【長崎】ガチで危険な心霊スポット15選｜見た人の証言・映っちゃった動画多数！

九州の西側に位置する長崎県。日本で唯一海外貿易が行われていた地域、そして原子爆弾が投下された街として、世界的にも有名な都市に位置づけられています。

また、危険な心霊スポットがあることでも注目されており、県内外から多数の人が肝試しに訪れているようです。そこで長崎県にある複数の心霊スポットの中から、特に怖いといわれているスポットを探し、厳選しました。怖くて危険な長崎県の心霊スポットを紹介していきます。

長崎自動車道・長崎芒塚インターを降りてほど近い場所にある「旧日見トンネル」は、「バイクで通ってはいけない」と噂されている心霊スポットです。以前、2人乗りのバイクが事故を起こし、後ろに乗っていた女性の身体がちぎれてしまうという凄惨な出来事があったことがきっかけと言われています。

バイクで通ると下半身が無い女性の幽霊が追いかけてくる、また夜な夜な下半身を探す女性の幽霊が現れるなどといった怖い目撃談があり、この道を避けるライダーは多いようです。現在、ここから少し離れた場所に「新日見トンネル」が作られています。開通は2020年を予定しており、そこが出来るとますます旧日見トンネルを通る人は少なくなるかもしれません。

長崎自動車道の最終地点・長崎インターから15分ほどの距離にある「鍋冠山（なべかんむりやま）公園」の展望台は、景色がきれいなことで有名な観光スポットです。夜は夜景が美しく、カップルや友達同士で訪れる人が多い人気の公園なんですが、展望台下にあるトイレで女性が暴行されて亡くなる事件が起きており、そのせいか女性の幽霊が頻繁に目撃される心霊スポットにもなっています。

また、園内にある遊歩道には石像があり、ここで奇妙な声を聞いた人も多いようです。この声と事件の因果関係は分かっていません。現在はトイレは建て直されており、当時の面影はないようです。ちなみに、事件を起こした犯人は捕まっておらず、既に時効を迎えています。

長崎港から船で40分の場所に位置する「軍艦島」。昔は海底炭鉱の島として栄え、一時は5000人以上の住民が暮らす島でしたが、1974年に閉山。現座は廃墟だけが残る無人島となっています。岸壁と海底坑道は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として、世界遺産・コアゾーンに指定されています。

観光スポットとして有名な軍艦島ですが、実は心霊スポットでもあることはあまり知られていません。労働中の事故で亡くなった人の幽霊や自殺した人の幽霊が出ると言われ、軍艦島で写真を撮ると廃墟の中に潜む幽霊が写り込むこともあるようです。現在は5社ほどの旅行会社がツアーを運営しており、そこに申し込まなければ上陸できないシステムになっています。

長崎自動車道・長崎インターから野母崎方面へ50分ほど行くと、日本最西端の山「権現山」に着きます。ここには展望公園があり、東シナ海を望む絶景の眺めが堪能できるほか、四季折々の花も観賞できる癒しの場所です。しかし、子供の幽霊が度々目撃されており、長崎では有名な心霊スポットのひとつにもなっています。

公園には珍しい形をした鐘「まごころの鐘」が設置されているのですが、この鐘には「3回鳴らすと呪われる」という怖い噂があります。実際、この鐘を3回鳴らしたカップルが、権現山から帰る途中に事故に合って死亡したこともあったようです。もともとは世界平和を願う意味で作られた鐘なのですが、もしかすると良からぬ幽霊が取りついているのかもしれません。

長崎自動車道・長崎インターから市街方面へ15分ほどの距離に、長崎の観光スポットとして有名な「眼鏡橋」があります。日本で初めて作られたアーチ式石橋で、川に移る橋の姿がまるで眼鏡に見えることから「眼鏡橋」と名付けられました。国の重要文化財でもあり、日本三大名橋のひとつに指定されています。

