【福井】おすすめドライブスポット15選！絶景スポットから穴場の観光地まで！

福井県のドライブスポットを紹介します。福井の観光を公共交通と違い、自由に動ける車を使って、気軽に回れる観光地を紹介します。定番から穴場まで、越前と若狭地方にある、絶景が美しい必見のスポットを厳選して紹介します。

福井県のドライブスポットで、おすすめの定番といえば、東尋坊です。越前加賀海岸国定公園の特別保護地区に指定された景勝地で、福井市内からも非常に近い代表的な観光地です。

名前の由来は、恋愛関係で恨みを買ったり、乱暴狼藉を働いたりした、平泉寺の僧「東尋坊」が、この場所から突き落とされたことからつけられました。

そのようないきさつや、転落防止柵もないため、自殺の名所という負のイメージがついたこともありました。しかし、最近はドライブで楽しめる景勝地として人気が出ています。

東尋坊を構成しているのは輝石安山岩の柱状節理で、世界的にも珍しいものです。そしてここは、春から秋がおすすめです。冬場は日本海らの強風が吹きつけ、危険なので注意しましょう。

福井のドライブスポットの定番が三方五湖でしょう。福井県美浜町から若狭町にかけて、大小5つの湖が並んでいます。湖は海ともつながっております。

海水、気水、淡水とそれぞれ違う水質となっているので、いろいろな魚が生息しています。またこの湖全体を見渡せるよう、三方五湖レインボーラインが通じています。ドライブで楽しめるまたとない景勝地といえるでしょう。

三方五湖は、氷河期の頃は独立した湖でしたが、氷河期が終わり、海面の上昇などにより現在の姿になりました。万葉集にも登場するほど、古くから美しい景勝地として人気があります。

三方五湖の季節は、春、夏、秋、冬、それぞれに魅力があり、何時でも楽しめるのが特徴です。2005年にラムサール条約湿地に登録された絶景スポットに、ぜひドライブしてみましょう。

福井県のドライブで越前海岸は外せません。定番のスポットで、南は敦賀市、北は坂井市の東尋坊まで続く日本海側の絶景は、美しい風景が続いています。

ドライブで走行していると、珍しい奇岩が続いており、走っていて飽きることはないでしょう。特に自然のトンネル呼鳥門、100mの大断崖の鳥糞岩は見逃せません。

特に越前海岸の中心にある越前岬からの美しい夕日は大人気です。そんな越前海岸にもとくに季節を選びませんが、しいて言えば水仙の咲き誇る冬の時期が最も美しいです。

越前海岸は人気のドライブスポットですが、全体で85キロメートルほどの距離と長めです。疲れた時には、途中鯖江市や福井市に、ショートカットできる国道を使ってください。

福井県の若狭湾にあるエンゼルラインは、定番というよりやや穴場の雰囲気があるドライブスポットです。小浜市の中心にも近く、全長9.7キロメートルと気軽の走りながら、美しい絶景が楽しめるでしょう。

最終的には標高619メートルの久須夜ケ岳まで続いています。そこから見られる風景は、若狭湾が一望でき、天候が良ければ遠く越前岬まで見渡せます。

エンゼルラインは無料開放されていますが、通行時間が7時から19時までと時間制限があります。また冬の時期（12月初めから3月末）までは閉鎖しますので、注意しましょう。

そのほか、雨量が激しい時も通行止めになることがあります。また、近くに三方五湖レインボーラインがあるために、両者をセットでドライブするのが人気です。

福井をドライブするスポットで、穴場といえるのが北潟湖（きたがたこ）です。福井観光の定番芦原温泉の近くにあり、北東方面に長い湖は石川県境と接しています。

2万年前の浸食で出来た谷に、水が流れ込んでできた湖で、日本海との水位差がほとんどないため、海水入りやすい特徴があります。国道306号線沿いに車を走らせてみましょう。

人気のスポットは、湖に架かるアイリスブリッジです。赤い橋は昼間の青空とも映えますし、夕日とのシルエットにも素晴らしい絶景を見せてくれます。

とくに季節は関係ありませんが、イチオシは6月から8月でしょう。6月頃にはハナショウブが咲き誇り、8月にはカヌー大会が行われます。またあまり観光地化されていないのも、根強い人気があるスポットです。

