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佐賀県の郷土料理について紹介します。佐賀県は有明海と玄界灘に挟まれており、独特な海産物や佐賀牛を中心としたおいしい料理が有名です。米作りも盛んなことから、農作物の多くを穀類でしめます。
佐賀県は夏と冬の寒暖の差が激しいですが、比較的過ごしやすい気候です。県中央部に列になって並び続く天山山系を境界にして、北よりの部分は日本海型気候、南よりの部分は内陸型気候に分けられています。年間の平均気温は16℃前後で全般的に穏やか。しかし、佐賀市の気温は都市化の影響により、ほかの県と比較するとだんだんと、高くなってきています。
佐賀県では、よく海苔を使います。学校の給食に頻繁に出ます。海苔の生産量は3位ですが、消費量は1位です。佐賀県の子供達は、小さな頃から海苔を食べ育っています。そして大豆も良く食べられています。お豆腐としても納豆でも人気の食材です。「フクユタカ」という大豆は、高い品質で豆腐用として大変人気のある商品です。
また意外なことに、鯛も良く使われる食材です。佐賀では鯛の値段が他県に比べ安く、夕飯の食材でも使用されます。さらに祝いの席では、鯛の料理が必ず出てきます。そしてごぼうやれんこんも良く使われる食材です。がめ煮など煮物は夕飯に良く出ます。大豆が有名な佐賀では、醤油も美味しいため、煮物などよく家庭で作られます。
JAグループ佐賀管内肥育農家にて飼育された黒毛和種で、マイルドな赤身の中にきめが細かく、味わい豊かな脂肪が入った、全国トップクラスの人気の霜降り和牛です。佐賀県のおいしい空気で、子牛の頃から丁寧に育てています。甘くて深みのある有名な佐賀牛は、ステーキやしゃぶしゃぶなどで、食べるのが良いでしょう。実際の焼き方は下記動画を参考にしてみてください。
有名な呼子産・ケンサキイカ(3月~9月)やアオリイカ(12月~3月)を、職人さんが素早くさばき、透明で新鮮でおいしい、イカの活きづくりが食べれます。ケンサキイカは、あまり周知されてませんでした。ところがイカの活きづくりとゲソの天ぷらを、一緒に販売したところ、口コミで評判となり名物となりました。
イカ活きづくりを食べたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
お祭りやお祝いの時には、外せない佐賀県の「がめ煮」は、名物の郷土料理です。福岡・佐賀では有名で人気のある、がめ煮は博多弁で「よせあつまる」を「がめくりこむ」ということから、がめ煮になったとの説もあります。かみごたえがあり、おいしい上に栄養分の多い野菜が入っており、夕飯におすすめです。がめ煮を作りたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
佐賀で昔からある飽きのこない味の、郷土料理です。小麦粉の麺とさといも・ごぼう・しいたけなど体によく、麦味噌の味がアクセントのおいしい人気料理です。麦作りが盛んな佐賀県では、昔お米の代わりに良く食べられていました。急なお客様や祝い事にも出され、稲刈りのさいには、おいしい間食として出されました。だご汁を作りたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
ムツゴロウは有明海の人気者です。そして蒲焼にした料理がおいしいと有名です。旬は5月から9月ですが、出てきた蒲焼を見た時は、少し驚きますが味は大変おいしいです。生きたままのムツゴロウの口に、串を差し込み裏と表を上手に焼きます。うなぎの蒲焼用のタレに何度も浸します。身がしまり全て食べれます。ムツゴロウの蒲焼を作りたい方は以下の動画を参考にしてみてください。
佐賀市内の喫茶店で、昭和50頃まかないとして出していたのが発祥です。シシリアンライスには、出来立てのご飯その上に、焼いたお肉その上に、サラダその上にマヨネーズで完成です。シンプルですがすべての食材が混ざり、マヨネーズの味が絡まると絶妙なバランスの味になり、やみつきになります。バランス良い、名物料理です。実際に作りたい方は、以下の動画をごらんください。
