま!
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次は東京に移って「孤独のグルメ」Season2の第3話に登場した「平和苑」で、中野区にあり西武新宿線沼袋駅から徒歩7分のアクセスです。七輪を使って肉を焼き、三角、四角、丸というメニューのネーミングが特徴的です。お店の看板の「飢る噛む」の字がなかなかユニークで、地元では上質のお肉を食べられると人気のお店でしたが、ドラマのロケ地になり一段と人気が高まりました。
おすすめのメニューはわさびカルビ(1,550円)で、本わさびを肉で巻いて食べるのです。「孤独のグルメ」ではこれを食べた五郎も、刺し身のようで本当においしいと言っています。霜降りの上質カルビとわさびの絶妙のマッチングがたまりません。
「孤独のグルメ」では五郎はさらに三角(1,550円)丸(870円)にオススメカルビ(1,240円)、卵かけご飯セットとやはりよく食べていますが、三角は肩、丸はふとももの肉のことです。
richa811さん
評価:4.5
わさびカルビ、三角、カルビは脂の甘みがおいしいです。わさびと甘い脂がとてもあいます。個人的に1番好きなのはまるです。脂がすくなく、肉々しい味です。そしてとても柔らかい!ホルモンは全く臭みもなくとろける!
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続いては「孤独のグルメ」Season3の第6話に登場した板橋区の「山源」で、JR板橋駅西口から徒歩3分、都営三田線新板橋駅から徒歩5分と好アクセスのお店です。ホルモン焼きがおすすめで、おいしいホルモン焼きが食べたい人には絶対訪れてほしいお店です。毎日仕入れる脂ののった極上ホルモンが、そのおいしさの秘密です。カウンター席4席を含め全20席とこじんまりしています。
「孤独のグルメ」の中の五郎さんはここでも多食ですが、やはりホルモンも注文しており、塩ホルモンとタレホルモンを注文しています。塩でホルモンやハツ、ナンコツを食べた後に、タレのホルモン、ハツを白ご飯とともに堪能しており、最初に食べたのは塩ホルモン(520円)です。
☻mog_syk☻さん
評価:5.0
ホルモン、やはり旨すぎる!!!極上のアブラ!!脂が甘くて、とろける、、何度行っても最高ですね。ホルモン好き、脂好きなら絶対行った方が良いです。タレのお肉とごはんがまた最高。
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続いては東京八王子市にある「大幸園」の小宮本店です。JR八高線の小宮駅が最寄り駅ですが、駅前にはお店のない小さな駅で北東へ徒歩6分程でアクセスできます。住宅地の周りに畑が広がる中に建つお店で、地元の人だけが知っているようなお店でしたが、「孤独のグルメ」Season4の第4話で登場して以来、予約が必要な人気のお店になっています。
住宅地の中にある郊外のお店なので「孤独のグルメ」の中では五郎さんも見つけにくかったようですが、この「大幸園」でも五郎さんの食べっぷりは豪快で、ヒレカルビ(1,700円)、上ロース(2,000円)、ナムル(600円)そして〆にユッケジャンスープ(750円)と白いご飯とを注文していました。
上ロース(2,000円)は軽く炙った大きなロースに生卵をかけて食べるという独特の食べ方で、高級すき焼き風の焼肉としてお店の名物メニューになっています。
フォーリンデブはっしーさん
評価:4.8
ハラミも、上も並も満足できるもので、ハラミ好きなら見た目だけで美味しさが分かるはず。キレイな濃い赤色の、真紅の色合いとも言えるハラミは、適度に細かなサシが入り…肉の味わいを上書きせずに引き立てるタレの味わいも相まって、ハラミの旨味が全開!
