島根・出雲のドライブスポットおすすめ15選！定番の観光地から絶景スポットまで！

島根・出雲は山陰を代表するドライブスポットとして知られています。歴史に触れられる神社や城、自然豊かな湖、地元の食材を使ったグルメが味わえる場所など、定番から穴場までたくさんの見所があります。今回はそんな島根・出雲ドライブでおすすめのスポットを15箇所ご紹介します。お気に入りのスポットを見つけて、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

「出雲大社」は、山陰道出雲ICから車で約15分の場所にある、島根を代表する定番観光スポットです。大国主大神を御祭神とする「出雲大社」は、縁結びの神、福の神として親しまれ、そのご利益にあやかろうと多くの人々がここを訪れます。神社での一般的な参拝方法は二拝二拍手一拝ですが、「出雲大社」では二拝四拍手一拝と、多くの神社と異なります。

境内には国宝の御本殿をはじめ、多くの重要文化財などの見所がたくさんあります。中でも神楽殿の正面にある大注連縄は圧巻の迫力。長さ約13m、重さ5.2tにも及び、これを目の当たりにすると「出雲大社」にやってきたことを心から実感させてくれます。駐車場も完備されているので、島根・出雲へ出かけた際には、ぜひとも訪れたいおすすめの定番ドライブスポットです。

「宍道湖」は、JR松江駅から車で約5分の場所にある、松江市から出雲市にかけて広がる湖です。周囲の距離は約45kmで、湖の大きさとしては全国で7番目。塩分の割合がそれほど多くない汽水湖で、たくさんの種類の魚介類が生息しています。中でも、しじみや白魚などが漁れることで知られ、島根県を代表する味覚として全国的に有名です。

季節や時間によって様々な姿を見せる「宍道湖」は、日本百景の一つに選ばれています。特に湖上が真っ赤に染まる夕日の様子は、日本の夕陽百選に登録されるほどの美しい絶景を目の当たりにできます。「宍道湖」をめぐる観光遊覧船からサンセットクルージングが可能なので、島根・出雲ドライブの際に、大切な人と楽しんでみてはいかがでしょか。

「日御碕神社」は、山陰道出雲ICから車で約35分の場所にある神社です。出雲神話に登場する素戔嗚尊（すさのおのみこと）が祀られる上の宮と、天照大神（あまてらすおおみかみ）が祀られる下の宮の、二つの社からなる霊験あらたかな神社です。国の重要文化財である権現造りの社殿は、美しい朱色をしています。

現存する本殿は、徳川三大将軍家光の命により再建されたもの。上の宮、下の宮の二つの本殿の天井や内壁には、狩野派や土佐派による美しい装飾画が描かれています。そのほか、竜虎や鶴亀などの見事な彫刻の数々も見逃せません。まるで、竜宮城のような佇まいを見せる「日御碕神社」は、島根・出雲ドライブでは見逃すことができない人気観光スポットです。

「出雲日御碕灯台」は、出雲市駅から日本海方面へ車で約40分の場所にある灯台です。高さ43.65m、海面から灯台のてっぺんまでは63.3mある、日本一の高さを誇る白亜の灯台です。設立が1903年と歴史が古く、硬い石材と内側のレンガにより、内部に空間がある特殊な二重構造をしてることから、歴史的文化的価値の高さが評価されています。

1998年には「世界の歴史的灯台百選」に選ばれ、2013年には国の登録有形文化財に選定されています。灯台の内部には一般の人が登れる螺旋階段があり、灯台の上にある展望台へと登ることができます。展望台からは島根半島の絶景を一望できるほか、はるか日本海に浮かぶ隠岐の島々を眺められます。島根・出雲ドライブの人気定番スポット「出雲日御碕灯台」へ足を運んでみませんか。

「美保神社」は、国道431号線を日本海方面に北上し、車で約50分の場所にある神社です。えびす様で知られる事代主神（ことしろぬしのかみ）と、五穀豊穣、夫婦和合などの神である三穂津姫命（みほつひめのみこと）を御祭神として祀っています。現存する本殿は1813年に建てられたもので、二殿連棟の特殊な形式は美保づくりと呼ばれ、1981年国の重要文化財の指定を受けました。

美保神社から仏谷寺へと続く約250mの通りは「青石畳通り」と呼ばれています。通りの両側には趣のある旅館や老舗醤油蔵などが立ち並び、大正時代にタイムスリップしたかのような、レトロな雰囲気に包まれています。与謝野晶子や西條八十らが訪れた旅館や旧家などがあり、島根・出雲ドライブではぜひとも訪れたい穴場スポットです。

