鳥取の郷土料理＆名物グルメ一覧！名前の由来や調理レシピ動画も！

鳥取の郷土料理には、ご飯のお供になるようなものが多いという特徴があります。名産品を活かした料理がよく見られるのも特徴的なポイントとなっているでしょう。歴史が深い郷土料理も多く、現在でも料理店などで提供されています。

鳥取の気候は、日本海側に面しているため涼しいことが多く、冬の時期には降雪量が高くなるでしょう。また、春や秋の季節には晴れることが多く、夏や冬には気温が上がりすぎたり冷え込みすぎたりすることがなく、過ごしやすいことが多い、という特徴もあります。

鳥取では、らっきょうやねぎを食材に用いることが多いです。鳥取砂丘があるためらっきょうの生産が盛んとなっていて、ご飯にもよく合う一品として用いられているでしょう。ぴりっとした辛味があるため、パンチの効いた味わいを楽しみやすくなります。

また、ねぎの中でも白ねぎが名物となっていて、ねぎをメインにした郷土料理もよく見られるでしょう。鳥取県の全域でよく使われている食材のため、観光で訪れた料理店でも目にする機会が多いという特徴があります。

鳥取県の郷土料理の砂丘らっきょう漬けは、お土産としても人気で有名であるという特徴があります。江戸時代の頃から生産が始まっていたらっきょうは、水が少なくても育ちやすいという特性があり、鳥取の気候に適していたことから郷土料理が発祥しました。鳥取砂丘でよく栽培されたことが名称の由来になっています。

みりんや砂糖を煮詰めたものにメインとなる食材のらっきょうを入れて漬ける、という調理方法が特徴的でしょう。

鳥取県の郷土料理であるどんどろけめしは、豆腐をメインにした作りが特徴的です。葬儀の際に賄いが終わった時によく食べられたことから発祥していて、豆腐を乾煎りする時に雷に似た音がすることから、どんどろけという名称が付きました。豆腐の他に山菜も食材として使われ、ご飯に乾煎りした豆腐などの食材を入れ炊き込むという作り方になっています。

鳥取県の郷土料理として有名な白ねぎ鍋は、ねぎをメインにしているのが特徴的です。鳥取ではきれいな水を活かした白ねぎの生産が盛んだったことから発祥しました。白ねぎをたくさん味わうことが名前の由来となっていて、細かく切った白ねぎが食材として使われます。昆布とかつおのだし汁に白ねぎをくぐらせて頂く、という調理方法になっているでしょう。

鳥取県の人気な郷土料理は、大山おこわです。山菜が多く使われていることが特徴的で、大山山嶺で山の幸がふんだんに採れたことから発祥しました。名前の由来も大山山嶺から来ていて、食材はお米のほか、ちくわなども使われます。お米を醤油風味に味付けし、食材と一緒に柔らかく炊き上げる調理方法となっているでしょう。

鳥取県の名物の郷土料理は、春雨茶わん蒸しです。茶碗蒸しの具材に春雨が入っていることが特徴的で、卵が貴重な時代があり、かさ増しとして春雨が使われたことから発祥しました。三つ葉やしいたけも食材として用いられやすく、太めの柔らかく煮た春雨やその他の食材とともに溶き卵を入れて蒸す作り方となっています。

鳥取県の名物の郷土料理は、小豆汁の雑煮です。丸いお餅が使われているという特徴があり、鳥取県のうち下に位置する地域から発祥したとされていて、小豆がメインの食材となっています。

地域によって小豆が多めであったり汁が多めであったりとまちまちですが、現在では小豆をよく茹でてから砂糖を入れ、茹でた丸餅を加える作り方をすると美味しく調理しやすいでしょう。

鳥取で人気な名物グルメや郷土料理の1つは、牛骨ラーメンです。牛の骨が活かされたスープが特徴的で、もともとラーメンのスープ作りに牛骨が使われる文化があったことから発祥しました。もやしや縮れ麺が食材となっていて、なるとの代わりにかまぼこが使われる場合もあります。