福井県のドライブスポットでも穴場のような場所が、福井城址です。ここは福井市の真ん中にあるので、車で福井に観光に来る際に、最初に立ち寄るのが定番でしょう。

このスポット自身には駐車場がありませんが、市の中心部という場所柄、周辺には数多くの駐車場があるので安心です。

福井城は朝倉・柴田などの支配の後、徳川家康の次男、結城秀康が築城しました。秀康の後、松平氏が治めますが、その際それまでの「北の庄」を「福井」と改めました。

季節も関係なく、年中楽しめるスポットで、当時の石垣などの遺構が見どころです。ところが中心には福井県庁などがあるため、市民からの人気が悪いです。しかし2019年に県庁を移転し、跡地を公園として整備する計画が検討されましたので、今後が楽しみでしょう。

福井のドライブで、美しい花を愛でるのでしたら西山公園がおすすめです。これは、メガネの町でおなじみの鯖江市にある公園です。

公共交通でも気軽に行けるスポットですが、公園には駐車場も完備していますから、気軽に車で遊びに行けます。また公園の南側には道の駅がありますから、ショッピングやグルメにも困りません。

西山公園では、四季の花を愛でることができます。11月の紅葉なども美しいですが、最も素晴らしいのはツツジです。日本海トップクラスを誇る、美しいつつじ5万株が咲き誇る5月頃に、ドライブで目指しましょう。

また、動物園も併設しており、人気のレッサーパンダをはじめ、テナガザルやインドクジャクなどが飼育されてます。入園料が無料というのもありがたいところです。

エンゼルランドふくいへは、ファミリーでドライブした時には、ぜひ立ち寄ってみましょう。ここには子供が喜ぶ施設が集まっています。場所は福井市すぐ北側、坂井市の春江地区にあります。

ここは、科学をベースにした児童館といった雰囲気の、新しいスタイルの施設で、コンピューターを使った部屋やモノづくりが体験できる、クラフトルームがあります。

エンゼルランドふくいの名誉館長は、日本初の宇宙飛行士の毛利衛氏です。それは毛利氏の父がこの場所の出身地であることから本人が引き受けました。

そんなこともあり、宇宙に関する施設も存在し、スペースシアターでは、プラネタリウムや全天周映画が上映されます。ここは季節関係なくドライブに来る観光客はもちろんのこと、地元福井の子供たちにも大人気スポットです。

ドライブでこそ行ける福井の観光スポットのひとつが、熊川宿（くまがわしゅく）です。ここは、小浜市の山の中の街道沿いにあり、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

元々室町時代に沼田氏が山城を築いた場所だったこの場所に、1589年鯖街道の宿場町として整備しました。琵琶湖畔の近江今津とおばまのちょうど中間に位置します。

江戸時代大変賑わいのあった旧街道は明治以降に衰退しましたが、そのことが再開発を免れ、当時の面影を現在に残しました。当時の食文化を担った鯖街道の名残を見に行きましょう。

このスポットは四季折々の顔があり、冬場の雪が積もった姿も美しいです。しかし、日本海側の山間にあるので、ドライブテクニックに慣れていない場合は冬以外の訪問が無難でしょう。

福井の定番スポット東尋坊の近くにある雄島も、セットでドライブしたい名所です。場所は東尋坊からさらに北側にあり、車で10分もかかりません。

独立した島ですが、赤い橋が架けられており、橋のたもとに無料駐車場があります。橋を渡った先には、パワースポットの大湊神社、1954年初点灯の雄島灯台、そして断崖に湧き出る水瓜割の水と見どころ豊富です。

雄島は、東尋坊で自殺した死体が流れ着く島とも言われ、心霊スポットとしての顔があります。そのため夜間などでひとりで行くことは避けましょう。また島へは時計回りで回る方が良いとされます。

おすすめの時期は冬場以外です。東尋坊同様冬の日本海は波も風もきついので、穏やかな春以降に行く方が、楽しい時間を過ごるでしょう。

日本海に面した福井県で、最も海に親しめるドライブスポットが、気比松原（けひのまつばら）です。関西や名古屋方面から福井県に入る場合に最初に立ち寄る町、敦賀市にあります。

美しい景勝地として、日本の様々な100選に選定されました。長さは1.5キロメートルある砂浜で、樹齢200年ほどあるクロマツやアカマツの森が続きます。松原内には遊歩道も整備されました。

