【長崎】おすすめドライブスポット17選！絶景スポットから穴場の観光地まで！

長崎のイメージといえば、海岸線の展望台や本土と離島を結ぶ橋、またカトリック教会や異国文化との交流の歴史が思い浮かぶでしょう。観光客で賑わう長崎で、定番の人気スポットや知る人ぞ知る穴場の絶景スポットなど、おすすめのドライブスポットを17選ご紹介しましょう。

長崎駅から車で20分ほどで稲佐山の山頂展望台に到着します。長崎市のシンボル的存在の稲佐山から見る美しい夜景は、日本新三大夜景に選ばれることはもちろん、世界新三大夜景にも選ばれました。長崎ドライブ観光の人気のおすすめスポットの定番となっています。

また、長崎の街の夜景だけではなく、山頂から海に沈む夕日の絶景を楽しむこともできるでしょう。山頂までに稲佐山公園があり、鹿や猿などの動物や子供が楽しめる遊具も豊富に設置してあります。山頂からはいつでも絶景を堪能できますが、家族でのドライブは、ツツジの咲く季節である5月頃がおすすめです。

佐世保駅から車で30分ほどドライブすると、西海橋公園が見えて来ます。公園から繋がる完成当時、世界第3位、東洋一と評価された固定のアーチ橋の西海橋は、現在では、旧西海橋（奥）と新西海橋（手前）が見事に共存して、自然と造形物の美しさがコラボした絶景ポイントとして人気です。

また、二つの橋の下から針尾瀬戸の渦潮を見ることでき、新西海橋には、渦潮が見えるポイントにガラス窓が設置してあります。新西海橋は有料で、途中停車ができません。橋の上からゆっくりと景色を楽しみたい人は、旧西海橋を渡ることをおすすめします。

西海橋の周辺は、大きな駐車場や子供達が楽しめる施設がある公園になっていて、そこにはソメイヨシノが1300本、平戸ツツジが3万本も植えられていて、お花見の季節には定番のドライブスポットとして人気です。

佐世保市内から車で30分ほどドライブすると、本土最西端の地として有名な「神崎鼻」の岬に到着します。また、佐世保駅の観光センターで申請すると最西端到達証明書をもらうこともできます。

周辺は漁村の佇まいを感じさせる風光明媚な場所です。最西端の地のモニュメントまでは、山沿いと海沿いの二つの遊歩道が作られていて、モニュメントの前で出会うことが出来ます。カップルで試してみるのもおすすめです。

公園の手前の海沿いの岩場では、夏場の干潮時に潮干狩りを楽しむ人も多いでしょう。近辺の売店では、新鮮なお刺身や時期が合えば、伊勢エビや岩牡蠣、サザエなどが購入できます。また、最西端に沈む夏の美しい夕陽は、写真好きの人には絶好の穴場として人気のスポットです。

長崎空港から車で20分ほどにある大村公園は、江戸時代の当主・大村氏が構えた城跡を公園にしています。桜が二重にお城の周りに植えられています。この場所固有の八重桜の一種であるオオムラザクラやクシマザクラなどの珍しい種類の桜も楽しむことができるでしょう。

また、九州最大規模といわれる花菖蒲園があり、初夏の頃にはたくさんの花菖蒲が訪れた人を楽しませています。花見が楽しめる公園は、それほど広い場所ではなく、ゆっくりと歩いて城内が回れます。ドライブで長崎観光をする時に気軽に立ち寄れる定番のスポットです。

雲仙岳とは、普賢岳、妙見岳などの三峰五岳からなる火山群の総称です。主峰の普賢岳が平成2年に噴火した時に現れた溶岩ドームは平成新山と名付けられました。登山目的の場合は、重装備が必要ですが、ドライブ気分で、雲仙地獄のモクモクとたなびく煙を少し見学するだけでも、壮大な火山の雰囲気を味合うことができるでしょう。

また、平成新山の麓には、しまばら火張山（ひばるやま）花公園が作られ、1.5haの土地に500万本もの美しいポピーの花を楽しむことができます。山頂への登山はできなくても、雲仙岳周辺には気軽に楽しめる穴場スポットがたくさんあるので、ご家族連れでのドライブにもおすすめです。