牛骨でだしを取り、麺を湯がいて具材とともに盛り付ける調理方法となっているでしょう。

鳥取県の名物グルメと郷土料理のうちの1つは、柿の葉寿司です。柿の葉で包まれた見た目が特徴的で、海から離れた地域でも美味しいお寿司を湯がいて食べられるようにと作られたことが発祥となっています。名前の由来も柿の葉を使っていることから来ていて、マスが材料になっているのも特徴です。

塩とお酢で〆たピンク色のマスとご飯でお寿司を作り、緑色の柿の葉で包んで彩りをよく見せる調理方法になっています。

鳥取県の人気でおいしい名物の郷土料理は、カニ汁です。カニをまるごと入れた見た目が特徴的で、松葉ガニが鳥取沖で冬の時期に捕れることから発祥しました。名前の由来もカニを使っていることからで、松葉ガニのうち安く仕入れやすい親ガニがメインの食材として使われます。

カニをよく茹でて味噌風味などで仕立てたり、ご飯の上に乗せて食べる調理方法がよく挙げられるでしょう。

鳥取県の人気で有名なおいしい名物の郷土料理は、いただきです。おいなりさんのような見た目が特徴的で、弓ヶ浜という地域で農業や漁業の傍ら食べるお弁当として発祥しました。名前の由来はいただきという郷土料理の三角形が山の頂に見えたから、ということから来ているのもポイントです。

油揚げやご飯が食材として用いられていて、油揚げの中にまだ火を通していないお米や野菜を入れてからまるごとだし汁に入れてしっかりと煮込むという調理方法になっています。

鳥取県のおいしい名物や郷土料理の1つは、スタミナ納豆です。納豆をふんだんに使った見た目が特徴的で、鳥取県の給食としてよく出されるおかずとして発祥しました。にんにくなどを使った元気になれる一品というのが名前の由来となっています。しょうがやにんにく、ネギ類と一緒に納豆を混ぜる調理方法となっているでしょう。

また、丼にして調理する際にはきのこ類や鶏肉と一緒に炒め合わせて混ぜてご飯の上に乗せて食べる、という調理方法が取られることもあります。

鳥取県の郷土料理は、いわしだんごです。だんご状に丸めた見た目が特徴的で、節分の時期のおかずとして作られたことから発祥しました。また、いわしをよく叩いて作ったことからいわしだんごという名称になり、いわしの他にはにんじんやごぼうといった根菜類が食材として使われます。

作り方は、まずいわしを包丁で形が崩れていくまで叩き、醤油や砂糖で味付けして野菜をすりおろして混ぜてから、片栗粉を入れて丸く成形し、揚げて調理する流れとなっています。

四国地方の県だけでなく鳥取県の郷土料理としても知られるおいりは、ひなあられに似た見た目が特徴的です。ひな祭りなどのお祝いごとのために作られた流れが発祥となっていて、ポン菓子が使われている食材となっています。砂糖や水飴とポン菓子を混ぜて丸めて固めて作られる手作りの調理方法となっているのもポイントです。

新潟県ではえごという名前の郷土料理になっている、鳥取県の郷土料理のいぎすは、羊羹のような見た目が特徴です。冠婚葬祭などで提供される特別な料理として発祥し、いぎす草という海藻がメインの食材となっているでしょう。食材の名前をもじったことが名称の由来となっています。

いぎす草をよく煮て溶かしたあとに容器に入れて待つと固まっていくため、しっかりと固まったあとで食べやすい大きさに切る、という調理方法が挙げられるでしょう。

鳥取県の有名でおいしい郷土料理はらっきょう甘酢漬けです。甘酢で漬けることで風味がさらに豊かになっているのが特徴でしょう。鳥取砂丘でらっきょうの生産が盛んだったことから発祥し、らっきょうがメインの食材です。水と角砂糖を鍋に入れて煮てからお酢と唐辛子を加えて甘酢を作り、瓶の中にらっきょうと一緒に漬けるというやり方が調理方法となっています。

鳥取の有名でおいしい郷土料理について知って、実際に取り入れてみましょう。どんな食材が有名でおいしいのかチェックすれば、旅行で訪れるスポットを検討する際に参考にすることができるのもポイントです。どんな食文化があるのか把握して、かんたんな作り方についても知って、食卓に変わり種を追加して楽しんでいきましょう。