古くは氣比神宮の神苑して管理され、9世紀には渤海国の使節をもてなす館などもありましたが、織田信長に没収されます。その後、江戸時代は小浜藩の御用木とされ、明治以降は国有林になりました。

そんな気比松原は、なるになれば海水浴場として開放されますから、夏のドライブがおすすめです。海水浴を楽しむのはもちろんですが、松原や海辺など、美しい風景も見逃せません。

福井で歴史的なところをドライブするなら、丸岡城は外せません。なぜならばここには日本最古の天守閣が現存しているからです。場所は坂井市にあり、福井市街からも近いです。

丸岡城は、柴田勝家の甥の勝豊が築城し、江戸時代は丸岡藩として機能しました。明治になり天守閣意外は破棄されました。1955年福井地震で天守閣は倒壊しましたが、7割の材木をそのまま利用して忠実に再建され、重要文化財に指定されました。

そんな丸岡場でおすすめの時期といえば、春です。城のある霞ヶ城公園は、日本のさくら名所100選にも指定されました。天守閣を背景にした昼の桜、ライトアップされた夜の桜どちらも甲乙つけがたく美しいでしょう。

公園内には無料駐車場や有料駐車場があるので、ドライブでも行きやすいです。しかし桜の花が咲くころは混み合いますので、早い時間に行くなどしたほうが無難です。

福井でも穴場といえるドライブスポットが、瓜割の滝です。これは若狭町にあり、小浜市の近くにあります。湧水が傾斜を下って滝になっているスポットで名水百選や水の郷百選にも選ばれました。

名前の由来は、11.7度と冷たい水によるもので、冷たさのあまり、瓜が自然に割れた故事からです。そんな湧水の水量は1日4500トンと豊富で、水の森との異名を持ちます。

ここは真言宗の仏教寺院「天徳寺」の境内になり、修験者が修行した歴史があります。そのほかにも朝廷が雨乞いをした場所でもあり、水とのかかわりが大変深いと言えます。

そんな瓜割の滝のおすすめは、夏の避暑でしょう。滝というより湧水があふれる場所で、高低差は低いですが、マイナスイオンには満ちています。夏の暑い時にぜひ滝でしのぎましょう。

福井のドライブで立ち寄って楽しい道の駅のひとつが、道の駅名田庄です。これは現在おおい町に属していて、京都から直接若狭地方を目指すときに福井県側に入ってすぐのところにあります。

人気の道の駅のひとつで、2000年にはアメニティ部門総合デザイン賞を受賞しました。道の駅にはトイレや休憩コーナー、レストラン、特産品販売などが揃っています。

そして、一般的な道の駅の使節の他にも珍しい穴場スポットがあり、陰陽道の安倍晴明の末裔、土御門家の旧地が資料館になった、おおい町暦会館があるので、ぜひ貴重な資料を見ておきましょう。

道の駅なのでとくに季節関係なく通年楽しめるスポットです。しいて言えば桜の花咲くころでしょう。特に山間の場所にあるため冬は雪が多く積もるので、ドライビングテクニックに慣れていない人は避けた方が無難です。

道の駅九頭竜（くずじゅう）は、福井県の山奥大野市にあるドライブに最適なスポットです。大野市の先にあり、越美北線の終点九頭竜湖駅に隣接しています。


またすぐ近くにある人造湖、九頭竜湖の絶景が美しいです。道の駅には普通車65台駐車できるスペースがあり、トイレや休憩室物産販売所があります。弁当は売ってますがレストランが無いので注意しましょう。

九頭竜湖を形成している九頭竜ダムは、洪水の調節や発電を目的として1968年に完成しました。道の駅で休憩した後、湖をドライブすると四季折々の風景が見られます。

どの時期もおすすめですが、イチオシといえば紅葉の季節です、この時には湖に紅いじゅうたんが広がり、非常に美しい姿を見せてくれます。美しさに見とれて運転が散漫にならないように注意してください。

福井県のドライブスポットは、日本海に面しており海に関する美しい定番の絶景スポットが多いです。しかしその反面山に面したエリアにも歴史を感じる穴場スポットがあり侮れません。公共交通ではなかなかいけないドライブスポットに気が向けばぜひ遊びに行きましょう。