長崎駅からちょっと遠距離ドライブ。1時間半ほどの距離にある遠藤周作文学館は、代表作である「沈黙」のイメージ通りステンドグラスで彩られた建物です。かなりアクセスの悪い場所にありますが、遠藤周作ファンはもちろん、潜伏キリシタンの史跡巡りに是非プラスしてほしいスポットです。

隣にある思想空間アンシャンテは無料で利用でき、ここからの見える東シナ海は、その蒼さが心に染みて見飽きることがないでしょう。

近辺には、道の駅「道の駅夕陽ヶ丘そとめ」があり、ここに車を停めて歩いて文学館に行くのもおすすめです。長崎の深い歴史と遠藤周作がこの場所で見つけたものを体感できるでしょう。またゆったりと蒼い海と美しい夕陽を見にドライブするには絶好の穴場スポットです。

佐世保駅から車で20分ほど行くと、九十九島パールシーリゾートに到着します。敷地内には九十九島水族館きららがあり、九十九島に暮らす色々な生物を見ることが出来るでしょう。展望台から眺める九十九島も絶景。また、50分間程で九十九島の大自然を満喫できる遊覧船でのクルージングも人気です。

いくつかある展望台の中でも、標高191メートルの石岳展望台は、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地に使われた程、カメラマンの間では、絶景ショットが撮れる場所の定番となっているようです。道幅は狭くて車で離合するのに苦労しますが、美しい島々の造形を目に焼き付けたい人にはおすすめのドライブスポットです。

青空に映える赤い平戸大橋を渡ってすぐの場所に、長崎の美味しいものを集めた「平戸瀬戸市場」があります。海鮮のイメージの強い平戸ですが、ドライブ途中で、「平戸和牛」ののぼり旗も見ることが出来るでしょう。ステーキ定食とお刺身定食のどちらもが人気の定番メニューです。家族でのドライブで気軽に立ち寄れる穴場のグルメスポットです。

平戸瀬戸市場のレストランでは姫様御膳が1,750円で食べられます。その日に水揚げされた新鮮な魚はもちろん、量が少なく一般には出回らない珍しい魚にも巡り合うこともあるでしょう。長崎ドライブ観光で、ランチやお土産を選ぶのにもおすすめです。

諫早インターから長崎自動車道を車でドライブして35分程の距離にある「白木峰高原」は、春のお花見の季節になると桜の花を見にたくさんの人が訪れます。その桜の足元にはなんと約10万本の菜の花が斜面一帯を黄色に染め、桜と菜の花のコラボを楽しめる穴場としてトライブ好きには定番のスポットです。

秋には、畑に植えられた20万本もの色鮮やかで美しいコスモスが咲き乱れます。また、隣接するコスモス花宇宙館では、花のコスモスの絵画と宇宙を意味するコスモスから大型天体望遠鏡により天体観測も楽しめるでしょう。

西九州自動車道の佐々インターから車で30分ほどドライブすると、標高234ｍの長串山の国立公園に到着します。昭和44年から少しずつツツジの植栽が進められ、現在では約10万株のツツジが咲き乱れるツツジの名所として人気があります。毎年4月の中旬からGWにかけて長串山つつじ祭りが開催されてたくさんのイベントが楽しめます。

また4月に満開を迎える久留米ツツジと5月に満開を迎える平戸ツツジがあります。祭りの間はいつ来ても華やかなツツジの絨毯を見ることができるでしょう。

また、佐世保市認定の「九十九島八景」のひとつでもあり、長串山から見える北九十九島の絶景を目的で来る人も多いようです。幻想的なツツジと華やかさと神秘的な島の造形を一緒に楽しめる穴場のドライブスポットです。

佐世保中央インターから車で35分ほど走るとアメリカのログハウスのような店舗を構える「Stamina本舗 Kaya」が見えてきます。長崎のご当地グルメをチェックしてみると「佐世保バーガー」の文字を目にすることでしょう。

戦後、米軍基地の街として発展した佐世保市には米軍向けの商売のひとつとしてハンバーガーの技術が伝わり、それが時を経て、日本人の口に合うようにカスタマイズされたのが佐世保バーガーであるといわれています。

某有名ハンバーガー会社の会長の弟が経営者であるといわれていますが、580円のスペシャルバーガーは、甘めのタマゴ焼きとカリカリベーコン、そしてバンズの焼き具合も全く別物で、意外と懐かしい味を体験することができるでしょう。テイクアウトも可能ですが、出来上がりまで40分～50分もかかるほど混雑している場合もあるので時間をチェックしておくことをおすすめします。