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次は再び川崎市へ戻って「孤独のグルメ」Season5の第1話に登場する「寿苑」です。JR南武線稲田堤駅から徒歩3分、京王線稲田堤駅から徒歩5分のアクセスになります。テーブル席3卓、小上がり席3卓というこじんまりした小さいお店で隠れ家的な一軒家のお店という感じです。しかし「孤独のグルメ」のロケ地になって以来人気は高く、2回目以降は予約をするのがおすすめです。
「孤独のグルメ」で五郎さんが注文した焼肉メニューの中で、お店の人気メニューになっているのがガーリックハラミ(850円)で、柔らかいハラミに細かく刻んだニンニクをまぶした絶品の味で、白いご飯との相性も抜群です。
「孤独のグルメ」では、五郎さんはさらにタン塩(1,100円)、豚三枚肉の豚サムギョプサル(800円)、上カルビ(1,100円)とここでも、お店のお母さんオモニと話をしながらよく食べています。
御飯大盛りさん
評価:3.8
そしてガーリックハラミ!!五郎さんが食べた感じでまずは、ハラミに付いているガーリックを落とし、七輪で焼き、お皿に残ったガーリックを巻いて食べます。ガーリックハラミオンザライス!!無限間違いなし。
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次はもう一度東京区部へ戻って「孤独のグルメ」Season5の第7話に登場するジンギスバル「まーさん」です。世田谷の閑静な住宅地にあり小田急線千歳船橋駅から徒歩3分のアクセスと便利な、仔羊の肉ラムを使ったジンギスカンのお店になります。強い火力の炭火七輪使用のため、未就学児は入店できませんので注意して下さい。
オーストラリアから直輸入するチルドの仔羊の肉を使っているので、牛肉よりも柔らかくおいしいと人気で、醤油ベースのあっさり辛口タレも自慢です。
骨付きのロース肉であるラムチョップ(1本780円)はジューシーでしかも厚切りにしており、塩コショウで焼いてレモンを絞って食べるのがお店のおすすめです。五郎さんも一人ジンギスカンを堪能していますが、このラムチョプも当然注文しています。
五郎さんがラムチョップの前に注文したのが、肩ロースとランプに焼き野菜がセットになったAセット(1,200円)です。ランプは腰に近いももの肉ですが、肩ロースとともに脂ののった柔らかい肉を堪能できます。
【このお店は閉店してます】
最後に紹介するのは「孤独のグルメ」Season6の第4話に登場する「翠苑」です。東京都東大和市にあるお店で、西武拝島線の東大和市駅から徒歩10分の所にあります。西武ライオンズの選手もよく通ったというお店で、店内にはサイン色紙がズラリと並んでいます。リーズナブルにもかかわらずボリュームたっぷりなところが人気になっているお店です。
五郎さんも一人焼肉でオーダーしていた上タン塩(1,500円)とカイノミ(1,600円)はおすすめです。上タン塩は、シロネギを巻いて食べるのがおいしく、カイノミはヒレの近くにある柔らかい希少な部位のお肉です。
もう1つおすすめなのがザブトン(1,600円)です。ザブトンは肩ロースのうち、あばら骨側にある希少部位の柔らかい肉のことです。ロースと一括している場合も多いですが、この「翠苑」では別メニューになっています。
「孤独のグルメ」主人公の井之頭五郎は、焼肉店でとにかく堪能するまで1人で焼肉を食べ続けます。その食べ方には焼肉へのこだわりと彼なりの一人焼肉の流儀があるのです。順に紹介しましょう。まず、焼肉には順序があり塩とタレがある場合は塩からが定石で、タレは白ご飯といっしょに注文します。そして焼き加減が重要なので、網に載せた肉からは絶対目を離さないことです。
タレが付いた肉を白いご飯の上に一旦乗せて食べ、残ったタレもご飯に吸わせて最後は周りを気にせずに豪快にかき込みます。腹八分目ではなく、とにかく焼肉を食べまくるのです。これが五郎の一人焼肉の流儀です。「孤独のグルメ」のロケ地へ1人でお出かけの際は、ぜひこの流儀を参考に焼肉を堪能して下さい。