須古寿司は有明海で有名な、ムツゴロウを使用した押し寿司です。佐賀県杵島郡白石町が発祥で、須古米を使用した酢飯を、もろ蓋を使用してムツゴロウの蒲焼や有明海の魚、山菜などを豊かに盛り付けしへらを使い切り分けます。すし酢には、名物のムツゴロウの蒲焼の骨を漬け込んだ、合わせ酢を使用します。須古寿司を作りたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
日本最大美肌の嬉野温泉は、大変有名ですが、実は湯豆腐発祥の地と呼ばれています。大豆本来の甘さが口の中に広がり、何もつけなくてもただただ、おいしい湯豆腐です。水を用いて湯豆腐にすることにより豆腐が溶け出し、汁が白濁してやふわふわと淡雪のようなふんわりした食感が楽しめます。嬉野温泉の湯豆腐を食べてみたい方は、以下の動画を参考にしてみてください。
呉豆腐は、豆乳にくずや澱粉を混ぜて作った豆腐のひとつです。佐賀県で食べられている郷土料理です。胡麻豆腐が発達して呉豆腐が出来たともいわれています。食べるとプリンのようにプルプルしていて美味しいです。九州ではよく使う甘口の醤油で食べたり、ごま醤油でも食べます。大豆の人気に従って、佐賀県の豆腐は、大変注目されています。
佐賀県で呼ばれる「つがに」は、本当の名前は「もくずがに」と言います。「つがに」とお米を一緒に炊いたご飯を、「つがに飯」と言います。佐賀県唐津市の、玉島川(たましまがわ)流域、松浦川流域で食されている郷土料理です。腹や甲羅とエラを取って、味付けはシンプルに塩や醤油で炊き込みます。食べとると「つがに」の甘みとおいしさが口の中に広がります。
春になると、唐津市浜玉町の玉島川に卵を産むために、しろうおが来ます。有名な食べ方が、おどり食いです。お皿の中で動くしろうおを、そのまま口に含みます。口の中で動くので、不思議な感覚になります。他には天ぷら、お吸い物としても食べられます。さまざまな食べ方があり、楽しむこともできるしろうおは、一度は食していただきたい、佐賀の郷土料理です。
佐賀県鹿島市で、300年以上続く「ふな市」は伝統行事です。二十日正月に鹿嶋市では、「ふなんこぐい」をそなえる、習わしがあります。「ふなんこぐい」は、昆布で巻いた「ふな」を、大根やゴボウなどの野菜と共に、煮込むだ郷土料理です。じっくり煮込んで甘くて、フナは柔らかく何もかも食べれます。美味しいの一言です。1月19日の「ふな市」に、ぜひお出かけください。
「みずいも」は、さといもで水辺に栽培し、水気が多く甘みが少ないのが特徴です。その「みずいも」を使い、酢の物としていただきます。夏になると、佐賀の食卓には並ぶ頻度が増えます。冷して食べると更に、美味しくなります。口当たりがよく、シャッキリしていて大変おしいしいです。酢の物は、夏バテの解消にも、効果があるので、ぜひ一度作ってみてください。
佐賀県の郷土料理「かけ和え」は、「酢味噌あえ」のことを言います。季節ごとに食材は変わり、魚はイカになることも、野菜は旬のものをといった感じで、材料は特定されていません。毎日の食卓に、季節を問わず、年間通して食べられます。一番の醍醐味は、季節で変わる野菜の食感を、しっかりと味わえることす。酢の物なので、体に良く元気になります。
朝からつ茶漬けは、唐津のホテルの方々が「ホテルに泊まっていただくのだから、唐津らしいものをご提案したい」という、あたたかい気持ちからうまれたお茶漬けです。ホテルそれぞれで、味付けや食材は変わります。山・海のさちを使用し、お米・海苔・お茶で味噌汁やお豆腐まで全て唐津産で、最高の朝ごはんを、美味しくいただけます。
佐賀県の郷土料理は、素材がそのまま生きて、おいしくいただけます。佐賀県は吉野ケ里遺跡で有名ですが、本当は海の幸に恵まれた、素晴らしい場所です。有名な名物が少なくても、それぞれの地域で、創意工夫して佐賀の名産品を、佐賀県民で作り上げた思いは、コツコツと広まり最高のおいしさに仕上がりました。佐賀は水と空気が綺麗です。つくられた野菜や大豆の味は最高です。
そして佐賀には、家庭で出てくるような、身近な食材を使用したものや、踊り食いといった食感を楽しむものまで、様々な郷土料理が存在します。全ては、佐賀で産まれた食材を、より美味しく・楽しくいただくために、佐賀県民のアイデアが豊富に含まれています。佐賀県民のお客様へのおもてなしは、「喜んでいただく」という言葉が、当てはまるのではないでしょうか。