長崎市内から西海市に向かって国道202号線を海岸線に沿ってドライブすると、レンガ作りの美しい建物とマリア像のある「黒崎教会」に到着します。元々は、黒崎地区の地元の信者がレンガをひとつひとつ積み重ねて作られた教会です。観光とは無縁の素朴な教会が最近では、山田洋二監督の「母と暮らせば」のロケ地として有名になりました。

こうもり天井といわれる美しい礼拝堂の内部は、ステンドグラスが織りなす光の造形とパイプオルガンが異国文化や宗教の入り口となった長崎の歴史を感じることができるでしょう。教会の立つ高台からの海を見下ろす景色も絶景です。

長崎港から福江島へはフェリーか高速船を利用すれば車ごと移動することが可能です。フェリーなら3時間、高速船なら1時間半ほどで、福江島に上陸できます。五島列島の中で一番大きい福江島はキリシタンの遺跡群や多くの美しい教会を見ることができます。また遣唐使ゆかりの島でもあり、外国との交流の歴史が学ぶのにおすすめです。

福江島には14か所のカトリック教会があり、異国情緒あふれる雰囲気を感じることができるでしょう。また石田城跡やその菩提寺であった3つのお寺も歴史的な価値のある建物です。また日本の夕陽100選にも選ばれた大瀬崎灯台からの夕陽も絶景です。

佐賀県唐津市と長崎県松浦市にある鷹島を結ぶ2009年に開通した無料の大橋です。別名「しあわせの橋」とも呼ばれドライブ好きのカップルに人気のスタイリッシュな橋梁です。全長1,251メートルの橋のたもとには道の駅があり、レストランで鷹島の海産物を楽しめます。

車で橋を通行中に思わず写真を撮りたくなる人が多いようで、どの車も橋の上ではスピードを落としています。また、橋自体を写真に収めたい人には鷹島に渡って唐津に向かって撮影した方が綺麗に見えるとの情報もあります。

平戸市内から30分弱ほどのドライブで生月橋を渡り生月島に入ることができます。生月町御崎の大バエ灯台の途中に自然が作り出した柱状節理という珍しい形の岩場を見ることができます。名称の由来となった塩俵は、切り立った崖の部分の下の海岸沿いに並ぶ六角形や円形の岩の部分に見ることができるでしょう。

また崖下の海は透き通るように美しく、塩俵の形状を確認することができます。この写真は80ｍの断崖絶壁からのショットです。穏やかな海面に魅了されますが、断崖の形状は波によって長い時間をかけて作られたと思うと自然の偉大さに改めて感激させられるでしょう。

福岡博多港からフェリーに車を積んで2時間。壱岐郷ノ浦港から車で20分程ドライブを楽しんでいると最近インスタグラムで人気のある猿岩に到着します。まるでキスをしているような愛嬌のある横顔の猿岩は、ツーショットを撮るために訪れた観光客で賑わっています。

元々は、神様が壱岐に流されて、猿のような造形の岩になったという神話のある崇高な場所です。今では壱岐の一押し観光スポットになっています。サンセットと猿岩の神々しいショットは心が洗われることでしょう。長崎の離島へのドライブにはおすすめのスポットです。

西九州高速道路佐世保大塔インターから車で一時間弱で長崎バイオパークに到着します。また駐車場は無料で利用でき、長崎市内からハウステンボスまでの間にあるので、子供連れのドライブにはおすすめのスポットです。民間経営の動物園で、ライオンや象などの目立つ動物はいません。年中無休で動物と触れ合うことをコンセプトにした動物園では、カピパラが一番人気です。

南米系の動物が多くみることができる園内では、餌をガチャポンで購入し、気軽にえさやりが楽しめます。リスザルやオウムなども人懐っこく、綺麗に手入れされて小動物と触れ合うことが大好きな人は、是非訪れてほしいドライブスポットです。

長崎観光ドライブは、花・橋・海・島などのキーワードによって目的地を決めて楽しむことができます。また一緒にドライブに出掛ける人と温泉、史跡、夕陽、そしておいしいものを堪能することで楽しい思い出をたくさん残すことができるでしょう。是非、長崎へ車でドライブに出掛けてみましょう。