しかし、この場所は爆心地から近い場所にあり、原爆が投下された直後はたくさんの人びとが水を求めてこの川に集まり命を落としていきました。今でも川に浮かぶ白い顔や、ボロボロの服をまとった女性の幽霊が目撃されています。観光スポットでもあると同時に、心霊スポットでもある眼鏡橋。悲しい歴史が刻まれた場所であることは間違いありません。

長崎自動車道・長崎インターから10分の場所にあるグラバー園は、長崎に移住したイギリス人・グラバーの旧邸敷地に作られた有名な観光スポットです。当時は珍しかった洋風の家やグラバーの暮らしぶりが体験できる野外博物館になっており、年間100万人以上の観光客が訪れています。

心霊スポットとはかけ離れたように思えるこの場所に、「日本最古の心霊写真」と呼ばれている写真が展示されていることはあまり知られていません。それは「ハナの結婚式」という写真で、グラバーの娘・ハナが結婚した時に撮られた写真なのですが、良く見ると窓の外側に着物姿の女性が写っています。この女性はいったい誰なのでしょうか。現在でも様々な憶測が飛び交っています。

長崎バイパス・川平インターから10分の距離にある「長崎市立山里小学校」は爆心地から700mしか離れておらず、原爆の被害が最も大きかった場所のひとつといえます。ここには20を超える防空壕があり、原爆が投下された直後にたくさんの人々が避難したようですが、怪我や熱風により命を落としてしまった人が多かったそうです。

現在は3つの防空壕が残されており、修学旅行生が平和学習で訪れる定番のルートでありながら、幽霊が目撃される心霊スポットにもなっています。この場所でふざけたり、平和について真面目に考えずだらけたような態度をすると、頭痛やめまいが起こることがあるようです。

ながさき女神大橋・木鉢インターから10分ほどに位置する「神の島公園」は、小高い丘にある大きな公園です。子どもが喜ぶ大型の遊具、季節を彩る花々、海を一望する展望台など、色々な楽しみ方ができる公園ですが、一方で心霊スポットとしても有名な場所であり、霊感が強い人が行くと幽霊を持ち帰ってしまうそうです。

敷地内には防空壕や砲台の跡、格納庫があり、全体的に重々しい空気が流れています。近くには隠れキリシタンが潜伏していた教会もあります。特に周辺一帯で事件や事故が起こった様子はありませんが、それでも戦争の跡が色濃く残っており、心霊スポットと呼ばれているのもおかしくありません。遊び気分で肝試しに行くことは控えた方が良い場所なのかもしれません。

西海パールライン・小迎インターから西彼杵半島の方面へ50分ほどの行くと、長崎100景のひとつである「つがね落としの滝」にたどり着きます。滝の落差は20m、滝つぼが無く水深も浅いため、子供を遊ばせにくる家族連れも多い癒しの観光スポットです。

しかし、ここはかつてキリシタン狩りが行われた場所。無念にも殺害された人々の幽霊が彷徨っていると言われ、「白い物体を見た」「足を捕まれた」「女性の声が聞こえた」など多くの人が怖い体験をしている心霊スポットでもあります。この世とあの世の境があるとも言われており、霊感が強い人が行くとあの世からコッチを見ている幽霊が見えるそうです。

西海パールライン・小迎インターを3分ほど北上すると、西彼杵半島と佐世保市を結ぶ「西海橋」があります。ここは大村湾と外界の潮がぶつかる場所にあたり、高確率で大きなうず潮が見られる有名な観光スポットです。潮の流れが早く、誤って落ちてしまうと岸にたどり着くことができないといわれる場所。ゆえに投身自殺する人が絶えず、幽霊も目撃されている有名な心霊スポットです。

水浸しの幽霊や、橋から何度も何度も繰り返し飛び降りる幽霊、親子の幽霊が目撃されています。また橋の近くにあるホテルや西海公園、現在は廃墟となっている西海水族館などでも心霊現象が多く起こっており、辺り一帯広い範囲が心霊スポットになっている珍しい場所です。