「由志園」は、JR松江駅から車で約30分の場所にある日本庭園で、宍道湖の隣にある中海に浮かぶ大根島にあります。20万年前の噴火でできた大根島は、豊富なミネラルを含んだ土壌のため牡丹の栽培に最適で、日本一の牡丹の栽培値として知られています。周囲12kmほどの大根島へとドライブで車を走らせると、池泉回遊式庭園である「由志園」にたどり着けます。

「由志園」では、栽培が難しいとされる牡丹を、1年中を通して鑑賞できます。特に、ゴールデンウィークの時期には、250種類、約2万本もの牡丹が咲き乱れる見事な様子を目の当たりにできます。また、秋にはライトアップされる美しい紅葉、冬には可憐な花をつける寒牡丹が鑑賞できます。「由志園」は年間を通して楽しめる、島根・出雲ドライブで訪れたい知る人ぞ知る穴場スポットです。

「足立美術館」は、JR安来駅から国道9号線、県道45号線を経て車で約15分の場所にある美術館です。1970年、地元出身の実業家・足立全康氏により開館しました。日本画の巨匠である横山大観のコレクションを中心に、富岡鉄斎や川合玉堂の近代日本画や北大路魯山人の陶芸作品のほか、現代日本画などの美術品の数々を鑑賞できます。

「足立美術館」は、約5万坪にも及ぶ日本庭園を有しています。閑静な雰囲気漂う庭園に足を運べば、日常の喧騒から離れて心が落ち着くのが感じられます。中でも、横山大観の名作「白沙青松」をもとにつくられた「白砂青松庭」は、松と白砂の対照的な色合いが堪能でき、芸術にも匹敵する庭です。島根・出雲ドライブで芸術に触れられる「足立美術館」を訪れてみましょう。

「八重垣神社」は、JR松江駅から車で約15分の場所にある神社です。素盞嗚尊（すさのおのみこと）と稲田姫命（いなたひめのみこと）を主祭神とし、古事記に出てくる八岐大蛇（やまたのおろち）の神話で知られています。そのことから、縁結びのご利益があるということで、島根・出雲ドライブでは多くの人たちがお参りに訪れます。

境内には、稲田姫命による、仲睦まじい夫婦の象徴と崇められる「夫婦椿」や、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した際に詠まれた、日本最初の和歌とされる歌碑などがあります。また、宝物殿には、素盞鳴尊や稲田姫命などの六神像が描かれた壁画が公開されています。島根・出雲ドライブの際には、見どころがたくさんある穴場的スポット「八重垣神社」へ足を運んでみましょう。

「石見銀山」は、JR太田市駅から車で約20分の場所にある、島根・出雲ドライブでは外せない定番観光スポットです。鎌倉時代末期に発見され、最盛期を迎えた安土桃山時代には、国内の3分の1にも及ぶ銀を産出していたとのことです。2007年、世界遺産に登録されて以来、島根・出雲ドライブを楽しむ多くの観光客が訪れています。

「石見銀山」に足を運ぶと、明治以前は間歩（まぶ）と呼ばれていた、坑道の一部を見学することができます。また、「石見銀山」へと続く石見銀山街道には商家や武家屋敷などの建築物が立ち並び、その当時を様子を伺うことができます。ドライブで島根・出雲に出かけた際には、ぜひ人気の観光スポット「石見銀山」へ出かけてみてはいかがでしょうか。

「道の駅キララ多伎」は、山陰道出雲ICから県道337号線を経て、国道9号線を日本海方面へ車で約15分の場所のある道の駅です。ヨーロッパの童話に出てきそうなおしゃれな北欧風の建物が印象的。夕日が見える道の駅として知られていることから、日本海に沈む美しい夕日を目の当たりにしようと、多くの人が島根・出雲ドライブでここと訪れます。

館内はレストランやお土産物屋など、観光客に嬉しい施設が充実しています。中でも、多岐町の特産品であるイチジクを使ったスイーツが人気。ソフトクリームやクレープのほか、ジャム、パイ、カレーなどの加工品を買うことができます。カップルで二人の願いを叶えたい愛の鐘もあるので、今度の島根・出雲ドライブで大切な人と出かけてみましょう。