西海パールライン・小迎インターから大島方面へ30分ほど進んだ山の中に、「大島蛤診療所」という病院がありました。正式名称は「大島鉱業所病院」。結核を患った人が隔離されていた病院だったようです。1970年頃に閉院して廃墟となり、その後は心霊スポットとして肝試しの定番地になっていたようです。

廃墟となった病院にはベッドやイス、注射器やカルテなどがそのまま残されており、廃墟マニアにはたまらないスポットだったといわれています。また肝試しに訪れた人がカルテを持ち帰ったところ、看護師の幽霊が「返して…」と取り返しにきたという怖い噂もあるようです。2006年頃に廃墟は解体され、現在は更地になっています。

長崎自動車道・諫早インターから島原方面へ1時間半弱ほど行くと、島原の乱の舞台となった史跡「原城跡」があります。天草四郎を筆頭に、数万人の隠れキリシタンが起こした島原の乱は、3万人以上の犠牲者を出した悲劇の事件であり、現在でも至るところに人骨が埋まっているといわれる有名な心霊スポットです。

たくさんの人が犠牲となったこの地では、虐殺された人々の幽霊が目撃されたり、どこからともなく血の匂いが漂ってきたり、観光客が急な体調不良に陥ることもあるそうです。慰霊碑が建てられ手厚い供養がされているようですが、現在も絶えることが無い心霊現象。地元の人も避ける、危険で怖い心霊スポットになっています。

長崎港から船で85分、距離にして100kmほどの場所に五島列島があります。大小さまざまな約140の島からなる五島列島は、美しい自然と豊かな恵みが魅力のスポットです。船の発着場からさらに西方面に30分ほど行くと、五島列島でも有名な心霊スポット・茶々子神社にたどり着きます。

ここには、戦に敗れ逃げ込んできた平家の残党・7人のお墓と、その墓を作って手厚く葬った人物・茶々子のお墓が建っています。夜に行くと「誰もいないのに人の気配を感じる」「走行中の車の窓を叩かれる」という怖い現象が度々起きており、この多くは肝試しに訪れた人が体験しています。軽い気持ちでは行くのは絶対におすすめしない心霊スポットです。

福江港から海岸沿いを30分ほど南下したところに、五島列島の自然や環境などが学べる鎧瀬ビジターセンターがあります。五島列島の観光スポットでもある鎧瀬ビジターセンターですが、中にある男性用個室トイレの鏡に幽霊が写るという噂があります。

以前、ここのトイレで自殺した人がいるようですが、未遂で終わったとの情報があります。また、この付近で事故や事件が起きたことも無いようで、鏡に映る幽霊の正体が何なのか詳しいことは分かっていません。今も幽霊が写ると噂されるトイレの鑑にはカーテンがかけられています。

福江港から西に15分ほどの位置に、猪掛区と雨通宿区を結ぶ猪掛トンネルがあります。このトンネルが出来る前は、両区間を行き来するのに峠越えをせねばなりませんでした。カーブの多い険しい峠道では交通事故が多発しており、その状況を改善したいという住民の願いにより平成2年に猪掛トンネルが完成しました。

しかし開通直後から「赤ちゃんの泣き声がする」「男性の幽霊が出る」などという噂が広まり、現在は地元でも有名な心霊スポットになっています。峠道での事故、また工事中に自殺を図った人がいるとの情報もあり、幽霊が出るのもおかしくない場所。とはいえ、住民にすれば貴重な交通動脈です。利便性を考えて恐る恐る利用する人も多い、地域密着型の心霊スポットになっています。

いかがでしたか？長崎県には怖くて危険な心霊スポットがたくさんあり、中には歴史と共に存在している場所もあります。まるで、悲劇を後世に伝えているようです。

今回紹介した心霊スポットの中には、悲しい思いや無念の思いを抱いたまま浄化出来ずにいる幽霊もいるかもしれません。くれぐれも生半可な気持ちで遊びに行かないよう気を付けてください。