「道の駅ゆうひパーク浜田」は、浜田自動車道浜田ICから浜田バイパスを益田方面に、車で約5分の場所にある道の駅です。小高い丘の上にある道の駅で、浜田港を一望することができます。1階フードコートでは、カレーやハンバーガーなどが食べられる飲食店があります。また、2階には日本海に夕日が沈む絶景を楽しみながら、地元の食材を豊富に使ったメニューが食べられます。

「道の駅ゆうひパーク浜田」には、子供連れの家族が楽しめる公園や広い芝生の運動場があります。また、遊歩道の途中にある展望台は、浜田の観光名所であるマリン大橋が一望できるほか、季節になると眼下の港から打ち上げられる花火の穴場鑑賞スポットになります。今度の島根・出雲ドライブの途中に、ぜひ足を運んでみてください。

「立久恵峡」は、JR大田市駅から車で約30分の場所の、神戸川（かんどがわ）上流にある峡谷です。奇岩柱石がそびえ立つ姿は「山陰の耶馬渓」ともいわれるほどの絶景スポット。渓谷沿いの遊歩道を散策しながら、約2kmに及ぶ絶景を眺められます。森林浴にも最適なので、島根・出雲ドライブでは多くの人がやってくる定番の観光地です。

途中には不老橋と浮嵐橋の2つの橋があるほか、展望台や霊光寺、五百羅漢などの見所がたくさんあります。春にはつつましく咲く山桜、夏にはマイナスイオン中森林浴が楽しめます。また、秋には渓谷を彩る美しい紅葉を鑑賞し、冬には白銀の世界に包まれた「立久恵峡」を目の当たりにできます。年間を通して魅力溢れる「立久恵峡」は、島根・出雲ドライブでは見逃せない観光スポットです。

「大山隠岐国立公園三瓶山」は、JR大田市駅から車で約30分の場所にある国立公園です。主峰の男三瓶を中心に、6つの峰がグルっと円を描くように旧火口である室ノ内を取り囲んでいます。ここでは、国の天然記念物に指定されるブナの天然林を目の当たりにすることができます。また、山裾には北の原、東の原、西の原の3つの高原が広がり、レジャーを楽しむ多くの人で賑わいます。

北の原では大自然の中キャンプが楽しめたり、冬にはスキーを満喫できます。また、東の原は夏は牛の放牧場として利用されたり、見晴らしの良さから夜には星空観測を楽しむことができます。登山活動も盛んなほか冬にはスキーができます。そのほか三瓶山南側には穴場的な温泉もあり魅力ある場所満載。年間を通して楽しめる「三瓶山」へ、島根・出雲ドライブで足を運んでみましょう。

「中海」は、JR松江駅から車で約10分ほどでたどり着ける湖です。島根県と鳥取県にまたがり、全国で5番目の広さを誇ります。宍道湖と同じ汽水湖のため豊富な種類の魚介類が生息するため、漁業が盛んに行われています。また、ガンや鴨、多くのコハクチョウが飛来する日本の集団渡来地の南限に当たるので、バードウォッチングの盛んな場所として知られています。

夏から秋にかけては、水上スキーやウインドサーフィンなどのウォータースポーツをしたり、釣りなどを楽しむ多くの人たちで賑わいます。鳥取県米子市にある湊山公園からは日本海に沈む美しい夕日を眺められることから、カップル達にも人気の観光スポット。「中海」は、島根・出雲ドライブで宍道湖とともに訪れたい山陰地方の湖です。

「松江城」は、JR松江駅から車で約10分の場所にある、島根を代表する定番観光スポットです。1611年、堀尾吉晴によって完成しました。2015年に国宝に指定されて以来、島根・出雲ドライブを楽しむ多くの人がここを訪れます。全国に現存する12天守中で、唯一の正統天守閣といわれる威厳あるその姿は、見るものを魅了するほど立派な佇まいです。

見た目の美しさもさることながら、城内にも付櫓や石打ち棚、桐の階段、石落としなどのたくさんの見所があります。また、水の都と呼ばれる「松江城」では、堀を船で巡ることができる名物「松江堀川めぐり」を体験したり、お城周辺には武家屋敷や小泉八雲旧居などのたくさんの見所があります。「松江城」は、島根・出雲ドライブでは絶対に訪れたい人気スポットです。

いかがでしたか。島根・出雲ドライブで出かけてみたいお気に入りのスポットが見つかりましたか。島根・出雲には一度は出かけたい定番スポットから、大自然の中に身を委ねられる絶景スポットなど、魅力的な場所がたくさんあります。今回ご紹介したスポットを参考にして、ぜひ島根・出雲ドライブを楽しんでください。